「伊豆大島ダイビング うみのわ」の海況報告

伊豆大島の老舗スキューバダイビングショップ・和光マリンが、2020年から「伊豆大島 ダイビング うみのわ」になりました。

今日は撮影で潜ってきました。

2014年07月30日 17時00分07秒 | 秋の浜

今日は撮影の為、秋の浜に潜ってきました。

残念ねがら透明度は回復しませんでした。それでも午前中は水温が26℃近くまで上昇しました。でも夕方には水深15m近辺から水温が下がり20.4℃まで落ちていました。

 

最初の画像はヤシャハゼ・イバラタツです。

この個体がホバーリングをした所を見た事がありません。

 

もうカレコレ1ヶ月くらいになりますかね、発見してから。今週末のガイドネタとして頑張ってもらいたいですね。

 

次の画像はコウイカです。

こうやって2匹で並んでいると思わず撮影したくなりますね。

 

次はハナオトメウミウシ・ニシキウミウシ・タマゴイロイボウミウシです。

大島では相変わらず深場で見る事が出来ます。

撮影中は気がつかなかったのですが、ウ〇コ中でしたね。

久しぶりに見た感じがします。以前は探さなくても目に入ってきていたんですが…。

 

次はクマノミの卵です。

やはり水温が上がったら産卵しました。

 

次はオオスジイシモチです。

卵つながりで撮影してみました。

 

次はシマキンチャクフグです。

今年は貴重な季節来遊魚です。

 

次はミナミハコフグです。

ん~、毎年何回も見る魚ですが愛嬌があって可愛らしいですよね~。

 

最後にハシゴの周りの風景です。

今日潜ったら異様な数のイシダイ(幼魚)がハシゴの周りに群がっていました。この画像でもほんの一部にしか過ぎません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


本日はガイドで潜りました

2014年07月27日 23時19分04秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承ください。

昨日から強く吹いた南風の影響で今日も秋の浜のみ潜れる状態でした。ここ数日続いた濁りは解消されましたが、水温は20℃でした。

今日のゲストは今年の4月にサイパンでOWを取得したゲストで、体験ダイブも含め過去を振り返ると関東近辺で潜るのが初めてというゲストでした。

EN後すぐにウスイロウミウシを見て沖に出て行きました。綺麗な色をした子供のトラウツボがいたので、こちらも観察していただきました。きっと、まだ誰も見せていなさそうな感じがしたので・・・。

その後、こちらも大島名物のチシオコケギンポ(雌雄)を観察して頂き、熱帯域では少なさそうなオニカサゴ・イサキ、タカベの群れを見ながら浅場に戻りました。

浅場に戻る途中ではウミスズメの求愛も観察できました。

浅場ではアオウミウシ・ニラミギンポ・トウシマコケギンポ・テンクロスジギンポの餌付けなどを観察しました。

今日、個人的に印象的だったのはブチススキベラ(幼魚)の初観察と、メリベウミウシ(子供)が泳いでいるシーンでした。


本日は体験ダイブで潜りました。

2014年07月26日 17時41分54秒 | 秋の浜

本日は体験ダイブの為、画像がありません。ご了承ください。

今日は午前・午後と体験ダイブ秋の浜に潜りました。今日も無事、初めて潜る皆様に海を満喫していただく事ができました。

 

とはいえ、まだ濁りが抜けず…。時より流れもかかり…、ドリフトチックに体験ダイブをやったり、サーモクラインが色々な所にあったりと、ちょっとアドベンチャー的なダイビングでした。

それでもツノダシ・ミツボシクロスズメダイ(幼魚)などの季節来遊魚、この時期ならではのソラスズメダイの子供、定番のトウシマコケギンポの餌付け大量に群れるキビナゴなどで遊んでもらいました。

生態系ではトラウツボを一生懸命クリーニングするオトヒメエビを見てもらいました。オトヒメエビはトラウツボの口にハサミ・足を突っ込んでクリーニングをしていました。ゲストの方は非常に興味深そうに観察していました。

ちょっとマニア的な感じではトウヨウキセワタを初めて観察しました。色彩変異が多い種のようで全く同じ色はしていないのですが特徴が同じような感じです。

そうそう、クマノミのメスのお腹が膨らんできたように感じます。後もう少しで産卵をしてくれそうな感じです。水温が上がれば、速攻で産卵しちゃうんですけどね…。


レンズ探しへ…

2014年07月25日 16時47分50秒 | 秋の浜

今日は昨日落としてしまったマクロレンズ探しで秋の浜に潜ってきました。結局、見つかりませんでした…。

さて西側は大陸に抜けた台風のウネリで潜れず、秋の浜は今日も濁っていました。浅場では水温は22℃ちょっとあり、深場は20℃でした。

 

