俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

■方法俳句496「くびれつつ実るものあり秋の暮」(大畑等)

2020-09-17 04:56:00 | 方法俳句

○方法俳句496・不明31・大畑等01・2020-09-17(木)
○「くびれつつ実るものあり秋の暮」(大畑等01)
○季語(秋の暮・三秋)(「→現代俳句データベース」より引用)【→方法俳句-索引1索引2索引3索引4 →俳人一覧(うえくけこせそちつてとにぬねのはひふへほみむめも)】

【鑑賞】:「秋に括れて実る」ものはといえば。「瓢箪(初秋)」であろう。この句の方法は比較的容易に特定できる「暗示的不明」である。


大畑等(おおはたひとし)(1950~2016)
○好きな一句「うしろから突き落とされて滝である」(『ねじ式』2009)02
○季語(滝・三夏)(「→現代俳句協会」より引用)

【Profile】:和歌山県新宮市出身。1988年→田沼文雄の「」入会。のち「遊牧」同人。「西北の森」会員。麦新人賞、麦作家賞、第21回現代俳句協会評論賞受賞。

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