俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五体俳句0214・手013・中川雅雪01・2015-02-17(火)
【→五体俳句-索引 →俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)】
○「鉛筆の手より微睡む春炬燵」(中川雅雪01)
季語(春炬燵) 「えんぴつのてよりまどろむはるごたつ」(「俳人協会俳句文学館」より引用http://www.haijinkyokai.jp/system/saijiki/index.php)
【鑑賞】:春の炬燵といったら居眠りがセットです。ましてや文字を書いているような時はなおさらです。まさしく「手よりまどろむ」んです。書いた文字はへろへろです。
○中川雅雪(なかがわがせつ)
●好きな一句「末枯や駅より低き漁師町」(『春風』2008)02
季語(末枯・秋) 「うらがれやえきよりひくきりょうしまち」
【Profile】:1948年、石川県珠洲市出身。→沢木欣一・→細見綾子に師事。「風」同人。「風港」編集同人。第4回角川全国俳句大賞準賞受賞。室生犀星俳文学賞受賞。