「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

本日もガイドで秋の浜に潜りました。

2017年01月22日 16時16分56秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がりません。ご了承ください。

今日も良い天気です。でも風が吹いています。結構強めな北西?南西?です。まぁ、こんな感じなら、秋の浜は風波で問題ないのですが…。しかし、先日通り過ぎた低気圧の影響でしょう、東に抜け発達したので通過後のウネリを出し東ウネリが強烈でした…。それでも秋の浜は潜れるので、潜って来ました。

1本目は際沿いを散策です。

EN後は浅場は揺れるので、一気に沖へ。ある程度出てからアカスジカクレエビを観察。まだ抱卵していますね。

更に沖に出て婚姻色っぽいスジハナダイ・スミレナガハナダイを観察。別チームとすれ違いながらハナゴンべを観察して浅場に戻りました。

浅場ではヒメギンポ婚姻色・ハナゴイ・フリソデエビ・コクテンベンケイハゼ(子供)を見てEXしました。

 

2本目はジョーフィッシュ狙いです。

EN後、沖に出てサラサゴンべを観察。少し沖に出てアカホシカクレエビ×8を見てジョーフィッシュを観察。その後は、ガラスハゼ(ペア)・ムチカラマツエビ(ペア)・イボイソバナガニ(ペア)を見て浅場へ。

浅場ではアンナイボウミウシ・アカスジカクレエビ・クビアカハゼ・シマキンチャクフグ幼魚・別個体のフリソデエビ・コクテンベンケイハゼを見てEXしました。

 


本実はガイドで秋の浜に潜りました。

2017年01月21日 19時59分25秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

予報は大荒れで潜れるか心配していましたが、良い感じで予報が外れ波はあるものの潜れる程度で済みました。久しぶりの「良い方にハズレ」てくれました。秋の浜に潜りに行きました。若干流れがありますが、透明度は良く水温は17.3℃ありました。

コースは左の砂地です。理由は、流れに乗ったからです。

EN後、砂地に行きクリアクリーナシュリンプを観察。直ぐ砂地に降り、ホシテンス幼魚を見て。ノンビリ砂地を散策です。

漁礁では、ショウブハゼの仲間・アミメハギ・ニジギンポを観察。

転石付近では、アオサハギ・コノハガニ(オス)・コロダイ幼魚×2・アケウス?・ハオコゼ(ペア)・ミズヒキガニ・キジハタ幼魚・タツノイトコ×3を観察。

浅場に戻る途中で、テンス幼魚を発見。久しぶりに見たと思ったら、直ぐに潜られげ自沈…。

浅場に戻ってコクテンベンケイハゼ・アオウミウシ・コケギンポの仲間を見てEXしました。

 

 


本日もガイドで秋の浜に潜りました。

2017年01月15日 16時12分54秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

今日も寒い一日になりました…。でも、昨日と比べると風が非常に弱い。おかげで気温的には昨日よりも少し低いと思うのですが、今日の方が温かく感じます。でも海はまだ荒れているので、秋の浜に1ダイブしてきました。強い南西の風が治まった影響でしょうか、水温が気持ち持ち返し16.4℃でした。昨日の2本目と比べると+1.2℃でした。でも流れが強烈で…、超ドリフトしてきました。

ENし沖に出ると早々に流れが…。ソウシハギを発見しましたが、ソウシハギも流れを避けるために海底付近で、体を寝かせていたので非常に見難いい…。そして私たちはドリフトで流されます。イサキも川の流れのように泳いでいましたね、これも流れの影響だと思います。

砂地に着きクロフチススキベラ幼魚・モンツキハギ幼魚・アカシマシラヒゲエビ×2を観察しました。根の壁で流れが遮られているので、ここではジックリ観察できました。

ここからは再度ドリフトへ。ホウボウ・アオサハギ・コロダイ幼魚などを観察しますがドリフトなので、スーッと私たちが流されてしまいます。勿論アオサハギも流されます、泳ぎ下手ですからね(笑い)。ここから面白くなりそうな感じの場所まで行くと、今度は沖出しっぽい流れになりました。早々に諦め、浅場に戻りました。

いつもなら転石の海藻の下にいるハオコゼも流れの影響からか、岩の上に避難していました。ホシテンス幼魚は、流れに乗って私に近づきゲストに見せる前に潜れれてしまい撃沈でした。

浅場に戻り流れが無いので、ノンビリ散策です。ヒメギンポ(ペア婚姻色)・トウシマコケギンポ・モクズショイ・カンムリベラ幼魚などを観察しました。ここでサザサミヤッコ幼魚を見る事が出来ました。ベストシーズンの頃に見た記憶があったのですが、まだ生き残っていたとは…。ちょっと嬉しい再会でした。

