準決勝 第1試合
愛和学院 × 博多商大附属
愛和の徳光監督が、最後の作戦を伝える。
「今村!わかっているな?今日はお前の頑張りあってこそだ!」
「OKっす!牧瀬さんには、1本も打たせませんよ。」にこっ。
「どうも、その自信が反対に気になる・・・。」
「大丈夫ですって。監督!」
「・・・、不安だ。」
「織田!今村をカバーしながら、巧くゲームを組み立ててくれ。」
「はい。」
「諸星は、オフェンスに集中。荻野と杉本は、インサイド、特に新庄にはケア。必ず、スクリーンアウトだ。
徳永が突っ込んできたら、4人で囲め。いいな?」
「わかりました。」
「うむ。よし、いって来い!!」
「はい!」
博多ベンチ。
「注意すべきは、やはり諸星だ。あいつをのせたら、そう簡単には止められない。最初が肝心だ。」
とPF新庄。
「諸星は、俺が責任を持って止める!といいたいところだけど、んー、かなり難しいかな・・・。
ディフェンスは得意じゃないからな。」
と苦笑いのキャプテン徳永。
「僕がフォローにいくから安心して。」
SG牧瀬がいった。
「あぁ。任せたよ。」
「よし!いこうか!」
「おう!」
-----------------------------------------------
【愛和学院】赤
PG…#9 織田 虎丸 177cm/2年
SG…#4 諸星 大 186cm/3年
SF…#7 今村 翼 184cm/2年
PF…#5 荻野 武士 193cm/3年
C…#8 杉本 学 196cm/3年
【博多商大附属】白
PG…#8 森田 義和 173cm/3年
SG…#6 牧瀬 篤弘 182cm/3年
SF…#4 徳永 保 188cm/3年
PF…#5 新庄 雄銀 198cm/3年
C…#7 大原 悟朗 190cm/3年
-----------------------------------------------
「愛知の星ーー!!頑張れーー!!」
「博多のビッグ3--!今日もかましたれーー!!」
「織田くーーん!」
「いけーー!!博多ーー!!」
「虎、お前、ファンが多くなったな。なんか、腹が立つ。」
「あんまり気にしてないけどね。」
「そのすかした態度が余計腹が立つ。」
愛知の虎こと織田虎丸は、茶髪のサラサラヘアーで、大きな目、丸い顔をしている。
同性異性ともに好感の持てる顔立ちであった。
愛知の翼こと今村翼もまた、茶髪の短髪を立ち上げてはいたが、細身で面長、手足の長い体格をしていた。
決して美男子ではないが、悪くもない顔立ちであった。
整列する10名。
諸星が新庄に話しかける。
「新庄!今日の俺はのってるぜ。」にかっ。
「ふっ、相変わらずバカ面だな。だが、俺たちものっている、今日お前らに勝って、明日山王を叩いて優勝する!!」
「けっ、吠え面かくなよ!」
センターサークル内には、愛和のC杉本と博多のPF新庄が入った。
『スッ!』
主審の手からボールが放たれる。
『パン!』
身長、跳躍力で勝る新庄が軽くボールを叩く。
ボールは、PG森田がキャッチした。
「よし!落ち着いて1本いこう!」
森田がドリブルを開始した瞬間、
『パシ!』
(なっ!)
織田が電光石火の速さで、ドリブルをスティール。
C大原を軽く抜き去ると、瞬く間にレイアップシュートを決めた。
『パサ。』
「速い!!」
「あのガード、凄いぞーー!!」
(森田さんや大原さんには悪いけど、徳永さんたちに比べれば、2人は明らかにレベルが落ちる。
俺や杉本さんで大量点を奪えれば、必ず勝てるはず!)
