準々決勝 第1試合
愛和学院 × 浦安工業
『ザシュ!』
浦安工業の#4、千葉の朝日こと市原朝日のミドルシュートが決まる。
まもなくして、試合終了のブザーがなった。
『ビィーー!!』
(負けちまった・・・。)
ブザーとともに、天井を仰ぐ市原。
浦安工業のベンチは、静まり返っていた。
対する愛和学院ベンチ。
「よし!!」
「今の俺たちに敵はなし!!」
選手たちが、歓喜の声をあげている。
「お疲れ様です。」
と織田。
「あぁ。みんなよくやった。」
「大さん、絶好調でしたね。」
「けっ、いつもどおりだってーの。」
そこに、市原が近寄ってきた。
「諸星・・・。」
「朝日・・・。」
「今日は完敗だった・・・。」
市原の目には涙がたまっていた。
「正直、後半も前半のように抑えられたら、勝てなかったかもしれない。
お前のディフェンスの成長ぶりには、驚いたぜ。」
「お前さえ抑えればと思っていたんだが、そう巧くはいかなかった。
そいつらは、頼もしい後輩たちだな。」
市原は、織田と今村に目をやった。
この試合、織田と今村が、市原から2つのオフェンスファウルを奪っていた。
「まだまだだ。口とプレーが伴ってねぇ。」
「だっ大さん!」
「翼はともかく、俺はちゃんとしてますよ。」
「なっなんだと?虎?」
「やめろ!ガキじゃねぇんだし。まぁ、こんな感じだからよ。頼りにもなんねぇんだよ。」にやっ。
「ホントにお前は、素直じゃねぇな。織田に、今村。
まぁ、こんな感じだけど、これからも諸星のことを慕ってやってくれな。」
「わかりました。」
「へへっ、しょうがないっすね。」
「なんで、朝日にそんなこといわれなくちゃならねぇんだよ。
っていうか、お前たちものるな!!」
「けっ、お前らと話していると試合に負けたことも忘れちまうぜ!」
4人には、笑顔が溢れていた。
「織田さん!」
「んっ?あぁ、朝日さんの弟の・・・夕君だね。」
「はい。今回は、出場機会がありませんでしたが、
来年は必ずレギュラーを勝ち取って、織田さんと勝負したいと思います。」
「うん。楽しみにしているよ。」
「諸星、ところでお前は、慶徳義塾なんだってな?」
「なんで知ってんだ?」
「そこの今村が教えてくれた。」
「また、翼か!!ホントにお前は、口が軽いんだからよ!!」
「いいじゃないっすか、減るもんじゃないし。」
「ったく。朝日は、進路、決まってるのか?」
「決まってるぜ!名稜だ。」
「名稜!!三傑に入る強豪大学じゃねぇかよ!!」
「ふっ、俺の勝ちだな。」
「大学名で、勝ち負けなんてねぇよ。いいのか、そんな強豪大学に進学して、スタメンとれるのか?」
「問答無用。諸星に勝つまでは、誰にも負けない。
それに、あそこのバスケスタイルは俺に合っている。」
「相変わらず、強気だな。名稜は、確かラン&ガンだったっけ。」
「俺の理想のバスケさ。それだけじゃない。来年の名稜の1年生は、粒ぞろいだぜ。
名朋の里中、洛安の小関と瀧川、あと大阪からも1人くる。」
「確かにいいメンバーだ。だが、俺の敵じゃない。」
「強がりを!それとも、他にいい選手が入学するのか?」
「確定しているのは、野辺だけだ。」
「山王の野辺だけ?そんなんで、名稜に勝てるのかよ!?」
「ふん、俺一人いれば、お前らなんか十分だ。」
「変な自信があるようだが、首を洗って待っとけよ。」
「ふっ、お前もな。」
(といったものの、名朋の里中と洛安コンビか・・・。はっきりいって、勝つ自信がねぇ。)
こうして、準々決勝 第1試合 弥生曰く『将来の日本No.1SG前哨戦』は、愛和学院 諸星大の圧勝で幕を降ろした。
準々決勝 第1試合
愛和学院 102
浦安工業 73