最初の画像はシロタエイロウミウシです。

どちらかと言えば夏の方が多く見る事が出来るウミウシだと思います。

 

次はトビエイです。

少し小さめの個体です。数年前から見られている子供が成長したのでしょうか。先月も同じ場所で見る事が出来ました。

 

次はアカエイです。

まだ子供ですかね、体色が綺麗な色をしています。やはりマクロレンズが無い時は大きな生物を撮影するに限ります。

 

次はイバラタツです。

ん~、マクロレンズが無いと厳しいですね…。

 

次はアカシマシラヒゲエビです。

同じ場所ではムスメベラ(幼魚)も観察できます。両方ともクリーナーですので、この近辺ではウツボがよく見られます。

 

次はクロスジウミウシです。

やはりマクロレンズが無いとこの大きさ程度のウミウシがギリギリですかね。

 

次はニセボロカサゴです。

だいたい同じエリアで観察できるのですが、日によって見つからない事あります。本当に隠れるのが上手ですね。見つける事ができるのはタイミングというべきか、運というべきか…。

 

最後にセホシサンカクハゼです。

巣穴に隠れています。画像では確認できないのですが、実際は天井に卵が産み付けてあってオスが守っている状態です。


下見で潜ってきました。

2014年07月24日 18時03分19秒 | 秋の浜

今日は下見で秋の浜に潜ってきました。が、トラブル発生で…。何処かでマクロレンズを落としてしまい探したのですが見つからず…。

海は濁っていました、強烈なほどに…。西側は黒潮が当たり始めたのですが、東側はまだ当たっていないようです。水温は22℃前後はあるのですが…。黒潮がガンガン当たればよいのに…。

 

最初の画像はベニハナダイです。

深場にいるハナダイの仲間です。それでも今日は水深35m付近で発見しました。これでも浅い方なんですよ…。この近くではアサヒハナゴイも見られました。

 

次はホソウミヤッコです。

寄り添うように見る事が出来ました。これからが産卵期になるのかもしれませんね。この直ぐ近くでも…

別個体ペアで見る事が出来ました。

 

最後にアマミスズメダイ・ツノダシです。

今年は黒潮の当たりが悪いので季節来遊魚もまだ少なめです。陸上のように海中も夏が来れば良いんですけどね…。

 

そうそう、まだイバラタツは健在です。もう随分長い間同じエリアで観察が出来ています。


下見で潜ってきました。

2014年07月24日 18時03分19秒 | 秋の浜

今日は下見で秋の浜に潜ってきました。が、トラブル発生で…。何処かでマクロレンズを落としてしまい探したのですが見つからず…。

海は濁っていました、強烈なほどに…。西側は黒潮が当たり始めたのですが、東側はまだ当たっていないようです。水温は22℃前後はあるのですが…。黒潮がガンガン当たればよいのに…。

 

最初の画像はベニハナダイです。

深場にいるハナダイの仲間です。それでも今日は水深35m付近で発見しました。これでも浅い方なんですよ…。この近くではアサヒハナゴイも見られました。

 

次はホソウミヤッコです。

寄り添うように見る事が出来ました。これからが産卵期になるのかもしれませんね。この直ぐ近くでも…

別個体ペアで見る事が出来ました。

 

最後にアマミスズメダイ・ツノダシです。

今年は黒潮の当たりが悪いので季節来遊魚もまだ少なめです。陸上のように海中も夏が来れば良いんですけどね…。

 

そうそう、まだイバラタツは健在です。もう随分長い間同じエリアで観察が出来ています。


観光復興支援事業・観光商品券(お得な割引です)

2014年07月20日 16時24分38秒 | その他

急な話ではありますが、超お得な割引について説明します。しかも3つも…。

①観光復興支援事業について

 簡単に説明しますと東京都が大島に泊まりで観光に来た方に対して宿泊費を一部助成してくれます。

期間は2014年7月19日~2015年3月30日まで。(予算がなくなり次第終了です)

一人・一泊につき3,000円の補助が出ます。(1回の旅行で2泊まで)

この割引はネット決済・パッケージツアーなどの場合は、適用されません。後、宿泊割引申請書を書かないと手続きできないので注意してください。手続きの際、身分証明書が必要になります。必ず持ってきてくださいね

