俳句の箱庭
「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次)
◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。
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◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次
●五感俳句0180・嗅覚029・仁平勝01・2014-06-23(月)
○「金魚売消えて真水の匂ひかな」(仁平勝01)
季語(金魚・夏)
【鑑賞】:金魚売が屋台をたたんで場所を移すために去りました。しかし、まだその場所には金魚売が纏っていた真水の匂いが残っています。
○仁平勝(にひらまさる)
代表句「輪の中に鬼うづくまる青嵐」02
季語(青嵐・夏)
【Profile】:1949年、東京都出身。結社に属さず句作と評論を続ける。句集「東京物語」、評論「俳句が文学になるとき」で1997年、第19回サントリー文芸賞。2003年、「俳句のモダン」で第3回山本健吉文学賞、2007年、「俳句の射程」で第9回→加藤郁乎賞及び18年度第21回俳人協会評論賞受賞。埼玉県在住。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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仁平勝掲載句
2015/05/03 03人形の頭に永き日がつまる(永き日・春)〈五体・頭〉