俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■次元俳句496「寝台車明けゆくほどに豊の秋」(すずき春雪)

2020-09-13 04:56:00 | 次元俳句

○次元俳句496・時刻(時間)4(夜明け)・すずき春雪01・2020-09-13(日)
○「寝台車明けゆくほどに豊の秋」(すずき春雪01)
○季語(豊の秋・仲秋)(「俳句例句データベース」より引用)【→次元俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(かきけこせそちつてにぬねのはひへほむめもや~)】

【鑑賞】:田園の中を走る寝台夜行電車。しだいにしらじらと明けてゆく車窓に、色づいてたわわに稔った田んぼが見えてくる。朝と季節が色彩を迎える。


すずき春雪(すずきしゅんせつ)
○好きな一句「雨あとの闇美しき十夜かな」02
○季語(十夜・初冬)(「俳人協会・俳句文学館」より引用)

【Profile】:1930年神奈川県小田原市出身。1974年「氷海」入会。→秋元不死男に師事。1978年「」創刊時に→鷹羽狩行に師事。1980年「狩」同人。北海道札幌市に移住後「」入会。→北光星に師事。1996年「道」同人。→源鬼彦に師事。2002年「道」俳句作家賞受賞。

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