ガレージ「とんぼ玉」

愛機「TDM900A:千早」「TDR125:千波」「LTS125-C:千束」と共に歩むブログです。

惜別、そして新しい門出

2006-03-28 11:04:44 | 二輪購入顛末記(「千早」編)
 昨日は天気も良く、当初の予定通りTDM納車作戦を決行しました。前の相棒FZR1000ともお別れなので、新しい相棒TDMと並べて写真を撮ってみました。しかし、本当にこれでお別れかと思うと何やら感慨深いですね…。出会って約7年半、北海道から九州まで4万km以上も走ってきた相棒なので、尚更…。改めて礼を言いたいです。有難う、FZR。


<新旧の愛機を並べて>

 納車の儀式を終えて、先ず向かった先はガソリンスタンド。既に、燃料計は残り1目盛りが点滅しています。慎重にセンタースタンドを掛けてから、給油を開始。ガソリンの量が直接目視できないことに戸惑いましたが、まあ、これも慣れるでしょう。これまた慎重にセンタースタンドを外し、さてこれからどうしようか。で思い立って、前の職場の上司と同僚に見せびらかしに行ったのでした(笑)。

 さて、初乗りの印象について。FZRと比べると、2000~2500rpm辺りが滑らかでなくギクシャクします。トルク感も期待した程ではありません。ギアもニュートラルに入り難く、ギア抜けもする始末。もしかして期待外れ!?…ではありませんでしたよ、ご安心を。前車FZRの操作の仕方が染み付いていたんでしょうね。FZRと同じ方法で操作したら、ギクシャクするのは当たり前、全く特性が異なるんですから。ギアもクラッチを気持ちしっかり握るようにすれば、何ら問題はありませんでした。自宅への帰り道、随分操作にも慣れてきたので、普段よりも余裕を持って且つ注意深くすり抜け開始。ミラーの位置にさえ気を付ければ、車体はスリムだし、何より視点の高さに由来する情報量の多さとそのための安心感があります。初日としては、まずまずの好印象でした。愛車の慣らしも勿論、乗り手もバイクに慣らしていかなければと改めて思いました。

 ともあれ、これから宜しく、TDM。
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愈々

2006-03-26 19:52:53 | 二輪購入顛末記(「千早」編)
 ナンバーは取得しましたし、エンジンガードとスクリーンの装着は随分先になりそうなので、勤務の合間を縫って3月中には納車作戦を決行する心算です。天気次第ですが、早ければ明日納車してもらえるよう、RB某店には連絡してあります。天気予報では一応大丈夫そうですね。愈々かあ…。
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悲喜交々

2006-03-24 01:51:41 | 二輪購入顛末記(「千早」編)
 本日、TDMのナンバープレートが漸く取得できました。今回はRB某店に無理を言って、予備検査だけ通した後は当方が希望するナンバーが来るまで書類の登録を待ってもらったのですが、年度末+軽自動車税対策のためか、陸運局が混んでいることもあって、希望通りのナンバーという訳にはいきませんでした。まあ、ちょっと無理に語呂合わせすればそう悪いナンバーでもないので良しとします。ともあれ、ナンバー取得が完了したことで待ち遠しかった納期が見えてきたので、喜ばしいことです。

 ご存じの通り、バイクはクルマと異なり、所謂希望ナンバー制度はありません。これについての私見はまた後日述べることとして、ここで悲報を3連発。

①GIVI製のエンジンガードを注文していたのですが、これを取り付ける段になって初めて傷があることに気付きました。傷自体は1~2mm程度と小さいのですが、下地が見える位の深い傷なので、RB某店を通してクレームとして対応してもらいます。聴いたところでは、私のだけの問題ではなく、当該ロット全ての品質が同様とのことで、良品の入荷を待つことに。在庫が無いので、納期は5月だとか…。
②同じく注文していたMRA製のスクリーンも在庫が無く、4月中旬~下旬の納期。
③インターネット通販でウインカーレンズ(クリア)とクロームバルブを購入してRB某店で装着をお願いしたところ、純正ウインカーにある緩衝材のようなものが無いため、ガタつきがあって浸水の恐れもあるとのこと。純正部品でその緩衝材のみは取り寄せできないため、汎用品での代用と対策をお願いすることに。

 部品が入荷及び問題が解決し次第、順次報告していきたいと思います。
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バイクショップ選び

