霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

宇宙の旅

2017-08-23 21:55:01 | SFの世界
中学生の頃に読んだSF小説で、何世代もかかって地球と似た星に向かって宇宙を旅する物語がありました。宇宙船は大きなコロニーで、一つの都市を形成しています。
もし、その乗組員に指名されたらどうするか、と自分に問いました。もちろん迷わず乗りますが、果たして恋人は一緒に乗るだろうかという問題があります。将来「あなたの行くところならどこまでも付いてきます…」と言ってくれる人が現れたなら、この究極の質問をしてみようと考えていました。でもそういう機会はありませんでした。
今も独りでも行きたいと思ってますが、私の世代で終わってしまうので受け付けてもらえないでしょう。物語は、目指す星に無事着陸し、人工的な宇宙船の世界から、草原を吹きわたる爽やかな自然の風を肌に感じるところで終わります。