霞ヶ浦のほとりで

徒然なるままに

宗教(神)の登場

2019-10-24 09:59:29 | サピエンス全史
社会集団の規模がサピエンスの自然に備わる能力を越えて大きくなり、さらに集団の統一の過程で登場して、その後のサピエンスに大きな影響を与えたものにハラリ氏は帝国、貨幣、宗教を三要素として取り上げ、それぞれの本質について見事な見解を示されています。
特に宗教や神に関して次のくだりは私もこれまで曖昧だったことから、一つ一つを自分なりに整理してみようと思いました。

◎神は認知革命による虚構である。
◎アニミズム→多神教→一神教へと変遷し排他的になった。
◎仏教は宗教ではなくイデオロギーに分類される。
◎十字軍はキリスト教と騎士道の矛盾を抱えていた。
◎聖典は神や宗祖が書いたものではない。

先日、ハラリ氏の新書が11月に発行されるとの新聞広告がありました。貨幣や宗教や帝国などもさらなる知見が得られると期待されるので楽しみです。

オータムコンサート

2019-10-21 14:06:16 | 趣味(ギター)
ギター同好会のコンサートが昨日ありました。同好会も20年になりますが、今回が3回目のコンサートで3年振りです。練習の甲斐あってリズミカルで揃ったアンサンブルになり、私もこれまでになく心地好く弾けました。80名を越える来場者の方々も納得された様子でした。

同好会のメンバーは現在8名で、内訳は50代1名、60代3名、70代4名と、ご多分に漏れずここも確実に高齢化が進んでいて、練習中も目が疲れて楽譜が霞むとかずっと座ってると腰が痛くなるとか聞こえてきます。もしかしたら今回が同好会で最も充実したピークのような気もします…
定年後に何か趣味をと思って入った同好会ですが、昨日は続けてきて良かったと思える日となりました。


今年は不作

2019-10-19 17:30:21 | 趣味(ひょうたん)
今年は瓢箪がとても不作でした。芽はたくさん出て期待したのですが、7月の日照不足や8月の猛暑が響いたのか成長が思わしくなく、葉は小さくて花もあまり咲かずに実も大きくならず、収穫できたのは小さなもの僅か6個でした(写真左)。

でも、今年は瓢箪に関わる二つの思い出がありました。一つは先日のペルーの素敵な民芸品で、もう一つはこのブログで紹介した『お宝の同級生』(2017年10月10日)が60年振りにご対面となったことです。これは、1年半前に亡くなった幼なじみの形見として頂いたもので(写真右下)、左側のわが家のお宝より大きくて立派です。
その他の形見の瓢箪達も磨いて綺麗にし、身内や知人の方々に配って頂きました(写真右上)。

増水

2019-10-14 20:49:12 | 散歩
11,000歩 (06:24-08:14)
曇り(16℃) 

台風19号の豪雨により広範囲に河川が氾濫し大変なことになっています。霞ヶ浦に接する地域一帯にも避難勧告が発令され心配されましたが氾濫には至らずに済みました。過去には昭和13年と16年に洪水被害があったとのことです。
今朝の霞ヶ浦は、いつもより湖面が見た目で70-80cm程高く、葦が水中から生えているみたいでした。霞ヶ浦の面積は220km2とのことですので、湖面が1m高くなるということは2.2億トンもの雨水が流れ込んだわけで、しかもこれは台風の極々一部ですから想像を絶する規模の大きさです。

土手のコスモスは何事もなかったかのように咲いていました。先日に加えて変わった色模様の花を見つけました。

コスモスの花

2019-10-11 13:59:14 | 散歩
7,300歩 (06:28-07:38)
曇り(20℃) 

猛烈な台風19号の進路予想では、明日から明後日にかけて霞ヶ浦の真上を通る確率が高く、防災無線でも注意を呼び掛けています。そんな中で10月初めての散歩でした。
先月まで姿が見えなかった水鳥も数羽泳いでいて秋を感じさせましたが、なんと言っても土手沿いに植えられているコスモスが花盛りで秋を実感します。青空だとより映えるのでしょうが、それは次回の楽しみにします。
ところで、コスモスの花と言えば赤、ピンク、白が思い浮かびますが、ここには他にもいくつかの色の花があり、またその掛け合わせのような模様の花もあったりして目を楽しませてくれます。
コスモスは以前にも紹介しましたが市の花で、滝平二郎の切り絵にもよく描かれてます。