俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句497「お手玉の宙にとどまる雨月かな」(『孤舟』2005)(秦夕美)

2020-09-20 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句497・スローモー視点3・秦夕美03・2020-09-20(日)
○「お手玉の宙にとどまる雨月かな」(『孤舟』2005)(→秦夕美03)
○季語(雨月・仲秋)(「俳句201707」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえくけこせそちつてとにぬねのふへほみむめも)】

【鑑賞】:今日は「お手玉の日」。掲句のお手玉は、おそらくお手玉の軌跡の放物線の頂点にある。上昇から下降に移る瞬間、どどまって見えたのである。想起される同様の方法を採った名句がある。「大空に羽子の白妙とゞまれり」(『五百句』1937)(→高浜虚子07)(羽子・新年)である。

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