俳句の箱庭 top

お気入俳人の俳句鑑賞します。
多側面から俳句を分類します。
俳句付きイラストを描きます。

俳句の箱庭

「箱庭へ風の粒子の粗く吹く」(透次) ◯浮かんだときが作るとき。作ることに無理はしないように。 ◯各俳人の情報は書籍・ネット他で一般に公開されたものから得ています。各俳人の情報は最新でない場合があります。各俳人の敬称略させていただきます。Tweet句については作者の承諾を得ていませんが、営利目的の要素はありませんのでご了承ください。 ◯「俳句の箱庭」ヽ(^ι_^)ゞノ♪透次

●五体俳句064・耳01・栗林千津・2011-11-29

2011-11-29 00:04:57 | 五体俳句

●五体俳句064・01・栗林千津・2011-11-29


○「秋冷の幽谷めきしの穴」(栗林千津01)

季語(秋冷)

五体俳句の「耳」。意外にも初登場です。秋の冷えは耳の冷たさからやってくるようです。耳の穴は幽谷のように暗く深く外界に開いています。

 

栗林千津(くりばやしちづ)(1910~2010)

代表句「極月の頭上でさわぐゆで卵」02

季語(極月・冬)

栃木県河内郡生まれ。→遠藤悟逸主宰「みちのく」、→石田波郷主宰「鶴」、→藤田湘子主宰「鷹」を経て→佐藤鬼房主宰「小熊座」同人。→坪内稔典の「船団」にも参加した。第33回現代俳句協会賞受賞。

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