2006-03-22 16:15:24 | 二輪雑記帳(2006~2010)
 バイクショップを選ぶ基準は人それぞれだと思います。管理人が日頃お世話になっているのは全国チェーンのRB(以下RB)の某店ですが、ここへ落ち着くまでに色々な店で購入しました。雑誌で見たバイクを購入するために県を跨いだり、店頭で見て気に入ったその場で契約書を書いたり、或いは家の近くという利便性だけで選んだり。そんな或る日、私のバイクショップ選びの基準を根底から覆す出来事がありました。

 1週間の日程で来ていたツーリングの最終日のこと。自宅から数百km離れた山の中で転倒してしまいました。バイクを起こしてエンジンを掛けたところ、マフラーからは濛々と真っ白な煙が!当時、バイクに関してはド素人だった(今も似たようなものですが…)管理人は、エンジンが焼き付いたと思いました。と或る二輪ロードサービスに電話してその旨を伝え、バイクを陸送してもらうことに。そして、その請求金額たるや十数万円!勿論、陸送代のみなので修理代は別途。後で判明したことですが、ブレーキレバーを交換すれば充分自走が可能でした。…この時は本当に落胆しました。

 大型自動二輪免許を取得して大型への乗り換えを考えた時、一番の問題は「ツーリング先で予期せぬトラブルに見舞われたら、どうするか?」でした。そんな折、RBの無料ロードサービスを知ったのです。サービスの詳細については割愛しますが、全国にある二輪専門店のロードサービスが後ろ盾となり、それからのツーリングが心から楽しめるようになったのは言うまでもありません。それから約9年、幸いロードサービスのお世話になったことはありませんが、現時点でこれを上回るサービスを管理人は知りません。

…って、別にRBの回し者でも何でもありません(笑)。他の部分に選択基準の重点を置くのもアリだと思いますし、否定はしません。選ぶ基準は人それぞれですから。
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とんぼ玉について

2006-03-21 07:32:59 | 二輪雑記帳(2006~2010)
 下の画像はとんぼ玉です。このブログのタイトルにあるとんぼ玉もこれのことです。因みに、とんぼ玉とは「色ガラスを様々な色文様に組んで作った穴の開いた硝子玉」の総称で、英訳するとglassbeadsですね。


<とんぼ玉>

 昨年、ツーリングで信州に訪れた際、彼の地で初めてとんぼ玉と出会いました。写真のとんぼ玉はストラップになっていて、妻への土産(ツーリングへ行かせてもらったことに対するご機嫌取りのためです…)として購入したものですが、実はかなり時間を掛けて吟味したので、管理人自身も気に入っていました。妻は管理人程はそのとんぼ玉への執着が無いようだったので(それはそれで複雑な気持ち…)、改めて譲り受けました。

 所有しているとんぼ玉は未だこれ1つだけですが、早ければ今年にもまた信州を訪れる機会がありそうです。また、その存在は知っていたのですが、前回は行けなかったとんぼ玉美術博物館にも足を運んでみたいと思っています。

 ところで、これは偶然で大した意味も無いことなんですが、次の愛車TDMととんぼ玉は共通点(TonboDaMaの頭文字を取るとTDMになる)があって何だか嬉しくなってしまったので、バイクのことが中心のこのブログのタイトルにしてみました。
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機種選択(その3)

2006-03-15 22:37:43 | 二輪購入顛末記(「千早」編)
 実を言うと、数年前にヤマハの試乗会でTDM900に乗ったことがあります。しかし残念ながら、この時のTDMに対する印象は殆ど残っていません。同時に試乗したFJR1300やYZF‐R1、T‐MAX等々に興味が行ってしまっていたもので…。

 さて、そんな或る日、愛車の点検と整備のために行きつけのRB某店へ。いつものように待ち時間を潰すため、店内をブラブラしながら色々なバイクを物色していると…。そこに黒のTDM900(中古)が鎮座していました。第一印象は「た、高い!(価格ではなく、車高がです)」。その両側にはリッタークラスとは言え割と背の低い、フルカウルスーパースポーツが並んでいたことも手伝って、高さが一層際立ちます。ただ只管、様々な角度から飽きることも無く穴が開く程眺めていたのでした。そして、その数十分の観察で「TDMって結構良いじゃない!」と率直に思いました。

