選抜神奈川県予選 準決勝 第1試合
湘北×陵南
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【湘北】赤
PG…#4 宮城リョータ 168cm/2年
SG…#5 安田 靖春 167cm/2年
SF…#9 三井 寿 184cm/3年
PF…#7 流川 楓 188cm/1年
C…#8 角田 悟 183cm/2年
【陵南】白
PG…#5 植草 智之 172cm/2年
SG…#4 越野 宏明 175cm/2年
SF…#7 仙道 彰 191cm/2年
PF…#8 福田 吉兆 189cm/2年
C…#6 菅平 大輔 187cm/2年
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ジャンパーは、仙道と流川。
主審がボールを放つ。
『トン!』
勝ったは、仙道。
「俺の勝ち。」にこり。
「にゃろー。」
ふわっと浮いたボールは、植草のもとへ。
すかさず、宮城が植草をマーク。
「行かせねぇ!」
が、ボールは、前を走る越野にバウンドパス。
「上手い!」
『ダムダム!』
そのまま、ドリブルでゴールへ向かう越野に追いついたのは、三井。
「チョロイね。」
「ぬっ。」
『キュ!』
一旦、ボールがとまる。
その間に、湘北の選手が戻ってきた。
「湘北はえぇーー。陵南、速攻を封じられたぞ!」
「湘北に速攻は通用しない!!」
湘北のディフェンスは、ハーフコートマンツー。
宮城は越野、安田は植草、三井が福田、角田が菅平、そして、流川が仙道についた。
ボールは、越野から植草へ。
『ダムダムダム。』
パスの機会をうかがっている。
逆サイドからきれてきた福田にパス。
左45° 3Pライン手前。
三井は間合いを取っている。
「福田、そこから来るか?」
おちょくるように言った。
だが、三井の言葉は、福田の耳には入らない。
福田は、集中している。
「打て。」
仙道が、ボソッと言った。
『シュ!』
福田がシュート放つ。
お世辞にも綺麗とは言えないシュートフォームではあったが、回転力のある力強いシュートであった。
「!!!」
虚を衝かれ、シュートチェックに行けない三井を横目に、福田はゴール下に走りこんだ。
「なっ!?」
『ガン!!』
シュートは、外れた。
だが、リング手前にはじかれたボールは、走りこんでくる福田の元へ一直線に戻ってくる。
そして、空中でボールをキャッチした福田は、そのままゴールに叩き込んだ。
『ドカッ!!』
「福田のダンクだーーーー!!」
「リバウンドダンクを決めやがった!!!」
「いや、そんなことよりも、福田がスリーを打ったぞーー!!」
「おぉーーー!」
「いつのまに!!!」
「フクさーーん!アンビリーバブルやーー!!」
陵南のベンチが騒ぐ。
「おしかったな。」
仙道が、福田の背中を叩いた。
「あぁ。」
「次は入るさ。」
「福田が3P?」
「三井サン。あのフォームを見ると、入る気はしねぇ。問題はないっすよ。
本物の3Pを見せてくれ。」
「OK。パス回せよ。」
陵南のディフェンスもマークマンは変わらずハーフコートマンツー。
だが、
『シュパ!』
あっさり、三井の3Pが決まる。
「福田のディフェンスは、相変わらずザルだな。宮城、俺に回せ。」
「期待してますよ。三井サン。」
試合開始早々、両チームとも順調な滑り出しを見せる。
湘北 3
陵南 2
続く。
湘北×陵南
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【湘北】赤
PG…#4 宮城リョータ 168cm/2年
SG…#5 安田 靖春 167cm/2年
SF…#9 三井 寿 184cm/3年
PF…#7 流川 楓 188cm/1年
C…#8 角田 悟 183cm/2年
【陵南】白
PG…#5 植草 智之 172cm/2年
SG…#4 越野 宏明 175cm/2年
SF…#7 仙道 彰 191cm/2年
PF…#8 福田 吉兆 189cm/2年
C…#6 菅平 大輔 187cm/2年
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ジャンパーは、仙道と流川。
主審がボールを放つ。
『トン!』
勝ったは、仙道。
「俺の勝ち。」にこり。
「にゃろー。」
ふわっと浮いたボールは、植草のもとへ。
すかさず、宮城が植草をマーク。
「行かせねぇ!」
が、ボールは、前を走る越野にバウンドパス。
「上手い!」
『ダムダム!』
そのまま、ドリブルでゴールへ向かう越野に追いついたのは、三井。
「チョロイね。」
「ぬっ。」
『キュ!』
一旦、ボールがとまる。
その間に、湘北の選手が戻ってきた。
「湘北はえぇーー。陵南、速攻を封じられたぞ!」
「湘北に速攻は通用しない!!」
湘北のディフェンスは、ハーフコートマンツー。
宮城は越野、安田は植草、三井が福田、角田が菅平、そして、流川が仙道についた。
ボールは、越野から植草へ。
『ダムダムダム。』
パスの機会をうかがっている。
逆サイドからきれてきた福田にパス。
左45° 3Pライン手前。
三井は間合いを取っている。
「福田、そこから来るか?」
おちょくるように言った。
だが、三井の言葉は、福田の耳には入らない。
福田は、集中している。
「打て。」
仙道が、ボソッと言った。
『シュ!』
福田がシュート放つ。
お世辞にも綺麗とは言えないシュートフォームではあったが、回転力のある力強いシュートであった。
「!!!」
虚を衝かれ、シュートチェックに行けない三井を横目に、福田はゴール下に走りこんだ。
「なっ!?」
『ガン!!』
シュートは、外れた。
だが、リング手前にはじかれたボールは、走りこんでくる福田の元へ一直線に戻ってくる。
そして、空中でボールをキャッチした福田は、そのままゴールに叩き込んだ。
『ドカッ!!』
「福田のダンクだーーーー!!」
「リバウンドダンクを決めやがった!!!」
「いや、そんなことよりも、福田がスリーを打ったぞーー!!」
「おぉーーー!」
「いつのまに!!!」
「フクさーーん!アンビリーバブルやーー!!」
陵南のベンチが騒ぐ。
「おしかったな。」
仙道が、福田の背中を叩いた。
「あぁ。」
「次は入るさ。」
「福田が3P?」
「三井サン。あのフォームを見ると、入る気はしねぇ。問題はないっすよ。
本物の3Pを見せてくれ。」
「OK。パス回せよ。」
陵南のディフェンスもマークマンは変わらずハーフコートマンツー。
だが、
『シュパ!』
あっさり、三井の3Pが決まる。
「福田のディフェンスは、相変わらずザルだな。宮城、俺に回せ。」
「期待してますよ。三井サン。」
試合開始早々、両チームとも順調な滑り出しを見せる。
湘北 3
陵南 2
続く。