●五感俳句0181・質感=軽04・大山竹二01・2014-06-30(月)
○「かぶと虫死んだ軽さになつている」(大山竹二01)
季語(かぶと虫・夏・川柳)
死んでしまったかぶと虫。天へ向けた足はもはや動きません。魂が抜けた分だけ軽くなっているようです。
○大山竹二(おおやまたけじ)(1908~1962)
代表句「乳母車余りの青葉から逃れ」02
季語(無季・川柳)
兵庫県神戸市出身。川柳作家。1923年から作句をはじめ、1928年「番傘」同人となり、1933年、「ふあうすと」同人となる。「ふあうすと」雑詠選者として泉淳夫など幾多の好作家を育成した。→俳人一覧(あ・か・さ・た・な・は・ま・や)
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