 その後、ビッグスクーターに乗る友人K、ハーレーに乗る同僚T氏、オフ車に乗る義弟(皆、車種が見事にバラバラです)にそれとなく「TDMってどう?」と意見を求めると、意外にも皆一様に「TDMって恰好良いよね」との返答が返ってきました。

 こうして、管理人の一方的なTDMへの熱い思いは日毎にどんどん膨張していくのでした。周囲の意見に左右され易い管理人です(笑)。
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機種選択(その2)

2006-03-12 06:35:34 | 二輪購入顛末記(「千早」編)
 TDMの前に候補として挙がっていた車種は、「機種選択」で既述したヤマハ FJR1300AやFZ‐1(FAZER)、FZ‐6SSに加えて、スズキ GSF1200S、BMW R1200GSやF800ST等です(ここに挙げられていない車種は主に意匠面が管理人の好みでないという理由で篩い落とされています)。

 さて、上記に挙げた車種のそれぞれに気に入った点と気に入らなかった点がある訳ですが、後学のためにもそれを明らかにしておきたいと思います。尚、以下の○は気に入った点、●は気に入らなかった点です。

<FJR1300A>
○電動スクリーン・シャフトドライブ・ABS・25Lタンク・電源ソケット(シガーライターソケット)が標準装備されています。また、サイドケースを始めとしたヤマハヨーロッパの純正オプションも充実しています。実用面でBMWと同等、意匠面ではBMW以上に管理人好みで、かなり理想に近いモデルと言えます。
●先ず、価格。希望としては、ツアラーとして余り特化し過ぎず、例えばCBR1100XXやGSX1300Rのような所謂メガスポーツとしての方向性で進化して、価格を120~130万円程度に抑えて欲しかったと思います。次に、4バルブ、EXUP無しは仕方無いとしても、5速ミッションは頂けません。やはり、6速(オーバードライブ)は欲しいところです。’06年モデルの色遣い(グラブバーは車体と同色なのに、シートカウルは銀色に塗られている点)も理解できません。

<FZ‐1(FAZER)>
○アルミフレームと新R1のエンジンを搭載してから候補に挙がってきました。フルカウルやサイドケース等がオプション設定されるらしいことも好材料の1つです。
●デザイン優先のためか、燃料タンク容量が先代の21Lから18Lへ大幅減となっていること。また、異形で極太のサイレンサーは好みが分かれるところです。流行りのセンターアップまたは2本出しマフラーだったら迷ったかも知れません。

<FZ‐6SS>
○価格と性能面のバランスが優れています。フレーム・エンジン・スイングアームが黒く塗られているのも恰好良いです。
●600cc故の非力さや造りの安っぽさは否めません。

<GSF1200S>
○先代よりもスマートになりました。スズキ独創の油冷エンジンやGSFシリーズ独特のフレームワークも好みです。また、高さが2段階に調整できるシートは他の車種でも積極的に取り入れてもらいたい機構です。
●可も無く不可も無いといった意匠。また、新型モデルだけに純正オプションや社外品の充実度が未知数なのも悩み所です。

<R1200GS>
○管理人は身長が180cm超あるのですが、それに負けない大柄な車格が魅力です(TDMを選択した理由の上位に、この車格の大きさがあったりします)。BMW独自のパラレバー、テレレバーを始めとして、装備も非常に充実しています。また、先代R1150GSに試乗したことがあるのですが、初めて乗ってハンドルフルロックのUターンを決めることができたのは、後にも先にもこのGSだけです。試乗でフルロックUターンもどうかと思いますが(笑)、この時は本当に自然な感じでフルロックまで行ってしまいました。
●200万円前後の価格には手も足も出ません。それでいて、メーター回り等の造りは安っぽく感じてしまいます。

<F800ST>
○新型モデルで、まだ写真でしか見たことがありません。しかし、シート下の燃料タンクやベルトドライブが好印象です。2気筒800ccの排気量も丁度良いのではないかと感じました。
●実車を見たことが無いため、情報が極端に不足しています。

 FJR1300AやFZ‐6SSを今のところの最有力候補としてのんびり構えていましたが、そんな或る日、TDMとの衝撃的な出会い(と言う程のものでもありませんが、大きな転換点となったのも事実です)が待っていました。