(あのPG、なかなかのスピードだ。ちーっと、森田には厳しいかな・・・。)
と徳永。
「いいぞ!虎ーー!!」
自軍コートから、今村が織田に声をかける。
「こらーー!今村ーー!!織田のフォローにちゃんと走らんかい!!」
と大きな声を出すのは、監督の徳光。
「虎は必ず決めますから。走るだけ、無駄っすよ。」
「なっなんだと!本当、あいつはすぐ手を抜くんだから。」
センターサークル近くにいる諸星が再び新庄に話しかけた。
「新庄!お前は2つ勘違いをしているぜ。」
「んっ!?」
「一つは、明日の決勝の相手は、海南だ。必ず、海南が勝ち上がってくる!」
「・・・。」
「もう一つは、今日勝つのは、俺たちさ。」にかっ。
「ふっ、えらい自信だな。」
「いったろ?今日の俺は、のってるって。」
「今日も楽しめそうだぜ!」
開始早々の織田のスティールから、愛和が先制点をあげ、準決勝 第1試合が開始された。
愛和 2
博多 0
続く。
愛和学院 × 博多商大附属
愛和の徳光監督が、最後の作戦を伝える。
「今村!わかっているな?今日はお前の頑張りあってこそだ!」
「OKっす!牧瀬さんには、1本も打たせませんよ。」にこっ。
「どうも、その自信が反対に気になる・・・。」
「大丈夫ですって。監督!」
「・・・、不安だ。」
「織田!今村をカバーしながら、巧くゲームを組み立ててくれ。」
「はい。」
「諸星は、オフェンスに集中。荻野と杉本は、インサイド、特に新庄にはケア。必ず、スクリーンアウトだ。
徳永が突っ込んできたら、4人で囲め。いいな?」
「わかりました。」
「うむ。よし、いって来い!!」
「はい!」
博多ベンチ。
「注意すべきは、やはり諸星だ。あいつをのせたら、そう簡単には止められない。最初が肝心だ。」
とPF新庄。
「諸星は、俺が責任を持って止める!といいたいところだけど、んー、かなり難しいかな・・・。
ディフェンスは得意じゃないからな。」
と苦笑いのキャプテン徳永。
「僕がフォローにいくから安心して。」
SG牧瀬がいった。
「あぁ。任せたよ。」
「よし!いこうか!」
「おう!」
-----------------------------------------------
【愛和学院】赤
PG…#9 織田 虎丸 177cm/2年
SG…#4 諸星 大 186cm/3年
SF…#7 今村 翼 184cm/2年
PF…#5 荻野 武士 193cm/3年
C…#8 杉本 学 196cm/3年
【博多商大附属】白
PG…#8 森田 義和 173cm/3年
SG…#6 牧瀬 篤弘 182cm/3年
SF…#4 徳永 保 188cm/3年
PF…#5 新庄 雄銀 198cm/3年
C…#7 大原 悟朗 190cm/3年
-----------------------------------------------
「愛知の星ーー!!頑張れーー!!」
「博多のビッグ3--!今日もかましたれーー!!」
「織田くーーん!」
「いけーー!!博多ーー!!」
「虎、お前、ファンが多くなったな。なんか、腹が立つ。」
「あんまり気にしてないけどね。」
「そのすかした態度が余計腹が立つ。」
愛知の虎こと織田虎丸は、茶髪のサラサラヘアーで、大きな目、丸い顔をしている。
同性異性ともに好感の持てる顔立ちであった。
愛知の翼こと今村翼もまた、茶髪の短髪を立ち上げてはいたが、細身で面長、手足の長い体格をしていた。
決して美男子ではないが、悪くもない顔立ちであった。
整列する10名。
諸星が新庄に話しかける。
「新庄!今日の俺はのってるぜ。」にかっ。
「ふっ、相変わらずバカ面だな。だが、俺たちものっている、今日お前らに勝って、明日山王を叩いて優勝する!!」
「けっ、吠え面かくなよ!」
センターサークル内には、愛和のC杉本と博多のPF新庄が入った。
『スッ!』
主審の手からボールが放たれる。
『パン!』
身長、跳躍力で勝る新庄が軽くボールを叩く。
ボールは、PG森田がキャッチした。
「よし!落ち着いて1本いこう!」
森田がドリブルを開始した瞬間、
『パシ!』
(なっ!)
織田が電光石火の速さで、ドリブルをスティール。
C大原を軽く抜き去ると、瞬く間にレイアップシュートを決めた。
『パサ。』
「速い!!」
「あのガード、凄いぞーー!!」
(森田さんや大原さんには悪いけど、徳永さんたちに比べれば、2人は明らかにレベルが落ちる。
俺や杉本さんで大量点を奪えれば、必ず勝てるはず!)
(あのPG、なかなかのスピードだ。ちーっと、森田には厳しいかな・・・。)
と徳永。
「いいぞ!虎ーー!!」
自軍コートから、今村が織田に声をかける。
「こらーー!今村ーー!!織田のフォローにちゃんと走らんかい!!」
と大きな声を出すのは、監督の徳光。
「虎は必ず決めますから。走るだけ、無駄っすよ。」
「なっなんだと!本当、あいつはすぐ手を抜くんだから。」
センターサークル近くにいる諸星が再び新庄に話しかけた。
「新庄!お前は2つ勘違いをしているぜ。」
「んっ!?」
「一つは、明日の決勝の相手は、海南だ。必ず、海南が勝ち上がってくる!」
「・・・。」
「もう一つは、今日勝つのは、俺たちさ。」にかっ。
「ふっ、えらい自信だな。」
「いったろ?今日の俺は、のってるって。」
「今日も楽しめそうだぜ!」
開始早々の織田のスティールから、愛和が先制点をあげ、準決勝 第1試合が開始された。
愛和 2
博多 0
続く。
博多のPGってモデルいます?知り合いに名前が似すぎてて…
偶然かなぁ。今後の展開楽しみにしてます◎
初めまして。
コメントありがとうございます。
博多の選手の名前のモデルは、福岡県出身の有名人の方たちです。
PGは、ある有名なサングラスの大物司会者ですよ。
今後もよろしくお願いします。