詳しい内容は下記サイトをご覧下さい。(宿泊割引申請書もあります)

http://www.gotokyo.org/jp/izuoshima/index.html

 

②観光復興商品券について

 簡単に説明しますと大島町が島内宿泊施設に宿泊した方を対象に商品券をプレゼントしてくれるそうです。

期間は2014年7月19日~2014年8月31日まで

一人・一旅行につき1,000円の商品券が貰えます。宿泊施設にて「宿泊証明書」を貰うのが条件です。和光マリンに宿泊しても、宿泊証明書が出ますのでご安心下さい

この商品券は宿泊・東海汽船・飛行機・バスなどの運賃の割引は出来ません。でも島内の加盟店で利用できます。

勿論、和光マリンでも対応しています。なので請求金額から1,000円割引が受けられます。

そんな訳で、①と併用すると4,000円も割引が出来ちゃうんです。

 

③搭乗率向上対策商品券

 簡単に説明すると大島町がANA(全日空)羽田-大島路線を使って来島した方に商品券をプレゼントしてくれるそうです。

期間は2014年7月19日~2014年9月30日まで

一人・羽田-大島路線を使って来島すると2,000円の商品券が貰えます。(大島空港の到着ロビーで商品券を貰ってください)

この商品券も宿泊・東海汽船・飛行機・バスなどの運賃には利用できません。でも、和光マリンでは使えます

そんな訳で①・②・③を全部使うと6,000円も割引が出来ちゃいます

 

期間内でしたら何回使っても大丈夫です

この機会にガンガン大島に潜りにいらしてください。皆様のご来店を心よりお待ちしております。

 


本日はガイドでもぐりました。

2014年07月19日 17時52分00秒 | 秋の浜

本日はガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

今日は秋の浜のリクエストを頂きまして、3ダイブ潜ってきました。

1本目はイバラタツのリクエストを頂きもぐりました。どうやら昨日は姿を消していたようです…。

とりあえず探す事を考え一気に沖に出ました。途中、ミアミラウミウシが2匹寄り添うようにしていました。交接しているかと思い帰りに寄ったら姿がありませんでした…。

とりあえずヤシャハゼを確認し、イバラタツの所へ…。いました! 寸分たがわず同じ場所で。そんな訳で帰りは窒素に余裕があるのでノンビリ戻りました。

ミズヒキガニ・アケウス・アカオビコテグリ(メス)…、結局ノンビリしすぎてしまって後半は逃げるように浅場に戻りました。

浅場ではキビレヘビギンポ(オス婚姻色)・ウスイロウミウシなどを見てEXしました。

 

2本目はニセボロカサゴのリクエストを頂きました。こちらも昨日は見る事が出来なかったそうです…。

とりあえず探す事を考え一気に沖へ。今まで観察し出来た場所を丹念に捜索です。

10分が過ぎ…、20分が過ぎ…、さすがに心が折れ始めてきた30分が過ぎ…、そしてついにニセボロカサゴを発見しました。ENしてから33分後の出来事でした。

長い海草の中に隠れていたようでニセボロが移動を始めて発見できました。

それ以外ではフジイロウミウシ・リュウモンイロウミウシ・コンガスリウミウシ・オトメウミウシなどを見ました。

 

3本目は砂地のリクエストを頂きもぐりました。

ENし沖に出るとニシキウミウシが目に入りました。今日、全てのダイビングで観察できたウミウシです。浅場に戻る途中でも別個体のを見ました。こちらは奇形の個体も見ることが出来ました。

砂地に降りホソウミヤッコ・ムチカラマツエビ・トビヌメリ・タツノイトコを見てイカ漁礁に行きました。

もう産卵は終わってしまったようでアオリイカの姿はまったく見られませんでした。卵の中の子供は、いつハッチアウトしてもおかしくないほどに成長しています。

その後、ウミエラカニダマシを見て浅場に戻りました。

浅場ではアマミスズメダイ(幼魚)・コモンウミウシ・クリアクリーナシュリンプ・ニラミギンポ(興奮色)・ハナミドリガイ・マツバギンポなどを見ました。

で、ココで面白かったのがオオスジイシモチの口内保育です。元々メスが大量に卵を産んでいたみたいで、オスは苦しそうに口をパクパクさせていました。まぁ、卵も成長して余計苦しいのかもしれません。

