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お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■特集俳句496「泣きにゆく裏の竹薮伐られたり」(『わたしがゐてもゐなくても』1991)(野本京)

2020-09-18 04:56:00 | 特集俳句

○特集俳句496・泣き鳴き俳句1-5(人間)・野本京01・2020-09-18(金)
○「泣きにゆく裏の竹薮伐られたり」(『わたしがゐてもゐなくても』1991)(野本京01)
○季語(竹伐る・仲秋)(「→野本京インターネット佳句抄」より引用)【→特集俳句-索引1索引2検索3検索4 →俳人一覧(うえかきくけこしすせそちつてとにぬねはひふへほみむめもや~)】

【鑑賞】:「竹伐る」は仲秋の季語。伐られた竹林のある裏山は、作者がいつも泣きにゆく格好の場所であった。


野本京(のもときょう)
○好きな一句「散るさくらわたしがゐてもゐなくても」(『わたしがゐてもゐなくても』1991)02
○季語(さくら・晩春)(引用同上)

【Profile】:1951年高知県出身、高知市在住。「」同人。1984年第12回鷹新人賞受賞。

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