漁獲量が制限され、値上がりの兆しを見せる鮪。手が届かなくなってしまう前にたらふく喰らってやろうと思い、今回のツーを企画しました。参加者は同僚T氏と友人K、そして私。佐渡へ行った面々です。
T氏は私と一緒に出発する予定でしたが、私が準備に手間取ってしまったため(汗)、T氏には一足先に行ってもらうことにします。まだ時間も早いので結構なペースで走れるだろうし、すぐに追い付くだろうと高を括っていましたが、・・・甘かったですね。国道357号は大型車ばかりで、しかも悉く信号に捕まり、思ったように距離を稼ぐことができません。そして、気温は恐らく2~3℃と思われ、冬装備とは言え身に沁みる寒さとも格闘しながら、途中T氏に追い付きつつも目指す東京湾フェリー乗り場の「金谷」に到着したのは出航10分前。佐渡ツーでの反省が全く生かされていませんね・・・。ここで合流する予定のKは、既に到着していました。乗船券を購入し、すぐに乗船を開始します。
「金谷」から「久里浜」への所要時間は約35分。ブログ用の写真撮影のために甲板へと出ますが、天候が芳しくないだけでなく、海上は風が強くてとにかく寒いので、早々に退散します。取り敢えず、船長さん(!?)を撮ってみました(笑)。その下は、船尾から「金谷」方面を望んだ画です。
船内へと戻って腹拵え。売店でおにぎりを購入します。おにぎり等を購入すると味噌汁がサービスで付いてくるようなんですが、本日分はもうなくなってしまったとのこと。え?この船、まだ2便目なんですけど・・・(笑)。
そうこうしている内に、「久里浜」へと到着です。下船後、近くのコンビニで作戦会議をしていると、空から何やら白いモノが舞い降りてきました。そうです、雪です!思いがけない初雪との遭遇でしたが、すぐに止んだのでホッとしました。
気を取り直して、最初に向かったのは「観音崎灯台」です。駐車場から灯台までは、徒歩で約15分。しかし、それにしても寒いです!耳が千切れそうです!T氏とKは帽子を深く被り、ネックウォーマーを上げて、露出してるのは両目だけの怪しい風体。他人のふり、他人のふり(笑)。結構急な坂を登ると、「観音崎灯台」へと到着です。
歩いたせいか、少し身体も温まりました。次に目指すのは「三笠公園」。ここには、記念艦「三笠」があります。「三笠」についての詳しい説明はここでは省きますが、当時のロシアの脅威を払拭した立役者として、歴史の記憶を正しく留める意義があると個人的には思います。と、堅苦しい理由付けはこれくらいにして、艦内を巡ります。画像は上から順に、①「東郷元帥」の銅像と左舷後方からの「三笠」②右舷の8センチ砲の1つ(何と、実際に俯仰角が付けられます)③艦橋から見た艦首と前部主砲塔④艦首から見た艦橋と前部主砲塔⑤軍艦の証である艦首の菊の御紋章⑥艦内展示の日本海海戦を再現したパノラマ模型(連合艦隊とバルチック艦隊が動きます)。
公園内にある売店で土産の定番「よこすか海軍カレー」を購入してから、いよいよ「三崎」を目指します。当初は海岸沿いを南下する予定でしたが、3人とも飢えていました(笑)。全員の意見が一致、内陸部をショートカットして、まぐ太さんのブログでも紹介されていた「ちりとてちん」へと到着です。
開店時間直後のため、店内の客は我々だけでした。私は「ちりとてちん丼(ねぎとろ・照焼・ヅケの各丼のセット)」を注文。また、クーポンを印刷して持参していたので、「薩摩揚げ」がサービスとなります。何れも美味しく頂きました。
続いて、三崎港産直センター「うらり」へ。土産を物色しながら、とろまんを食します。それにしても、鮪を使った食品が沢山ありますね。刺身のさくやカマ焼、角煮、炙り焼、鮪餃子に鮪パイ、果ては鮪ジェラートまで。流石にジェラートを試す勇気はありませんでしたが・・・(笑)。
次の目的地である「城ヶ島」上陸を果たすためには、「城ヶ島大橋」を渡らなければいけませんが、「三崎」から見える橋は結構な高さにあります(写真を撮り忘れました)。通行料50円を払って、いざ「城ヶ島」へ。
「城ヶ島公園」内の駐車場に愛車を置いて、公園内を散策します。途中、見晴らしの良い場所で日向ぼっこをしていた(?)おじいさんが、「こっちが房総半島で、あっちに見えるのが大島だよ」と教えてくれました。画像はその「大島」を撮ったものですが、霞んでいてはっきり見えないですね。
続いて、有名な観光ポイント(?)である「馬の背洞門」へと向かう途中で、「海鵜展望台」に寄ります。断崖絶壁の上にあり、眺望は抜群でした。
そこから暫く歩いて、「馬の背洞門」へ到着。波と風の浸食によってできた奇観に圧倒されます。そして実は、画像にある大きな穴の他にももう一つ、小さな穴があります。行かれた方は探してみて下さい。
再び愛車に跨って、今度は「城ヶ島」の西端へ。「城ヶ島灯台」を経て、その向こう側にある城ヶ島京急ホテル内の「城ヶ島温泉 雲母(きらら)の湯」でマッタリします。ここの露天風呂は海洋深層水を使用しているそうで、しょっぱい上に傷があると沁みるのが印象的でした(笑)。
身体も芯から温まったところで、帰路に就きます。もう一度「城ヶ島大橋」を渡って、県道215号から「久里浜」を目指しますが、その途中で大きな風車と出会ったので、「千早」とともにパチリ。
T氏は事情があって横横道路からの帰還とのことで、途中で別れます。Kと私は、往路と同様にフェリーで東京湾を横断し、「金谷」で別れてそれぞれ帰宅しました。やはり、日没後も冷えました・・・。
本日の走行距離:221km