続く。
愛和学院 × 浦安工業
『ザシュ!』
浦安工業の#4、千葉の朝日こと市原朝日のミドルシュートが決まる。
まもなくして、試合終了のブザーがなった。
『ビィーー!!』
(負けちまった・・・。)
ブザーとともに、天井を仰ぐ市原。
浦安工業のベンチは、静まり返っていた。
対する愛和学院ベンチ。
「よし!!」
「今の俺たちに敵はなし!!」
選手たちが、歓喜の声をあげている。
「お疲れ様です。」
と織田。
「あぁ。みんなよくやった。」
「大さん、絶好調でしたね。」
「けっ、いつもどおりだってーの。」
そこに、市原が近寄ってきた。
「諸星・・・。」
「朝日・・・。」
「今日は完敗だった・・・。」
市原の目には涙がたまっていた。
「正直、後半も前半のように抑えられたら、勝てなかったかもしれない。
お前のディフェンスの成長ぶりには、驚いたぜ。」
「お前さえ抑えればと思っていたんだが、そう巧くはいかなかった。
そいつらは、頼もしい後輩たちだな。」
市原は、織田と今村に目をやった。
この試合、織田と今村が、市原から2つのオフェンスファウルを奪っていた。
「まだまだだ。口とプレーが伴ってねぇ。」
「だっ大さん!」
「翼はともかく、俺はちゃんとしてますよ。」
「なっなんだと?虎?」
「やめろ!ガキじゃねぇんだし。まぁ、こんな感じだからよ。頼りにもなんねぇんだよ。」にやっ。
「ホントにお前は、素直じゃねぇな。織田に、今村。
まぁ、こんな感じだけど、これからも諸星のことを慕ってやってくれな。」
「わかりました。」
「へへっ、しょうがないっすね。」
「なんで、朝日にそんなこといわれなくちゃならねぇんだよ。
っていうか、お前たちものるな!!」
「けっ、お前らと話していると試合に負けたことも忘れちまうぜ!」
4人には、笑顔が溢れていた。
「織田さん!」
「んっ?あぁ、朝日さんの弟の・・・夕君だね。」
「はい。今回は、出場機会がありませんでしたが、
来年は必ずレギュラーを勝ち取って、織田さんと勝負したいと思います。」
「うん。楽しみにしているよ。」
「諸星、ところでお前は、慶徳義塾なんだってな?」
「なんで知ってんだ?」
「そこの今村が教えてくれた。」
「また、翼か!!ホントにお前は、口が軽いんだからよ!!」
「いいじゃないっすか、減るもんじゃないし。」
「ったく。朝日は、進路、決まってるのか?」
「決まってるぜ!名稜だ。」
「名稜!!三傑に入る強豪大学じゃねぇかよ!!」
「ふっ、俺の勝ちだな。」
「大学名で、勝ち負けなんてねぇよ。いいのか、そんな強豪大学に進学して、スタメンとれるのか?」
「問答無用。諸星に勝つまでは、誰にも負けない。
それに、あそこのバスケスタイルは俺に合っている。」
「相変わらず、強気だな。名稜は、確かラン&ガンだったっけ。」
「俺の理想のバスケさ。それだけじゃない。来年の名稜の1年生は、粒ぞろいだぜ。
名朋の里中、洛安の小関と瀧川、あと大阪からも1人くる。」
「確かにいいメンバーだ。だが、俺の敵じゃない。」
「強がりを!それとも、他にいい選手が入学するのか?」
「確定しているのは、野辺だけだ。」
「山王の野辺だけ?そんなんで、名稜に勝てるのかよ!?」
「ふん、俺一人いれば、お前らなんか十分だ。」
「変な自信があるようだが、首を洗って待っとけよ。」
「ふっ、お前もな。」
(といったものの、名朋の里中と洛安コンビか・・・。はっきりいって、勝つ自信がねぇ。)
こうして、準々決勝 第1試合 弥生曰く『将来の日本No.1SG前哨戦』は、愛和学院 諸星大の圧勝で幕を降ろした。
準々決勝 第1試合
愛和学院 102
浦安工業 73
続く。