エンジェルからのメッセージ!
肉体を持った私達は、明日の命もどうなるか分かりません。真っ暗の中を歩いているようなものです。それだけに迷ってしまいます。
そうした迷いの中にあっても、正しい道を守り、信じ、広い心を失わなければ、必ずその人の前途に希望を与えてくれるのです。
五官に動かされた狭い心は、広く大きくまあるい自由な心を自ら閉ざしてしまいます。
私達は二つのことを同時に思うことは出来ません。一つしかできないのです。
その一つを悪に思えば、暗い世界に通じ、善を思えば光の世界に通じてしまうのです。
私達は、悪を思ってもいけないのです。
私達の心は、悪を思えば悪に、善を思えば善にと無限性があり、自由なのです。
この自由な心を悪につなげれば、やがて自分自身を苦しめることになるのです。
では、悪とか善は何を基準にしているのでしょうか。
ふつうは、殺人、窃盗は悪だという解釈があります。もちろん、盗んだり殺したりすることは悪に違いありません。
ところが、正しい法から見た善、悪は、そうした行為を動かす心を問題としているのです。
欲しがる心、人を恨む想念は、自分だけよければ言いという自己保存の心、自我我欲の心から生まれるのです。
もし、そのような自我が無ければ、盗んだり、殺めたりする気持ちは生まれてこないのです。
一切の悪は自己保存の心、自己保存から出発するのです。
もし、自己保存の心を正しい道に戻し、足ることを知った生活行為を行えば、この世は調和することでしょう。
エンジェルは言っています。
神の審判は、人の行為ももちろんですが、まず、その行為を行為として働かす、心、自己保存の想念、悪の一念が一番重要視されるのですと。
私達は悪を思わず、常に正しい心を持って正しい道にかなった生活をしなければならないのですと。