ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「TDR125:千波」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

傷の補修(第二弾)

2021-03-17 23:30:23 | 整備・小改造覚書(「千早」編)
 前回、「傷の補修(第一弾)」と題して、デイトナのイージーリペア(洋筆型小傷補修用塗料、販売終了)とQUIXX SCRATCH REMOVERを用いた、「千早」に付いてしまった傷の補修を記事にしました。しかし、補修した跡は面一にはなったものの、車体色と補修用塗料の色味が合わず、気になる傷を目立たなくするという当初の目的は達成できませんでした。

 あれから凡そ2年。漸く重い腰を上げる決心が付いた別の方法を実行に移す目処が立ったので、作業をすることにしましょう。

 さて、前回とは異なる別の方法について、詳しく説明していきます。

 先ず、補修用の塗料ですが、行き付けのRB某店に出向き、本社工場の塗装部で補修用塗料の調合をしてもらえるよう依頼します。但し、純正色の調合情報はどうやら無さそうなので、純正色が分かる外装の一部を送付して、現物に合わせて調合してもらう必要があります。

 次に、研磨作業の方法についてです。前回は完全な手作業で実施しましたが、様々な情報を手繰っていくと、管理人のような素人には電動式研磨機(ポリッシャー)の使用が良さそうです。中でもRYOBIの「RSEー1250」が扱い易く、価格も手頃でお勧めとのことで、これを購入しました。


<RYOBI「RSEー1250」>

<海綿状羽布(スポンジバフ)と艶出し剤はお負け>

<研磨用に目の粗さが異なる別の海綿状羽布と、羊毛羽布(ウールバフ)も追加購入>

 また、画像にはありませんが、研磨剤(コンパウンド)も購入しています。

 最後に、塗装やこれに類した作業をする上で重要なのが、作業空間の確保ですね。管理人が愛車を置いている集合住宅の駐輪場は、屋根付ですが風が強い日には埃等が吹き込んできますし、何より作業の度に車体覆いを外さなくてはならず、面倒なことこの上ありません。これについては、職場の同僚T氏邸の車庫の一角を借りられることになったので問題ありません。

 さあ、ここから実際の作業へと取り掛かります。何度もT氏邸へと通い、補修用塗料を少しずつ塗り重ねては乾燥させることを繰り返します。充分な厚さに塗料を塗り重ねてしっかりと乾燥させたら、次は愈々研磨作業へと移ります。耐水砂鑢紙で研磨し(明らかな傷物になるので、何度やってもこの作業には慣れませんね 汗)、羊毛羽布、海綿状羽布の順に研磨材の目の粗さも変えながら根気強く研磨していきます。

 3箇所の目立つ傷に対して、それぞれ補修作業を行いました。その結果を以下に画像で報告します。3箇所の何れも、上段が前回(第一弾)の結果で、下段が今回(第二弾)の作業後になります。



<燃料槽右前部>


<燃料槽左前部>


<上部外装右前部>

 こうして見ると、塗料の塗り重ね方が不足していたのか、或いは乾燥時間が不充分だったのか、どの箇所も塗装部分が痩せて若干窪んでしまっていますね。しかし、塗料の色味については、現物に合わせて調合してもらったお陰で前回よりも明らかに目立たなくなっているので、傷の補修に関してはこれで良しとしましょう。
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