うまがスラムダンクの続き

うまがスラムダンクを勝手にアレンジ。
スラムダンクの続きを書かせていただいています。

#6 【試合開始】

2008-11-01 | #01 陵南 選抜編
選抜神奈川県予選 準決勝 第1試合

湘北×陵南




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【湘北】赤

PG…#4 宮城リョータ 168cm/2年
SG…#5 安田 靖春 167cm/2年
SF…#9 三井 寿 184cm/3年
PF…#7 流川 楓 188cm/1年
 C…#8 角田 悟 183cm/2年


【陵南】白

PG…#5 植草 智之 172cm/2年
SG…#4 越野 宏明 175cm/2年
SF…#7 仙道 彰 191cm/2年
PF…#8 福田 吉兆 189cm/2年
 C…#6 菅平 大輔 187cm/2年

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ジャンパーは、仙道と流川。

主審がボールを放つ。



『トン!』



勝ったは、仙道。


「俺の勝ち。」にこり。

「にゃろー。」



ふわっと浮いたボールは、植草のもとへ。

すかさず、宮城が植草をマーク。


「行かせねぇ!」



が、ボールは、前を走る越野にバウンドパス。




「上手い!」




『ダムダム!』


そのまま、ドリブルでゴールへ向かう越野に追いついたのは、三井。


「チョロイね。」

「ぬっ。」


『キュ!』


一旦、ボールがとまる。

その間に、湘北の選手が戻ってきた。




「湘北はえぇーー。陵南、速攻を封じられたぞ!」

「湘北に速攻は通用しない!!」




湘北のディフェンスは、ハーフコートマンツー。

宮城は越野、安田は植草、三井が福田、角田が菅平、そして、流川が仙道についた。



ボールは、越野から植草へ。


『ダムダムダム。』


パスの機会をうかがっている。



逆サイドからきれてきた福田にパス。



左45° 3Pライン手前。

三井は間合いを取っている。


「福田、そこから来るか?」

おちょくるように言った。



だが、三井の言葉は、福田の耳には入らない。

福田は、集中している。



「打て。」

仙道が、ボソッと言った。



『シュ!』



福田がシュート放つ。

お世辞にも綺麗とは言えないシュートフォームではあったが、回転力のある力強いシュートであった。



「!!!」


虚を衝かれ、シュートチェックに行けない三井を横目に、福田はゴール下に走りこんだ。



「なっ!?」



『ガン!!』


シュートは、外れた。



だが、リング手前にはじかれたボールは、走りこんでくる福田の元へ一直線に戻ってくる。

そして、空中でボールをキャッチした福田は、そのままゴールに叩き込んだ。



『ドカッ!!』




「福田のダンクだーーーー!!」

「リバウンドダンクを決めやがった!!!」

「いや、そんなことよりも、福田がスリーを打ったぞーー!!」




「おぉーーー!」

「いつのまに!!!」

「フクさーーん!アンビリーバブルやーー!!」

陵南のベンチが騒ぐ。




「おしかったな。」

仙道が、福田の背中を叩いた。

「あぁ。」

「次は入るさ。」




「福田が3P?」

「三井サン。あのフォームを見ると、入る気はしねぇ。問題はないっすよ。
本物の3Pを見せてくれ。」

「OK。パス回せよ。」




陵南のディフェンスもマークマンは変わらずハーフコートマンツー。



だが、



『シュパ!』



あっさり、三井の3Pが決まる。

「福田のディフェンスは、相変わらずザルだな。宮城、俺に回せ。」

「期待してますよ。三井サン。」



試合開始早々、両チームとも順調な滑り出しを見せる。



湘北 3
陵南 2







続く。