 

いや~久しぶりのドリフト、刺激的でしたね。何か大物が出そうな感じはバリバリでしたが…。まぁ感じだけで終わりましたけど。


本日はガイドで秋の浜に潜りました。

2017年01月14日 19時59分34秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承ください。ここのところ、陸上作業に明け暮れて海から遠ざかっていました…。こちらは、後日アップしようかと思います。

さて私が潜っていない間、水温が18℃まで回復しました。が、ここ数日の冬型の気圧配置の影響で大島は南西の風が、強烈に吹き続けています。こうなると一気に水温は下がり…。1本目では15.8℃、2本目は15.2℃とグイグイ下がっています。本当に冬だ…。ちなみにポイントは秋の浜しか潜れません。

 

1本目はジョーフィッシュ狙いで潜りました。

EN後、沖に出てテンクロスジギンポを観察。寒くて出てこない…。

キリンミノ・アカホシカクレエビ×8を見て目的のジョーフィッシュを観察。そのまま、この近辺で散策を続けました。アカオビコテグリ・サツマカサゴ・セミホウボウ・イボイソバナガニ(メス)を見て、浅場に戻りました。アカオビコテグリは久しぶりの観察でした。もしかしたら秋に見た幼魚サイズが成長して若魚サイズになったかもしれません。セミホウボウは、今までペアで観察出来ていたのですが単体になっていました。カミソリウオは消えていました…、水温が水温ですから。

浅場に戻る途中では、アオリイカがスズメダイを捕食するところを観察しました。ただ近寄れず…、これが分かったのは私だけでした。

浅場ではヒメギンポ(オス婚姻色)・イソコンペイトウガニ・イソギンポを見てEXしました。

 

2本目は正面を散策です。

EN後、クビアカハゼを観察。小さい個体から色々と観察できるのですが、水温の影響で超デリケートです。

アブラヤッコ(幼魚)・ガラスハゼ・セミホウボウ・ナマコマルガザミ・ヒラメ・コトヒメウミウシ・シロイバラウミウシなどを観察しました。ここでもニシキフウライウオ・カミソリウオは見当たらず…。ん~、死んだな…。致し方ない、水温が低いし。セミホウボウは、1本目に見た個体のペアだった個体かもしれません。

浅場に戻りハナゴイ幼魚・シマキンチャクフグ幼魚・フリソデエビ・トウシマコケギンポなどを見てEXしました。ギンポ団地でトウシマでは無いコケギンポがいました。今度ジックリ観察してみます。フリソデエビが生きてて良かった…。

 

もう少し冬型の気圧配置が続きそうですね…。一体、どこまで水温が下がるのやら…。逆にガッツリ下がって、深場の生物が上がってくるのも楽しみですけど。でも、ツノダシとか季節来遊魚が生きていますからね。人間も頑張らなくては。そうそう、水温の分、透明度は良いですけどね。

 


秋の浜に撮影に行ってきました。

2017年01月08日 13時01分52秒 | 秋の浜

今日は、お正月にガイドで紹介したネタを撮影しに秋の浜に潜って来ました。とは言え、今日は大荒れ予報が出ているので、午前中に潜って来ました。とは言え、まぁまぁ荒れていましたけど…。そうそう、今日の水温は16.5℃でした…。

 

まず最初はジョーフィッシュ

 この後、捕食で全身出ました…。タイミング悪し…。

 

次はカミソリウオです。

 単体です…。個人的には地味なタイプという認識です。

 

この近辺では、イボイソバナガニ(ペア)+ムチカラマツエビが見れます。

 オス。    メス。    オマケです。

ちなみに、同じムチカラマツで見られガラスハゼ(ペア)もいます。

 

次はオドリカクレエビ

 ハゼが出て無くて、思わず撮りに行ってしまった…。

 

ここからは少し散策しながら移動しマルガザミを見つけました。

 少し若い感じがしますね。ライトトラップで幼生に出遭いたいものです。

 

ウデフリツノザヤウミウシもいました。

 でも奇形…。違うウミウシじゃないですよね(汗)

 

次はカミソリウオ

 ペアです。初めて寄り添っているのを見たかも…。個人的には、こんな感じの擬態感が好きです。

 

次はニシキフウライウオ

 低水温でも頑張っています。少しでも長生きしてくれますように…。

 

浅場に戻りながらナカソネカニダマシ

 綺麗ですよね、好きな甲殻類です。でも、コイツの登場は冬バリバリです。

 

後、クマドリカエルアンコウも。

 アクビしそうでしなかった…、残念。嗚咽ってたのかな?