 「機種選択(その3)」に続きます。
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画像アップ

2006-03-06 10:36:09 | 二輪購入顛末記(「千早」編)
 ブレーキレバーのところに燦然と輝く売約済の文字、ピンク色が眩しいです。洗車されたせいか、塗色のダークグレーメタリックBも一段と鮮やかに映えています。意外と良い色です。


<新しい愛機「TDM900A」>
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ハードケース装着を巡って

2006-03-04 00:52:31 | 二輪購入顛末記(「千早」編)
 我がTDMに装着予定のヤマハヨーロッパ純正(以下純正)のサイドケースを巡って、一寸した一騒動がありました。

 先日、登録に必要な住民票を届けにRB某店へ行ったところ、或る問題が生じたことを聞かされました。純正サイドケースはワイズギアのカタログ(2005~2006年版)に写真入りで掲載されているので何の疑問すら感じていませんでしたが、実はこの写真が誤りで、実際はクラウザーのシステムK4のサイドケースをベースとして、アルミパネルにYAMAHAの刻印がされたものになるとのこと。この時点で、既に純正のトップケースは届いていました。

 一晩考えて、トップケースとサイドケースが不揃いになる位なら、純正ハードケースは諦めてGIVI辺りで揃えようかと思い、GIVIの知識を少々仕入れてから、翌日再びRB某店へ。こちら側に落ち度は無いので、純正ハードケースの注文取り消し及び返品が可能であることを確認した上で、改めて純正アクセサリーを扱っているモトコに確認したところ、純正サイドケースは価格が変わるが、取り寄せ及び納品は可能との返答でした。良かった!

 さて、例えばGIVIのハードケースではストップランプが後付けできたり(その中でもE470が好み)、ダイヤルロック式の小蓋が付いていたり(E41)と魅力的な機能が備わっています。しかし、敢えて純正ハードケースを選択した理由は、ケースを装着しない時の外見が純正品ならばよりスマートであろう(飽く迄想像です)という観点からです。純正の方が若干割高にはなりますが、管理人は大した差ではないと考えました。それにしても、純正トップケースに付けるバックレストの定価:10,920円(管理人註:当時の定価です)は高過ぎます…。購入しましたけど(笑)。

そろそろ、画像のアップにも挑戦したいと思います。

ヤマハ:YAMAHA/トップケース ブラックフィニッシュ
ヤマハ:YAMAHA/トップケース ブラックフィニッシュ TDM900


ヤマハ:YAMAHA/サイドケース マウンティングキット
ヤマハ:YAMAHA/サイドケース マウンティングキット TDM900

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機種選択

2006-03-02 22:28:10 | 二輪購入顛末記(「千早」編)
 今回契約したのはTDM900Aですが、機種の選択に当たって候補に挙がったのはTDMと同じジャンルのデュアルパーパス(管理人註:昨今はクロスオーバーという呼称が浸透してきていますね)モデル(H社:XL1000VやS社:DL1000等)ではありませんでした。それどころか、寧ろTDMには余り興味が無く、同じヤマハのFJR1300AやFZ‐1(FAZER)、FZ6‐SS等が良いなあと思っていました。…と、ここまでの話で気付いた方もいらっしゃるかも知れませんが、実は管理人はヤマハ党だったりします。いや、正確には今までピンと来たのが全てヤマハ車だったと言うべきでしょうか。当ブログのアカウントはtuningfork、和訳すると音叉です。ヤマハ発動機のマークもこの音叉ですね。

 管理人が愛機を選ぶ基準は、以下の通りです。

①長駆に耐えられるようにフルカウル又はハーフカウルを装備していて、ガソリンタンク容量は20L以上。それと、燃料計やセンタースタンドの装備は必須。
②複数泊のキャンプが主な用途なので、サイドケース及びトップケースが装着できること。前愛車にはクラウザーのシステムK2を装着していましたが、ハードケースは一度使ったらもう手放せなくなります。
③何でも形から入る(笑)管理人としては、より高度な技術(アルミフレーム・マルチリフレクター式ヘッドライト・FI・イモビライザー等々)が盛り込まれていればいる程良いのです。
④不人気であること(笑)。余り見掛けないというのが、所有している喜びを更に高めてくれる気がします。実は、ここに最も重点を置いていたりして…(笑)。しかし、不人気度とカスタムパーツの少なさは比例するのが悩み所でもあります。

 次回以降、どのようにTDMへ傾倒、陶酔していったのか、もう少し詳しく分析をしてみたいと思います。
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