俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0213・白039・中村路子01・2015-02-10(火)

2015-02-10 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0213・白039・中村路子01・2015-02-10(火)

【→色彩俳句-索引 →俳人一覧()】

 

○「眼帯白き昏らがり蕗の薹」(中村路子01)

〈白〉white#ffffff

季語(蕗の薹・春) 「がんたいにしろきくらがりふきのとう」(現代俳句データベース」より引用http://www.weblio.jp/content/%E4%B8%AD%E6%9D%91%E8%B7%AF%E5%AD%90

【鑑賞】:眼帯をした経験ははるか昔のことですが、この句の情景は共感を喚起します。眼帯のまなうらは暗がりなのですが、何か白く明るい暗がりなのです。快方への光でしょうか。今日は「ふきのとうの日」。

 

中村路子(なかむらみちこ) (1917~1999)

●好きな一句「いち日の声使ひきり白椿」02

季語(白椿・春) 「いちにちのこえつかいきりしろつばき」(「同上

【Profile】:北海道出身。→加藤楸邨、→田川飛旅子に師事。「」「夏草」同人を経て「」同人。第30回現代俳句協会賞受賞。

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