東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

1000万画素のデジカメ

2006年06月19日 22時34分36秒 | Weblog
 先日、1000万画素のデジカメが発売されていることを知りました。
 とある商店にそのポスターがあり、存在を知ったのです。

 「残しておきたい思い出を、カンタン、キレイ…」というキャッチコピーだったのですが、実はこのポスターには購入意欲を減退させる部分がありました。
 それは…。高画質すぎるゆえの欠点でした。

 若い女性のモデルさんを1000万画素のデジカメで撮影したのでしょうか。
 モデルさんの化粧の跡とかその他諸々…。普通ならそこまでキレイには出ない部分だと思うのですが、高性能が故にバッチリと写真として記録されていました。

 高性能すぎるため、見せたくないものまで写してしまう。
 ハイビジョン撮影で見た芸能人の本当の「顔」。あぁこの人は実はこんなに老けていたのか、とか、この部分は偽物だったのか、など、いろいろと知らなくても良かったことを知ってしまったことが多々あります。

 そして今度はデジカメという身近な物にまでその勢いが届いてきたわけです。
 
 ここまで来ると、意識を切り替えて、まずは現実を受け止めてそれから自分自身でそれらの消化することが必要だと悟りました。

 もうキツイ話でも大丈夫です。どんとこいです。

最高裁の判決 B型肝炎訴訟

2006年06月18日 02時35分41秒 | Weblog
B型肝炎訴訟、原告勝訴確定…注射と感染の関係認める (読売新聞) - goo ニュース

 集団予防接種での注射器の使い回しを放置し、B型肝炎ウイルスに感染させられた責任は国にあるという判決が最高裁からだされました。
 行政(この判決では厚生労働省)がとるべき対策を怠ったとして、損害賠償を支払う事になったものです。

 監督権限として各種の規制を行う権限を持つ各省庁が、各種の手法を駆使することでいろんな事ができたはず、そういう意味で象徴が期待されているという意味にも取れると思っています。

 そしてこの話はそれだけではないかも…。
  耐震強度偽装事件での国の役割、各種不祥事の続く社会保険庁、それら行政の行うべき対策がとられなかったという意味での損害賠償が、もしかしたら今後続発するかもしれません。
 というより、今でもいろいろな動きがあると思いますが、裁判所が行政の責任に対して厳しい判決をだすことが増え始めたという点の方が、影響が大きいと思います。

 国民は法律や各種規制には従っています。だからこそその法律や各種規制が誤っていたり不十分だった場合は、その責任を問われると言うことなんですよね。
 行政で働く人、大部分は公務員だと思いますが、行政行為というのでしょうか、職務として行っているいろいろな仕事について、今現在の問題解決だけでなく将来に向かって問題は起きないのか。そういう視点で仕事を進めることが、一段と求められてくるということなのでしょう。
 国民としても、アメリカのように単に賠償金を目的としている(と思われる)ような裁判をおこすのではなく、行政に対して反省を迫り、誤った行政行為をただすという裁判を心がけることが必要でしょう。
 でも最も良いのは、将来に向かってもなにも問題の起きない施策を展開していくこと。これが一番大切なことです。 

 行政と裁判所(司法)とが異なる判断をだし、未来を変えるという事なんですよね。三権分立なんだと実感します。

足立区のランキング

2006年06月17日 01時26分33秒 | Weblog
 文藝春秋4月号の記事で、足立区~ルポ下層社会~として、足立区のことを「格差社会に向けてしゃにむに進む日本社会の縮図」などと表現してますけど、私はそんなこと無いと思ってました。
 そうしたら、日経パソコンの特集記事で「情報環境」「ビジネス環境」「生活環境」の3つの評価ポイントから日本全国の都市を点検、仕事と生活にやさしい“e都市”というランキングをやってました。
 このランキングは、都道府県の県庁所在地および東京23区、人口30万人以上の都市の合計103カ所を対象に行われたものですが、足立区は総合ランキングで69位です。
 70位には豊島区、79位には杉並区、84位には中野区と、足立区よりランクの低い特別区がいくつかあります。
 ランキングとか評価というのは、その視点、基準によっていくらでも変わります。他人の評価に左右されるのではなく、自分自身の目で確かめて評価することが大切です。
 

23区ランキング

2006年06月17日 01時10分53秒 | Weblog
 23区のランキングというのが好きで、いろいろと調べては見ています。
 それで最近気がついたのですが、この各種ランキングというやつかなりアバウトというか怪しいというか、視点、主観、基礎情報の取り方によって大きく異なるということに気がつきました。
 まぁスポーツのように勝敗が明確になるものではないので、ランキングの内容が不明確なのは仕方ないのですけどね。