 

ここからは浅場に戻ってオオモンカエルアンコウ

 結構揺れるので踏ん張ってましたね。

 

次はイロカエルアンコウ

 あまり見かけない黒です。

 

次はトゲトサカテッポウエビ

 冬は甲殻類が多くなりますから…。

 

次はタテジマキンチャクダイ・ハナゴイです。

   

この二匹も、いつまで生き残ってくれるのやら…。残念ながらフリソデエビは見れるのですが、穴の奥で撮影は断念。でも、エサは供給してきました。

 

次はイロカエルアンコウ

 今日のシケに耐えられるか…。

 

最後にイソコンペイトウガニです。

 元のトゲトサカから移動していました。目立ちますね…。でも体に付けるのを、ちゃんと交換していますね。

 

こんな感じで、寒いですけど賑やかな秋の浜です。コース的には、際沿い・左の砂地に行ってないので、まだまだ面白い生物はいますよ~。そういえば、メッキリ右側に行っていませんけど…。

後は、今からのシケで吹っ飛ばされないように祈るのみです。

 

 


潜ってませんけど…

2017年01月04日 16時23分25秒 | その他

お正月に御来店頂きましたゲストの皆様、誠にありがとうございました。良い潜り収め、潜り初めになれば幸いです。

昨日で全てのゲストの方が帰られたので、今日は後片付け三昧です。掃除・洗濯・チャージなど、まぁ色々と。

全く関係ないですが、幾つか画像を紹介します。

右側は、和光マリンのマスコット犬「風太」です。どことなく風太に似ている左の犬…。そう、風太の子供の「流星」です。

流星は、島内の方に貰って頂いたので大島で生活しています。今回は二日間預かる事になったので、久しぶりの親子の対面です。とは言え感動の対面などなく、風太的には「知らない犬がやってきた」みたいな感じでした。

並べて見比べると風太と似ているところもあれば、そうでないところも…。母親「ピーチ」のDNAシッカリ入っていますね。当たり前か…。

でも性格は風太そっくりで、チキンハートが凄いです。

 

で、話は変わり、先月ライトトラップをやった画像を紹介していないのでココでご紹介します。雑誌でも見た事がある方もいらっしゃるかと思いますが、ライトトラップは、ナイトダイビング時にライトの明かりに集まってくる生物を狙って潜ります。わりとボートダイブでやっている場所が多いかと思いますが、大島の場合はビーチになります。

とりあえず画像を紹介します。

 たぶんスルメイカ

 タルマワシ

 ヒメセミエビ(フィロソーマ幼生)。きっと…。

 

こんな感じで、日中とは全然違った雰囲気の生物を見る事が出来ます。体験したいという方は、是非リクエストしてくださいね。

ボートでやるのと比べると、出物的に少し劣るかもしれません…。でも今、色々と調査しながらライトを置くポイントを探しています。海は広いですが、ライトを置く場所によって出物が全然変わってくるんですよ。全く出なかったり、色々出たりと…。私的には何とな~く「こんな場所が出るのでは…?」みたいな感じが掴みつつあるので、今後も調査をしていこうと思います。

明日は、日中に潜ろうかな…。


本日もガイドで秋の浜に潜りました。

2017年01月03日 16時30分07秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

今日も良い天気に恵まれました、寒いけど…。そして北東の風だったけど…。リクエストを頂きまして、秋の浜2ダイブしてきました。

 

1本目はニシキフウライウオ狙いです。

例のごとく、一気に目的地付近に移動し、ニシキフウライウオ(オス)を観察しました。今日はすんなり発見できました。

近くにいたイズカサゴをゲストに紹介し、他の生物探しをしていると、ゲストの方が私を呼びます。行ってみると…、イズカサゴの尻尾の方に、ウデフリツノザヤウミウシが乗っていました。まぁ、カサゴは動かないからウミウシにとっては石と同じで、邪魔な障害物なんですね。これからは、カサゴの体はシッカリ観察しなければ…。

散策を続けると岩の隙間にニジハタ幼魚がいました。ふと視線をずらすとホタテヘソの子供も発見。久しぶりに見ましたね、ホタテエソ。大島では個体数が少ないので、見る機会が少ないですが、体色が綺麗です。深場の生物ってのが難点ですけど…。

その後は浅場に戻ってコクテンベンケイハゼの子供・ルージュミノウミウシ幼体・フリソデエビ・クマドリカエルアンコウ・セスジミノウミウシ幼体を見てEXしました。

 

