東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

都会の緑

2006年06月30日 00時04分09秒 | Weblog
 先日、とあるビルの屋上に行くと屋上緑化というのでしょうか、樹木や芝生が設置されていました。
 季節の花々が咲いていて、その周りを蝶や蜜蜂が飛び回ってました。
 特に蜜蜂は結構な数が居て、こんな都会でもいろんな生き物が頑張っているのだとあらためて感じました。

 蜜蜂ですが、都心の真ん中でビルの屋上に巣箱をおいて養蜂業をされている方もいるとか。岩手県盛岡市の藤原さんという方などが有名らしいですけど、東京も緑だけではなく生き物も増えてきました。
 鳥も、一昔前は都内にいる鳥と言えばカラスと鳩そして雀だけでしたが、最近は山鳩やなんだかわからない(鳥には詳しくないので)鳥も見かけるようになりました。
 
 そういえば車の排気ガスも騒音も、改造マフラーのバイクなどを除けばずいぶんと状況が良くなってきてます。
 東京での生活も、まだまだ捨てたものではありません。

最近、みんな余裕無いですね

2006年06月29日 00時03分23秒 | Weblog
武田薬品側、当局と真っ向対立 「ビジネス実態知らぬ」 (朝日新聞) - goo ニュース

 武田薬品が大阪国税局に対して徹底的に争うことを決めたようです。
 最近以前に比べて感じるのですが、国、特に官庁の威厳というかパワーというか、昔に比べて低下しているような気がします。
 民間企業と諸官庁との争いなんて、昔は裏ではあったでしょうが表だって争う事なんてほとんどなかったと思います。
 今までは、密室的な政治形態で処理していたので、表に出なかっただけかもしれません。もしそうなら政治システム自体が大きく変化し、それが定着してきたということです。

 その流れの中で、諸官庁に文句があればハッキリ言うという社会になってきたのでしょうか。
 それって逆に言うと、諸官庁が、施策なども含めて昔ほど有効な手段を打てないでいるのか、それとも社会全体が昔のように1方向へ集約されていた時代と異なり、多種多様になったことから、不満が出始めたのか…。

 どちらにしろ、社会全体が変化し始めていて、それがハッキリとあっちこっちで形になってきたということでしょう。
 みんな余裕ないんですね。
 これからは主張することはハッキリ主張していく時代になっていくのでしょうね、今まで以上に。日本も変わってきたなぁとあらためて実感しました。

第31回オリンピック競技大会の東京都開催誘致

2006年06月28日 01時15分15秒 | Weblog
 第31回オリンピック競技大会を東京でやりたいと都知事が言い出して、実現に向かって都庁全体が進み始めてます。
 でもこんな大型プロジェクトをやってる暇があるのか、やってどうするのだろうという気がしてます。
 経済的には上向きになり始め、都心の空き地もかなりキレイに減ってきています。マンション増により人口も都心部でも増え始めていて、全体的には東京は上昇し始めたという感じがしているのに、なぜ?という気がするのです。
 まさか某鈴○元都知事のように大型プロジェクト乱発して、借金だらけになったりしないですよね。東京都現代美術館とか大江戸博物館を見るたびに、何であんな物を作ったのかと思ってます。
 
 東京の世界の中での地位向上を図るのであれば、もっと違うお金の使い方があるような気がしてます。それに大地震が発生する可能性が高い中、まずは防災対策などのほうに予算を集中する方がと思っているので、余計にオリンピックには懐疑的です。

 オリンピックでなにが手にはいるのでしょうか。支払うべきものと、それで手に入る物との比較を、今から10年後の世界の姿を想像しながら考えるべきだと思います。
 どうも都は、道路、空港、臨海開発、河川などの水辺の再開発に取り組む必要性に言及しているらしいと聞いていますが、それはオリンピックとは別にさっさと必要な事をやって欲しいのですけど…。神田川の治水対策とか。
 なんとなく不安を感じるのですけど。大丈夫なのでしょうか。

