花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

蜑小舟香合(あまおぶねこうごう)から

2015年06月09日 09時02分34秒 | 趣味
平素 ブログで茶道についてお茶事 懐石料理 お菓子 お花 お道具など多くの貴重な
ことを素敵に紹介してくださる方がありとても楽しみに拝読させていただいております

昨日のブログを見ていてあることに惹きつけられました
それは水無月の茶室のしつらえで「蜑小舟香合(あまおぶねこうごう)」を紹介されました
私は「あまおぶね」ということばをこれまでに何処かで聴いていると思いました
でも中々思い出せないで一日中気にかかっていました

夕方になってふと 私が思い出そうとしていた“あまおぶね”その言葉は
筝曲「末の契り」の歌詞に出てくることに辿りつきました

その一節から
“白波の かかる憂き身と知らでやは わかにうるめを恋すてふ
渚にまよふあまをぶね“ という歌詞です

静かな歌で始まりこころに滲み入る三絃を主題とする曲なのです

たまたま私は秋に邦楽の合奏を楽しみたいものと思って曲選びをしていましたので
この一曲をとり入れると素晴らしいとおもい付きました
曲の長さも丁度よくて いい曲を選ぶことができて何よりと思っています
「残月」「夕顔」「秋の言葉」「末の契り」
きっとしっとりと落ち着いたお楽しみ会になることと嬉しく思います
これもお蔭さまです 感謝致します






















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