今年で50回の節目を迎える東京MCショーへと行ってきました。当日は天気占いが二転三転し、利用する交通手段をどうするか直前まで迷いましたが、朝は0.5mm/h以下の降雨であるとの占いと、催しの終わる夕方以降に雨は上がるらしいことから、「千咲」で行くことにしました。昨年と同じ東駐車場へ8:00少し前に到着しましたが、そこの警備員から、会場により近い南駐車場(立体駐車場)を勧められて素直に移動します。立体駐車場と聞いて、確か随分前の東京MCショーで屋上の駐車場へ案内されたことがあったと思い出します。結論を言えば、南駐車場は普通の立体駐車場だったのですが、当然ながら屋根付きなので、雨合羽の着脱もし易く、何より会場まで雨に濡れずに移動できるので僥倖でした。天候に拘わらず、毎年南駐車場を使えるようになると嬉しいですね。
今回の東京MCショーでの最大の目当ては、XSR125を初めとするヤマハの変速機付125ccの各機種。そこで、ヤマハの展示区画のある西ー4会場の出入口へ移動して開場を待ち、開場と同時に一目散にヤマハの展示区画へ。
<XSR125>
<'80~'90年代のレーサーレプリカに憧れた世代としては、極太のデルタボックスフレームが正に好みです>
<燃料槽から後方へ掛けての水平な直線基調の意匠も美しいですね>
<純正選択付属品と思われる、原動機防御部品>
展示されていた2色の車体色から推察するに、2023年型のインドネシア仕様のXSR155を基に排気量を125ccにし、国内向けに合わせた装備で販売される線が濃厚ですね。そうすると、管理人好みである欧州仕様の車体色の国内導入は期待できそうにありません。インドネシアで販売されている他の2色――銀色と黒色が日本でも販売されるかは不明ですが。
さあ、他の変速機付125ccの機種も見ていきましょう。
<YZFーR125>
YZFーR125の車体色は、既に公式HP上で青色と黒色の2色が判明しています。青色の色遣いは欧州仕様と同様ですが、黒色に関しては欧州仕様が艶消しであるのに対して、今回展示されていたのは管理人の大好きな艶有りです。また、キャリパーはインドで採用されることが多いBYBRE社製です。この辺りから推察されるのは、欧州仕様と日本国内仕様は別物となりそうですね。販売価格を抑えるという意味では、欧州仕様の全彩色液晶計器の採用も見送られそうです。
<MTー125>
展示されていた灰色&淡青緑色の車輪の組み合わせは欧州仕様にも存在しますが、冷却器側方覆いや燃料槽覆いの配色が異なっています。このことから、XSR125と同様の手法で販売されるのではないかと思われます。
続いて、直前に2023年型の国内販売が発表され、気になっているこちらに跨がります。
<TRACER9GT>
<昨年の東京MCショーでは開けられなかった、側方荷箱の中を見ることができました>
この時、近くにいた比較的年配の係員に声を掛けたのですが、製品の要望について伝えたいと申し出たところ、この方が何と、来場客にインタビューをするために本社から派遣されてきたというではありませんか!過去の二輪車歴と現在の保有二輪車、増車や乗り換えの予定・希望、展示製品についての感想等について細かく訊かれ、答えます。そして、当方の要望として、①XSR125の欧州の車体色の日本導入②XSR125のエンジンシリンダーとラジエーターの塗色の統一(欧州と同じく黒色で)③製品の艶有り車体色の増加④TRACER9GT/+の燃料タンク容量の増加(最低でも20L)を伝えることができました。尚、既に欧州で販売されているTRACER9GT+も国内で販売する予定だが、或る事情で時間を要しているとのこと(オフレコでと言われたので、ここには書けませんが)。
さて、管理人はそう遠くない未来にXSR125を購入したいと考えています。購入したら勿論、荷箱を装着する心算ですが、何とSHADから、上方及び側方の3つの荷箱を装着できる取付架(3P・4Pシステム)が販売されているので、是非これを導入したいと思っていました。そして、会場内のSHADの展示区画では対応の側方荷箱が展示されていたのは僥倖でした。また、この他にも、新製品の非磁石式燃料槽鞄の実物が見られたことも嬉しい誤算でした。
<SH23>
<3P・4Pシステム対応の側方荷箱は3種あるのですが、小型であることと蓋が上方に開けられるSH23が最有力候補になります>
他社の二輪車で気になったのは、こちら。
<スズキ バーグマンストリート125EX>
<足元がかなり広いのが好印象>
用品で気になったのは、OGKカブト初のデュアルパーパスヘルメット、GEOSYS(ジオシス)です。
<性能も塗色も管理人好みなのですが、意外と良い値段がします(汗)>
遅れて会場へ到着した同僚T氏と途中で合流。結局、閉場時間の17:00まで残ってしまいました(笑)。結局雨は止まず、帰路も雨合羽を着込んだのですが、往路と同様で殆どが小雨だったのは幸いでした。
<今回の戦利品。上方左側がBAN-ZIのサビンラップスプレーと右側が同サビトルキラー、下はインタビューに答えて貰った景品です>