で、あまりにも苦しかったせいか急に一部の卵を吐き出しました。捨てられた卵たちは、たぶん他の魚に食べられてしまうんでしょうね…。


奥多摩町立氷川小学校6年生のスノーケル教室

2014年07月18日 19時48分23秒 | 野田浜

今年も、この時期がやってまいりました。和光マリン的恒例の氷川小学校の皆さんとスノーケル教室です。ん~、コレをやらないと夏が始まった気がしませんね~。

さて午前中は器材の使い方・フィッシュウォッチングなどで遊びました…、画像が無くてスミマセン。デジカメを忘れてしまって…。

で、昼食はBBQです。

先生たちが愛情をこめて焼いてくれたBBQは格別だったのではないでしょうか。今日食べた魚はメジナですよ。私が漁師モードで突いてきた魚です。

格別といえば…

冷えた体を温めてくれる豚汁は、いつも以上に美味しかったのではないでしょうか。体を温めるといえばお汁粉も美味しかったですかね?

これも画像を撮るのを忘れてしまいました…。

 

で、午後からはコレ!

恒例の飛び込みです。

慣れてくると遠くに飛べちゃうんですよね。でも少し心細い人は…

先生と一緒に飛び込んだり…

友達と一緒に飛び込みます。でもタイミングが少しズレると…

こんな感じになります。

ベテランの先生は余裕にジャンプ

さすがですね。

もう一つの恒例アーチ潜りもチャレンジしてきました。

お上手でしたね、5回も潜っちゃったしね。

トップで潜った勇気が素晴らしかった。

チャレンジ精神が素晴らしかった。

最初、不安だったけどやれば出来たでしょ。上手でしたよ。

 

こんな感じで今年も無事スノーケル教室が終わりました。生徒の皆さんは良い思い出が出来ましたかね?

少しでも海が好きになったり、魚に興味を持ってもらえたら幸いです。

先生の皆様、大変お疲れ様でした。明日の実習も頑張ってください。〇〇先生、来年もお待ちしてますよ~。一度ある事は二度あるで、来年も大島にいるんじゃないですかね。

 

 

 


本日もガイドで潜りました。

2014年07月12日 18時55分50秒 | 秋の浜

本日もガイドの為、画像がありません。ご了承下さい。

リフレッシュダイブの最終日となりました。3日間、色々と覚えながら潜っていると上達スピードが非常に速く、スッカリ立派なダイバーとして潜れるようになりました。西側のポイントをリクエスト頂いたのですが、風の影響で秋の浜に3ダイブしてきました。

 

1本目は右側を散策です。

ENし沖に出て行くとニシキウミウシが目に入りました。中層では相変わらずイワシが群れていました。

そのまま沖に出てキイロウミウシ・ヤシャハゼ・ミズヒキガニ・イバラタツを観察しました。

浅場に戻る途中ではクロスジウミウシ・ハナオトメウミウシ・キイロウミウシ・アオウミウシなどが見られました。

浅場ではキビレヘビギンポ(オス婚姻色)・ウスイロウミウシ×4・ミヤケヘビギンポ(オス・婚姻色)などが見られました。

 

2本目はアオリイカの卵のリクエストを頂き潜ってきました。

ENし一気に砂地まで降りていきました。砂地に入って直ぐインターネットウミウシが目に入りました。ここの所、同じ場所で見られているタツノイトコですが今日は同じ海草に2匹寄り添うように見られました。

その後、コノハガニ(メス)・タツノイトコ・ヒラタエイ・カスザメを見てアオリイカの漁礁まで移動しました。残念ながらアオリイカはいませんでしたが、ゲストの方はジックリ卵を観察していました。

浅場に戻る途中ではコウベダルマガレイの喧嘩・コブヌメリなどが見られました。

浅場では見失っていたアマミスズメダイ(幼魚)が元の位置に戻ってきていました。

 

3本目は正面を散策です。

ENし沖に出てニシキウミウシを見て更に沖に出ました。

途中、ニセボロカサゴ探しをしました。昨日までいた場所から少し離れた場所で見る事が出来ました。

その後、ヒラメ・キイロウミウシ×2・アカホシカクレエビ(抱卵)を見て移動すると別個体のアマミスズメダイ(幼魚)を発見しました。

浅場に戻る途中では大きなマグロが10匹私たちの至近距離を通過していきました。圧巻の迫力です!

浅場ではベニカエルアンコウ・ヨゴレヘビギンポ(オス婚姻色)を見てEXしました。