孤独の自由と欲張らない実践=頑張らない~楽になるブログ

個人意識丸出しながらも、欲張らない、見栄張らない、頑張らない、無理をしないで楽に生きる実践

アメリカ映画「ベンハー・十戒」と完全真理

2008年07月24日 | Weblog
アメリカ映画で「ベンハー」か「十戒」だったか、主人公が神の力かなんかで海を真っ二つに割って海の中に逃げ道をつくり、そのおかげで避難民が対岸に逃げ延びる事が出来たが、その海の中に出来た同じ道を追いかけてくる軍隊がいて、その軍隊は海に飲み込まれて滅びるのですが、いわゆる正義が勝って悪が滅びるシーンなのですが、それが聖書にも書かれているようです。

それでは逃亡している側が善人で、追いかけている軍隊は悪人なのでしょうか? 国家平民を守る義務のある軍隊がなぜ悪人になるの? 上部から命じられたままに任務を遂行しているだけなのになぜ悪人になって滅びていかなければならないの? 海に飲み込まれていく軍人の中には避難民と同じように大切な家族や恋人がいます。

善人と言われる人達・集団がなぜ軍隊に追いかけられる羽目になったの? 国家に対して反逆など何か悪い事をしたから追いかけられているのなら、国家から見れば避難民は悪人ではないの?

回りくどく書きましたが、見方によればどちらも善人でどちらも悪人になるのです。
それでは矛盾していませんか? まして人殺しをして善人面できるのは変ですね。 
戦争が正義の善になり、敵を大勢殺せば英雄ヒーローになれるのも変ですね。

911同時多発テロを仕掛けた方も正義聖戦、テロを受けた側もテロ組織国家に報復復讐するのが正義の為にやっているといっていますね。 

また神の力を借りて、または聖者の力で人殺しするのも変ですね。
また神が人殺し戦争を手助けすることはありえないでしょ・・・しかし自分勝手に神を味方に付けている事実はありますね。 何か変だと思いません。
神に敵味方意識があるなんて考えられません。 それでは神同士・神の世界でも「私が正しい」「あっちはサタン」と言い張って神と神が戦争していることになるからね。 

此れとまったく同じ事、良い悪い(善悪・優劣・損得)の判断が家庭や社会国家(比較競争社会)の中で大なり小なり起きています。 だから世界で起きていることも身近なところで起きていることもまったく同じ事が起きているのです。 家庭の出来事も世界の出来事も形が違っているだけで中味・原因は皆同じです。 原因は「自分さえ良ければ」の個人意識から出てくる「良い悪い」の分離判断から起きていることなのです。

人類史上初の、この世で初の、これが最後となる完全真理(矛盾も妥協も無い)、それが良い悪いを持たないという山田耕栄さんの真理です。

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