2本目は…。

本当はハゼ狙いだったのですが、直ぐに撃沈…。その勢いでオドリカクレエビまで行ってしまいました。

その後は浅場に戻りながらクロイトハゼ(ペア)・ナマコマルガザミ・ナカザワイソバナガニ・シロイバラウミウシ・キリンミノ・スケロクウミタケハゼ・アラリウミウシ幼体?・シマイソギンチャクフグ・クリアクリーナシュリンプ・クモガニの仲間・イロカエルアンコウを見てEXしました。

そうそう、フリソデエビが2ペア・1単体になってました。


本日もガイドで秋の浜に潜ってきました。

2017年01月02日 21時43分55秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

今日も秋の浜のリクエストを頂き、3ダイブしてきました。

1本目はジョーフィッシュのリクエストを頂き、潜って来ました。

EN後は一気に目的地へ。ジョフィッシュを観察すると、すぐ横にカミソリウオがいました。

この辺を散策するとセミホウボウ(ペア)・ガラスハゼ子供・ウミウシカクレエビ・イボイソバナガニ(ペア)・ヒラメ子供・キリンミノを見て浅場に戻りました。

途中、アカホシカクレエビ×7・キリンミノ×2を観察しました。

浅場ではサキシマミノウミウシ・オオモンカエルアンコウ・カンムリベラ幼魚を見てEXしました。

 

2本目はコースを決めずジックリ散策です。

EM後、情報を頂いた黒いイロカエルアンコウを観察。見難い、良く動き個体です。

その後、クマドリカエルアンコウを観察しジックリ散策モードです。アカスジカクレエビ・ウミカラマツエビ・ガラスハゼ・ミナミダテハゼ・ヒラメ・シロボシスズメダイ幼魚を見て浅場委戻りました。

途中、コブヌメリ・ルージュミノウミウシも観察しました。

浅場ではタテジマキンチャクダイ幼魚・シボリキンチャクフグ幼魚・フリソデエビ(ペア)・ベニカエルアンコウ・イソコンペイトウガニを見てEXしました。

 

3本目はタップリ水面休息後にDEEPへ。

これまた一気に目的地へ。早々にクダゴンベを見て、スミレナガハナダイを観察。その後はニシキウミウシ・ダイダイヨウジ・ハナゴンべ・フタスジタマガシラ幼魚・アカシマシラヒゲエビ×2を見て浅場に戻りました。

途中、コマチテッポウエビ(ペア)・コマチコシオリエビ・コマチガニ・ハナミノカサゴ幼魚も見る事が出来ました。

浅場ではイソコンペイトウガニ・イソギンポを見てEXしました。


謹賀新年

2017年01月01日 23時52分42秒 | 秋の浜

様、明けましておめでとうございます。本年も、何卒宜しくお願い致します。

さて、年末にはガイドで潜り収めが出来る幸せを感じ、年始もガイドが出来る幸せを感じながら張り切って秋の浜に潜りに行ってきました。

 

1本目は、ニシキフウライウオ狙いです。

EN後、一気に目的地まで移動しました。予定では早々に見つけ、他の生物をジックリ探す予定でした…。が、全然目に入ってきません…。新年早々はずした…。

諦めてアカスジカクレエビ・ガラスハゼなどを紹介しました。しかし、記念すべき今年1本目なので再度探すと直ぐに発見出来、無事にゲストの方に紹介できました。

探すのに手間取ってしまいましたがアザハタ幼魚・アカホシカクレエビ×2・シロイバラウミウシ・タマゴイロイボウミウシなどを観察。

ここでナカソネカニダマシも見る事が出来ました。水温が下がって寒くなって冬を実感した時に、登場する生物です。「あぁ~、分かっていたけど冬だなぁ…」って感じです。でも綺麗で好きな甲殻類なんですけどね。

浅場ではノドグロベラ幼魚・ハナゴイ幼魚・ハナミノカサゴ幼魚・フリソデエビ(ペア)などを見てEXしました。

 

2本目は左の砂地を散策です。

EN後、一気に砂地へ移動しました。

ショウブハゼの仲間を観察し、テンス幼魚を紹介しようと思ったら、速攻逃げられ撃沈。諦めて転石付近へ移動しました。

転石付近はジックリ探すと…、クモガニ・ムチカラマツエビ(ペア)・ウミウシカクレエビ・もう少しで若魚になりそうなコロダイ幼魚・ミズヒキガニ(ペア)・タツノイトコ3匹・シロブチハタ幼魚などが観察できました。

ここでも冬を実感させるミズヒキガニ…。

浅場に戻る途中ではホウボウ(ペア)が見られました。少し前まではセミホウボウだったのに…。

浅場では別個体のウミウシカクレエビ・ナマコマルガザミを見てEXしました。

 

って書いていたら、日付が変わって2日になってしまった…。