花守

四季の花はそれぞれやさしく咲きこころなごみます
折々に咲く花を守りこころかすめる思い出など綴ってみたいです

回覧版

2017年11月26日 10時02分23秒 | 日記
ほんの少し離れたお隣さんから回覧板が届きますがそのお家はお年寄りの
女性一人住まいです
昨日もその方回覧版を届けてくださいましたが出てみると玄関の階段の二段を
上がるのが困難の状況です
そして呼吸もハアハアと言っておられのです
私はまだ普通の動作でも少々長距離を歩いても呼吸は普通にできますので
その方どんなにか苦痛ではないかと思ってしまいます
「お電話くださったら回覧板頂きに行きますよ」と言いました

その方は平素のお買い物もタクシーで往復されています
お一人で不自由と思いますがお家のまわりも何時も綺麗にしておられます
ゴミ出しの際など身体は斜めになって頭はうなだれて歩かれます
でも綺麗にお化粧をしておられます
以前に町の工場経営をされていたご主人がお元気なころ夜は早くに灯りが消えて
朝は早くからあかりが灯っていたお家でしたが今でもそうです
ときに朝灯りが灯らない日があると如何されたかしらと心配です

でも私も歳を重ねてきて思います 誰もが一人で逝くか一人が残されるかと深刻に
考えてしまいます
そんな思いでいる今朝 主人は“喪中につき年末年始のご挨拶を遠慮します”の
ハガキが届いた処にお供えを贈りに出かけました
少し寒い朝主人の後ろ姿を見送りながら主人の長生きを祈る思いです




ほととぎす 咲き乱れています
冷たい朝もう花も終わります