花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

冷たい風

2019年12月31日 10時00分33秒 | 日記


昨日の雨雲を取り除くかのように
今朝は冷たい風が音を立てて吹きます
冷たい大晦日になりそうです



裏庭ではあちこちに芽を出した水仙に可愛いつぼみが膨らんでいます
やがて清らかないい香りで咲くのですね




侘助が一輪咲きました
これから沢山咲いて癒されます




亡き母を偲んで建てた我が家の小さな小さな阿弥陀堂を掃除して
遅咲きの小菊など活け替えて
今年の庭仕事を終えます
沢山沢山お礼を述べましょう
母と語るのは何時も嬉しいのです それなのに悲しい涙も出てしまうのです
いつか我が家を訪ねて下さった方が言われたのです
”亡き母を偲んで阿弥陀堂を建てたそんな人を友に持ててよかった“と




年の瀬

2019年12月30日 15時53分27秒 | 日記
今年も早く過ぎ去ってしまいもう明日は大晦日がやって来ます
今年の年末作業はなかなか整理して着手できなくて
無計画でよろしいと私はお片付を始めました
必要と思う食料品もすこし買い求め過ぎたかも
でも美味しく戴きましょう
平年なら大げさすぎる程一気に各部屋のレースの敷物やかけものなど
一度に纏めて洗ってしまうのに今年は小刻みに少しずつ整理しました
それでもよろしいこと
気分も改まって清潔感があって
お正月用の食器類も出しました
何より嬉しいことはお庭が少し綺麗に出来たかしら
茶庭を掃除するとき私は何時も思うのです
それは心を磨いているようだと
だから嬉しく思えるのですね
そして庭仕事が出来なくなったことを宣言している主人が宣うには
「アンタがきれいにしてくれるから~」
だから私頑張れるのです



レースしきものなど何回にも分けて少しずつきれいにしました


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もう大晦日というのにこんな時季に野牡丹の花がちゃんと咲いているのです
少し可哀そうかしら

暮れのお墓参り

2019年12月26日 09時49分10秒 | 日記

昨日はお墓参りに出かけました
JRに乗っていつも小旅行気分になれます
暖かな冬の日にそれだけでとても幸せを感じるのです
主人が杖をついて歩きます
それなのに私の荷物を持ってやるというのです
やさしさが身に沁みます

お寺にある墓にはもうかなりお正月を迎えるお花に入れ替わっています
私も新しいお花を活けてご先祖さまに家族のことを報告して
恙なく暮らせることへの感謝を述べて
でも墓前を去る時はいつもそうなのです 
去り難くて
なんどもなんども振り返って
“また早くにお参り致しますから”と言うのです


そうクリスマスでしたね
いつか聞いたのです
サンタさんにお便りを出す時には住所は書かなくても届くのだそうですね
一度だけ実行してみたいけど年齢オーバーかしら





なかなかに咲かないと思っていましたが
けさは雨の中で白玉椿が静かに咲いていました




赤い椿もつぼみが膨らんできました
これからたくさん優しく咲いて慰められます




ことしも

2019年12月25日 08時15分08秒 | 趣味


今年もあとわずかになりました
昨日は暖かな一日でした
今年最後のお茶を台子点前でお稽古しました
お客人はお濃茶と薄茶のお点前の違いを確認しながら
余裕ももてたようです
お若い方にとっては台子点前は初めてでしたが
私もそんな初々しいお点前をしたころもあった筈です
年内には少し大変ですが真台子を出します




昨日は母の結城のきものに絞りの帯をしめました
母はよく言っていました
派手な帯を締めるとき「帯は妹の帯を」というくらいだから
派手でもいいと






暖かな

2019年12月23日 10時16分07秒 | 日記


平年はもううんと寒くなってこの菊が咲くのです
私はこの小菊を「これが今年最後に咲いた菊です」といって
ご仏壇のお供えするのですが
どうでしょう
今年はこんなに暖かな陽ざしの中で咲いているのです





花付が良くない今年の白玉椿です
観察しているのですがもう何日もこんな状態なのです
花が開くときにはなかなかエネルギーが要るものなのかしら



今日は今年最後の詩吟教室です
先輩方の朗朗とした声をきけますこと楽しみに出かけます
私もいまお稽古している「楓橋夜泊」に懸命に取り組んでまいります