花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

育ちますように

2020年02月29日 11時37分39秒 | はな
小雨降る裏庭で
暖かくなったら咲こうとしているかのように
花が新芽を出しているのです
今年は消えたかも知れないと半ば諦めていたので余計嬉しく思います
がんびも松本せんのうも少ない花芽ですが大きく成長すればいい







赤玉瓢箪木の幹を若い庭師さんが大胆にも伐ってしまわれて
昨年の秋には可愛い実も成らないで
消えゆくのかと随分恨めしくおもっていましたが
新芽を出しているのです 嬉しくて





侘助の一本が今年はまるで打ち上げ花火のように沢山の花咲かせて
ゆっくり眺めてもいませんでしたが
この侘助は毎年暖かくなるころに
まるで名残を惜しむように色濃く美しく咲くのです
ボツボツそんな時季かしら
静かに降る雨もいいもの



清らかに

2020年02月28日 09時09分53秒 | 日記

冷たく感じる今朝の庭に柊南天の花が咲いています
これからもっと咲くでしょう
清らかな香りで
そう父が戦死して50回忌に一家で靖国神社にお参りに出かけました
あの出発の朝もこんなに清らかに咲いていたのです




沈丁花が咲いています
我が家では育たないと思っていましたが
嬉しくて




戦後の混乱期に貧しさの中で子育てをした母は言っていました
「貧しいことは恥ではない 心が貧しくなったらこれは恥ずべきこと」
その言葉何時までも大切にこころに響いています
そして豊かなこのよき時代に
こころの貧しいひと こころの賤しいひとに出会ったとき
あの言葉を大切に思い起こすのです


もしも

2020年02月27日 10時59分35秒 | 日記


ヒマラヤユキノシタが可愛く咲いています



ヒヤシンスの球根を地植えしたのです
芽が出てきて少し経ちますとつぼみを大事そうに抱えています




初めての海外旅行で飛行機に乗ったときのことです
飛行機が離陸するときに私にとっては衝撃を感じたものです
私は必死で下を向いて両手で頭を抱え込む体型になりました
離陸して気分も楽になったので両手を膝の上に置いて
ふと傍の座席にいる母の顔をみると
「怖いですか?」とにこやかな笑顔で言うのです

そうなんでしょう
母にとっては一家で楽しい海外旅行がこれから始まるのですもの
いい気分になっていたところ
飛行中の娘の仕草が急に変な恰好にみえて滑稽だったのでしょう
冗談ではないですよ
私は云いました
若しこの飛行機が離陸に失敗して機体がバラバラになったとき
乗客の身体もばらばらになって飛散するかもしれないでしょう
その時私はせめても胴体と頭が離れないでいて欲しいと咄嗟に考えたのですもの
呑気にお笑いになって
“お母さんは胴体と頭が離れてバラバラになっても平気なのですか”





花が咲くと

2020年02月25日 14時31分22秒 | はな
紅梅が高い枝に咲いています
撮影難しくて
でもなんて可愛いんでしょう




ホトトギスが咲いた後で昨年の秋に肥料を施していましたら
驚きましたね どうしたのでしょうね
こんな季節にホトトギスの花が咲いているのです




出窓ではマキシラリアが一輪咲いていました
きっと今朝は咲いているだろうと思っていました




花が咲くと気持が明るくなります
ずっと咲くことを待っていた花でも
予期せぬ時に咲く花でも