震災後５年目に突入です。2011年3月11日は決して忘れない。どうなっているのか復興 !
NIPPON ! がんばれ! 大和魂全開だ☆
東日本大地震の被害は、まだまだ解決していません。何が正しいのかわからないけれど、
もっともっと、自分ができることを探して、自分ができる事を続けます
心と気持ち、物の大切さを見直します!
がんばれニッポン
つながる! 日本
こんにちは。
以前、もしかしたらブログに書いたかもしれないのですが、
私の家の前には、こういう感じの石が、敷石として昔から入っていました。
ここのお家は、かつて私の祖父が、戦争中に保土ヶ谷から疎開するために
今で言う等価交換のように交換してもらったお家です。
祖父は、保土ヶ谷のお家にあった敷石を
思い出にと、疎開先へ持ってきて、玄関前の道に敷いたのだそうです。
それを今回、大きな工事があるという事で、
現場監督さんや、設計の皆さんやシャチョーさんが色々と知恵を出して、
この思い出の敷石を外構工事が終ったら、道を整地する際に再び元に戻すという計画を立て下さって、
一時的に工事では踏み込めない奥の方へ移動して、埋蔵してくれたのです。
敷石は一枚石で、とても厚くて重たくて、確か１枚７００キロ位あったと言っていたような気がします。
工事中はもちろん、
通行にも、小規模の掘削にも、また、自動販売機の移動のための設置にも
この埋蔵場所は、その都度業者さんに口うるさく注意を促して
工事をしてもらっていました。
ところが…
今回の工事にも関連してはいるのですが
ガス管が古くなったからと言って、大手ガス会社が、管の交換工事をするので
掘りますと言って来ました。
当然、現場監督さんも私も、埋蔵してある石には気を付けて下さいとお願いし
当然気を付けると思っていました。
工事当日、
私も朝、業者さんに『よろしくお願いします』と言って、
ヨロズヤフォーシーズンに入ろう…と思ったその時、
何となく、引きもどされるように、穴を掘っている業者さんに
『この石ね、お祖父ちゃんが昔いた、保土ヶ谷から思い出で持って来た石なんですよ。』
なんて、関係ないのに世間話し始めたのです。
ひとしきり石の話をして、私が社内に引っ込んだのです。
しばらくすると、工事の管理の人が来た。
何かと思ったら
『すみません、そんなに大切な石とは知らず、カッターで切ってしまいました…』
…
…
…
…
絶句
…
あんなに気を付けてと言ったのに、現場監督さんからも言われてるのに、
【知らなかった、どのくらいの深さにあるのか聞いてない】
そりゃあないよおお～～～～
一枚石の真ん中に、カッターの歯形が、一直線に約３センチほどの深さで切り込まれてしまったのです
悲しくて、何だかもうやり切れません。
この後、業者さんの責任者さんも来て確認して謝罪しましたが
今後どうなるのか、これからまた検討していくことになりそうです。
思い出を切り刻まれたみたいな気持ちです。
お祖父ちゃん、ごめんなさい！
どうか、どうか、元に戻してもらえるように、何とか考えてもらえますように！
さて、今日のところはおしまいにします。
でも、あの時、会社の入ろうとして、何となく引き戻されて、
余計な世間話の中で、お祖父ちゃんの思い出の意志の話をしなければ
業者さんは何事もなかったように、敷石を切り刻み
普通に土をかぶせ、アスファルトをかけて終ってしまったでしょう。
きっと、お祖父ちゃんが私を引き戻して、
石の話をしなさいって言ったのかもしれない。
そんな風に思いました。
どうか、良くなりますように！
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