俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●次元俳句0244・死(超次元)03・田沼文雄01・2015-09-13(日)
【→次元俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「死を賭ける日常もなく赤とんぼ」(田沼文雄01)
季語(赤とんぼ・秋) 「しをかけるにちじょうもなくあかとんぼ」(「歳時記」より引用http://www.haisi.com/saijiki/Akatonbo4.htm)
【鑑賞】:「死を賭ける日常」とは有事のことでしょうか。あるいは、「死ぬ気で生きる」平時のことでしょうか。公私ともにそんな日常は無いに越したことはありません。
○田沼文雄(たぬまふみお)(1923~2006)
○好きな一句「魚屋の俎板乾く麦の秋」02
季語(麦の秋・夏) 「さかなやのまないたかわくむぎのあき」
【Profile】:群馬県出身。1947年以来→中島斌雄に師事し、俳誌「麦」に属す。斌雄没後、俳誌を継承する「麦の会」会長。現代俳句協会監査役。