今日は久しぶりに秋の浜に潜ってきました。
透明度は以前と比べて良くなりましたが、まだ少し浮遊物が見られました。水温は浅場で15℃前半、深場は14℃前半でした。どうりで生物が…。
最初の生物はアヤメカサゴです。
初めて見るサイズでした。非常に小さく体長3㎝程度でした。子供サイズですね。このカサゴは冬場の方が多くみられるのですが、たいてい水深30mより深い場所なので見かける機会は他のカサゴより少ないです。この近くではイズカサゴも見られました。
少し移動するとコウイカを見ました。この時期から時より見かける事が多くなります。運が良ければ喧嘩をしている時もあります。今年も卵を産んでくれると良いのですが…。本当は撮影をしたかったのですが、逃げられてしまいました…。
次はオキゴンベです。
普通に見る事が出来る魚です。でも、この時期は体長が小さい子供が多いです。大きなウミトサカ近辺を探すと目に入る事が多いです。今日は残念ながらウミトサカの根本だったので地味な画になってしまいました。
次はインターネットウミウシ・シロウミウシです。
あまり移動している最中を見かけることはすくないのですが、今日は移動をしていました。
まだ小さいサイズです。これから夏に向けて大きく成長していくと思います。
次はヒメギンポです。
少し婚姻色を出しているメスです。近くにオスの姿は見られませんでした。だいたい午前中に婚姻色になり産卵をして、午後は普通に戻っている事が多いのですが今日は午後でも婚姻色をしていました。お腹の膨らみ具合を見るとバンバン産卵をしたいのでしょうか。
次はカシワハナダイです。
残念な画像です…。先日から観察できている浅場にいる個体です。なので粘って撮影する事も出来ます。私が使っているデジカメは非常に古くフォーカスが遅いのと、陰になってしまうとピントが合わないので早々に諦めてしまいました。
最後はアメフラシです。
このウミウシもこれから夏に向けて個体数が増えるんでしょうね。この画像では3個体写っています。一番手前の個体は触覚が1本しかありません。