都内でも実感します、医師不足

2006年06月27日 01時06分11秒 | Weblog
日赤病院も7割「医師不足」 産婦人科は休診も (朝日新聞) - goo ニュース

 先日、とある病院の外来が午前中だけになったということを知りました。
 結構人気の病院なのでなぜと思ったら、どうも医師不足が原因のようです。

 この病院はまさに都内にある病院です。大きな病院ではないのですが、いつも患者で混んでいました。全国的に医師不足と言うことで、特に小児科医は不足が激しいと聞いています。
 でもそれらも地方での不足が大きいと言われていましたが、都内でもその影響が出ています。

 何でもかんでも病院に行くという発想自体が間違いで、まずは身近なクリニックなどに行くべきだと言うことを医療機関側が主張していると聞いたことがあります。
 確かに病院は入院患者の対応があるので、外来だけに関わってはいられないのですけど…。

 医師自体が本当に少なくなっているのか。それとも過酷や勤務などを敬遠して、どこかの大病院にでも集まっているのか。その辺はわかりませんが、できるだけ病気にならず、健康でいることが大切なのだとあらためて感じました。
 だって病院の待合室に長くいると、かえって病気をうつされそうですから。

ドラム式洗濯機

2006年06月26日 07時09分43秒 | Weblog
 先日、家電製品を見に行く機会があったのですが、ドラム式洗濯機が多いのにびっくりしました。
 売り文句は「誰にでも使える、使いやすい」。
 でもあんなに腰をかがめないといけない洗濯機など使いたくありません。
 それに誰でも使えるというのは、子供でもイタズラできるという事ですから、危険だということを自ら示しているようなもの。

 消費する水が大幅に減るというのは魅力的でしたが、パスです。絶対に買いません。
 家電と言えば掃除機も凄く進歩してました。
 サイクロン式の掃除機の登場以来、進化が加速しているようですが、ども小型で強力、しかも低価格。いいですねぇ。いろいろと見ていたら、なんとなく買い換えたくなってしまいました。

 白物家電などは滅多に買わないので、たまに見に行くと進歩がすさまじくてとても新鮮です。今度は電子レンジと電子ジャーを見に行って、価格が許せば何か買おうかと思ってます。

一種の住民自治なのでしょうか

2006年06月25日 00時43分59秒 | Weblog
認知症住民への対応研修 マンション管理人らに (共同通信) - goo ニュース

 最近のマンション情報紙を見ていると、その設備の良さにうらやましくなります。
 防犯面のみならず、各種共用設備、各種サービスなどの充実ぶりは、凄い勢いで進んでいます。
 でもついに認知症の対応までマンションの管理人にやってもらうというのは、なんとなく複雑です。
 この話には、反対するわけでもなく積極的な賛成でもないのですが、家族同士の繋がりが弱くなってきている現代の姿を表しつつ、また地域の社会でみんなを支えるという形は良いことだし、東京なら江戸時代の長屋のように昔からあった話です。
 私としては、こういう個人の隙間をいつかロボットなどが埋めていくだろうと思っていたのですが、まだまだ人の手でやっていこうという意思が社会全体にあるわけです。

 しかし、この制度の理由の一つにトラブル防止というのがあるのですが、集団生活をしていく上でゴミ出しや自転車の駐輪、共用部の施錠など、マンション自体で守るべきルールがあるということなんでしょうね。それができないから誰かがその面倒をみる。

 きっと今までは介護保険などの制度を利用していたのが、一連の国の経費削減の流れで、医療や介護の制度改正が行われてヘルパー利用を厳しくしたから、その穴埋めにするという理由もありそうな気がします。
 
 まだまだ東京も変化をしていきそうです。

腹の立つことの対処方法

2006年06月24日 01時16分44秒 | Weblog
「やり直したかった」、逮捕の長男供述 (読売新聞) - goo ニュース

 人生、生きているといろいろとイヤなことや辛いことが多々あります。
 良かったと感じることは、最悪の状況を回避したけど、あまり良くない状況が続いているという場面で、持つとも感じることがあります。つまり「良い」ことなんて無いわけです。

