東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

価格だけでは決められない

2006年06月23日 03時13分52秒 | Weblog
事故機取り換えで誓約書 エレベーター保守で港区 (共同通信) - goo ニュース

 今まで入札というと、費用を安くするために積極的にいろいろな会社を取り込んでいくようなイメージでしたが、やはり安くても質の悪い物は困ります。
 特に公共建物(ホールや図書館だけでなく駅やスポーツ施設も)は、入札が多そうなので、安全性の配慮が欠けているような気がしてきました。

 港区のエレベーター事故でも、結局は日本の会社の製品に交換するわけですが、交換にかかる費用、それに至るまでに費やされた時間はもちろん、亡くなられた方や同じ建物内の居住者の方々の精神的な疲労などを考えると、とっても高くついた買い物だったわけです。

 でもこの事故が起きる前の情勢はどうかと言えば、価格の安い商品、料金の安い業者に変更しなければなにか不正や問題があるのではないかと疑うような雰囲気があったような気がします。
 いろいろなことについて、価格などの一つの視点だけで何かを決めるのではなく、よくよく深く考えて何が最も望ましいのかをよく検討していくことが大切なのだとあらためて感じました。
 こういうとこって物品の購入だけでなく、人物評価とか他の分野でも同じなんですよね。気をつけないと。