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俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●色彩俳句0177・赤013・井筒安男01・2014-06-04(水)

2014-06-04 04:56:00 | 色彩俳句

●色彩俳句0177・013・井筒安男01・2014-06-04(水)

 

○「赤い夏月仰臥はとても怖いかたち」(井筒安男01)

季語(夏月・三夏)

【鑑賞】:「仰臥(ぎょうが)」とはあおむけに寝ること。寝たきりの病床目録「仰臥漫録」の→正岡子規。「瓶にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり」の歌は病床の視点からでないと詠むことはできません。さらに「仰臥」で思い起こすのは「→車にも仰臥という死春の月」(→高野ムツオ)です。

 

井筒安男(いづつやすお)(1936~1993)

○好きな一句「街の灯にぼくが華麗に散逸す」02

季語(無季)

【Profile】:高校時代に「花影陣」の永田竹の春に指導を受ける。→堀葦男に師事。「十七音詩」「未完現実」同人。「水焔句会」主宰。

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