 嫌なことがあって場所や内容を変えても、「隣の芝生は青く見える」という言葉がありますが、自分的には6割程度の確立で前より悪化します。

 そんなわけで、嫌なことがあった場合は気にしないか忘れるようにしています。
 なにか問題がある場合には放置しないで対応しますけど、自分だけで消化すべき問題であれば、上記の方法が結構効果的だと思います。
 間違っても人生にはリセットボタンはありません。
 やり直すとしても、それまでの貯金(借金)は付いてきます。

 最近、仕事を見ていても、出世の早い人が逆に職責で潰れていく姿を見ました。出世に見合う給与は、それに見合うだけの責任と結果を求められます。
 若い人の中には、あっという間に潰れていく人も多いです。

 嫌なことがあるのが人生。歴史の偉人を見てみれば、徳川家康は同盟者である織田信長から、裏切りの可能性があるから長男を殺せと言われて結局殺しました。
 誰でも全てが順風満帆という人はいないでしょう。
 もしそういう人がいるとすれば、他人の評価を気にせずに自分自身では、なにも悪いことなど無いと「思う」い「信じる」事ができる人です。
 結局は自分自身との戦いなのです。わかっていてもキツイですけどね。

価格だけでは決められない

2006年06月23日 03時13分52秒 | Weblog
事故機取り換えで誓約書 エレベーター保守で港区 (共同通信) - goo ニュース

 今まで入札というと、費用を安くするために積極的にいろいろな会社を取り込んでいくようなイメージでしたが、やはり安くても質の悪い物は困ります。
 特に公共建物(ホールや図書館だけでなく駅やスポーツ施設も)は、入札が多そうなので、安全性の配慮が欠けているような気がしてきました。

 港区のエレベーター事故でも、結局は日本の会社の製品に交換するわけですが、交換にかかる費用、それに至るまでに費やされた時間はもちろん、亡くなられた方や同じ建物内の居住者の方々の精神的な疲労などを考えると、とっても高くついた買い物だったわけです。

 でもこの事故が起きる前の情勢はどうかと言えば、価格の安い商品、料金の安い業者に変更しなければなにか不正や問題があるのではないかと疑うような雰囲気があったような気がします。
 いろいろなことについて、価格などの一つの視点だけで何かを決めるのではなく、よくよく深く考えて何が最も望ましいのかをよく検討していくことが大切なのだとあらためて感じました。
 こういうとこって物品の購入だけでなく、人物評価とか他の分野でも同じなんですよね。気をつけないと。

北区のイメージ戦略

2006年06月21日 00時43分44秒 | Weblog
 北区のホームページに、「北区キッズ」とか「City of KITA」というコーナーがあります。なかなかいいですよ。行政の子供向けのコンテンツというと警視庁のピーポー君以来、その怪しさに惚れていろいろと探してますが、北区のもなかなかです。
 「City of KITA」にいたっては、いま子供を中心に人気の[ラブ and ベリー]を彷彿させるようなキャラが。
 北区のイメージ戦略は、子供自身に直接訴えていくものなんですね。なかなか面白いです。

「振り込め詐欺撃退 虎の巻」を作成

2006年06月20日 00時46分51秒 | Weblog
都庁のホームページに「振り込め詐欺撃退 虎の巻」を作成したという記事があります。
 中身を見てみたら、治安対策の一環として、
  ・被害者の手記(音声ファイル)
  ・実際のやり取りの再現(音声ファイル)
  ・対応方法の音声(音声ファイル)    がありました。
 
 音声ファイルで聞けるなんて、なかなか優れものだと思います。
 でもできることならもう一歩踏み込んで、再現ドラマとか作ってみてはいかがでしょうか。
 犯人達のプロですから、どんどんと手口も進歩しているらしいですし。
 やっぱり東京は変化の早い街なんですね。