「第二部」生きているからには楽しく過ごしたいと思うのは誰もが同じだと思いますが…

生きているからには楽しく過ごしたいと思うのは誰もが同じだと思いますが…

ちなみに私も同じですから…好きなこと・遊ぶために仕事役割を果たしていたようなものです。

そして趣味娯楽感覚でしているうちにやがてそれが仕事業務となったのがビデオ撮影制作でした。
だから好きなことが仕事となったからには、その仕事が苦になるどころか好きなことをやっているだけで十分でした。

ところが先見の目でもって先駆けたビデオが軌道に乗り最高潮になった頃に取引先の支配人が他の業者を連れて赴任したことからして一気に雲行きが変わりましたから私としては面白くありません。
そこで人様が原因の苦い思いを初めて味わいました。

少し前置きが長くなりましたが…楽の裏には苦があるのがこの世人間界です。

然るに楽しさを味わうためには苦も味わうことにもなるのです。

そしてその苦楽を味わっただけで終わってしまえば…人間として生きている価値が失われるとして書いているのがこのブログです。

だから矛盾を味わったのならば…その矛盾となる原因をしっかり見定め対処しなければ…また同じ矛盾を味わう繰り返しで終わってしまうのです。

然るに矛盾の世界で生きているからには…その矛盾を見極め対処する方法を見出すことが…己の自力自信となる本物の精神世界なのです。

だから己の不満からして腹立ち怒っただけで終わらせないで、何が原因で不満になり、それが元で腹立ち怒りとなった、その原因を深く掘り下げ学び知るのが精神世界なのです。

だから日々の生活の結果有様をなにかと気にして終わるのはなくして、その裏にある原因意識に注目するのが精神世界の基本です。

そして何事も小から始まり大となっているその真理に気付くことで…
何事も小さな不満からして大ごとになっている事実に気がつくのです。

じゃこれではダメだの不満をなくするにはどうするかとなりますが、その不満を消すことは絶対に無理なのです。

そこで何度も書いているように…欲張らなければ不満にならないのです。

「第一部」表れ出た結果からしてその原因を学び知り気付くことが本来の精神世界です。

未だに気付いていない人も多いとは思いますが…
あの世が原因でこの世が結果です。
然るに人間は結果なのです。

またこの世は意識が原因の結果の世界でもあります。

と言うことは…見える結果となる姿形のある万物や人間にも当然ながらその原因である宇宙生命体と言われる＝永遠の命と意識＝を持っています。

それを人間に例えると…俗にいう魂であり・心であり・精神であり・意識となる…人間の＝精神・精神体＝が原因となります。

となれば当然ながら食って寝て糞をしながら生きてそれが精神体の学びとならなければ人間としての価値がありません。

だから人間の持っている矛盾意識が原因からして…例えば…好き嫌いの選り好みで生きてその結果を味わい省みて、それが己の精神の学びにならなければ意味や価値がありません。

ちなみに好き嫌いの感情からして味わったその満足や不満の結果だけで終わってその原因となる己の意識を省みなければ無駄になります。

また感情的になったことでどんな意識有様に変わったのか詳細に気付く必要もあったのです。

然るに表れ出た結果からしてその原因を学び知り気付くことが価値ある生き方になるのです。

だから単に良かった悪かったの喜怒哀楽だけで終わったのでは余計なことをして無駄に終わったことになるのです。

ところが概ねにして…楽しんだ結果だけで終わったり、悲しかった・悔しかった・苦しかった・悩んだだけで終わるのが常です。
そしてまた同じことを繰り返すことにもなるのです。

しかもその結果に強い不満を持ったり腹立て怒ったりその仕返し報復を意識したりすると更に己の精神を痛める結果にもなるのです。

とにかくこの世の様々な矛盾を味わうことが精神の学びにならなければ喜怒哀楽を味わっただけの人生で終わってしまうのです。

また矛盾を味わったことからして気付き、そこで欲張らずに生きるしか他に道はないと納得確信となれば、此れまで生きてきた価値があるのです。

そして感情的な喜怒哀楽や人為人工的な変化刺激・快感快楽から卒業したことで…
元からしてある自然界とともに仲良く暮らす人間本来の生き方に戻り…それを味わっていれば不満も出てこなくなるのです。

然るに欲張ることからも卒業できるのです。