 ランキングでよく目にするのが「子育て」に関するものです。
 「子育てするなら江戸川区」という視点での記事をよく見かけます。なぜだか知らないのですが子育てに関する江戸川区の噂というか評判はいいですね。
 でも実際に行政サービスや実績でみると、決して江戸川区は成績の良い方ではないようです。保育園の待機児童数などでは他区に負けています。(つまり待機数が多いということ)

 また台東区は、とある子育てランキングでは最下位でしたが、某雑誌では子育てのランキングが23区トップでした。この台東区に対する評価はかなり極端な例ですが、評価の視点によっては順位がかなり変動する例が多いです。

 やはり自分自身の評価する視点をハッキリ持ち、自分で情報を集めて、自分の価値観で評価するのが最もよい方法のようです。
 しょせん他人の噂は他人の「噂」。真実でない場合もありますし、他人の評価は自分の評価とは価値観が異なることがあります。

 足立区を下層社会の代表みたいに書いてある記事もありますけど、それはあくまで他人の考え方。自分自身で調べて評価することが大事なのだと、再確認しました。

 でも23区ランキングはおもしろいですね。基礎データーが誤っていたり、よくわからない理屈で順位を決めていたり。
 ネットで検索するといろいろと出てきますのでお試しください。 

確かにいます。こんな人。

2006年06月16日 01時41分47秒 | Weblog
市役所、職員が斬る 直言書初版ほぼ完売 熊本県宇土市・元松さん 内なる改革に注目 (西日本新聞) - goo ニュース


 ・役に立たない同僚は、時間外勤務が多い「いつまでやっているの型」、自分の過ちを認めない「自己チュウ(中心)型」、週初めに休みが多い「マイペース型」、電話を取らない「どこにいるの型」。
 ・困った上司の「無気力型」は仕事中どこに行ったか分からず、閉庁十分前に机の上が片付いているという行動パターンを持ち、部下のやる気がそがれる弊害がある。半面、口やかましくなく、部下は自由性を持った仕事ができる利点がある。

 う~ん、なかなか思い当たることがあります。しかも「そういう人いるね」というより、自分自身でも思い当たる点が…
 役所とか関係なく、どこの世界でもいますよね、レベルの差こそありますけど。
 どこへ行ったのかわからない同僚とかは、確かに困ります。電話での問い合わせがあると特に。
 そういうときに限ってに電話をとってしまい、挙げ句の果てにはお客さんと上司の双方に小言を言われるとか…。しかもつい最近そんなことがあったような気が…。

 でも、この著者の「住民の熱意を応援するのが役所ではないのか」という点にはちよっと疑問が。
 「住民」と言っても簡単に一括りできないですから、そんな簡単ではないと思いますよ。葬儀場とかゴミ処理場のような迷惑施設なんて、役所に作れと言いながら自分の近所には持ってくるなというケースが多いですし。
 システムとして市長などが選挙という形で住民意見を代弁している訳ですから、選挙で基本路線を信任すれば、細かいところは原則おまかせ。あとは議会のチェックと自分で公開情報などでチェックすればいいと思ってます。
 熱意だけで仕事をやるのはプロではないですからね。

でも「上司の命令に黙って従う“イエスマン”に成長はない。常に問題意識を」という言葉はその通りだと思います。
 自分の頭で理解し考えていくことを忘れると、大抵ろくな事がありません。
 なにか事件があっても自分で対処できなくなりますしね。
 これはとても大切なことです。

良い買い物ができるかどうか

2006年06月15日 01時00分30秒 | Weblog
国の随意契約、8割弱が不適切…財務省緊急調査 (読売新聞) - goo ニュース

 「良い物をより安く」。どこかの企業のキャチフレーズみたいですけど、これが基本ですよね。
 いつもの店で「いつものやつ」というのも特に努力することもなく楽でいいと思いますけど、税金でそれをやられては困ってしまいます。
 しかし地方自治体に指導するとか、なにか不祥事があると官庁は言いますけど、自治体よりよっぽど指導された方が良いのではないかと、そう思うようなニュースですね。

 天下り先の企業に発注する場合は、自分の未来への投資をするのと同じで、いつか退職したら自分も向こう側にいくから、そう思っているから天下り企業に発注しているのでしょう。
 しかし国の税金が不足している、国の借金は増え続けていると、危機感だけ煽って国民から増税して、自分達はお金に苦労しないで物を買いまくっているという印象を受けます。
 23区内の公務員宿舎も売却するそうですけど、そんなことする前にこういう無駄を無くしていれば良かったのにと思います。

 しかし「~会計法から逸脱した不適切な契約だったことが~」と記事にありますけど、これって違法な行為なのではないでしょうか。もしそうなら犯罪行為ですし、犯罪まで行かなくても責任をとって何らかの処分をするべきだと思います。
 それもできないのなら、自治体とか民間企業を指導とか、とても恥ずかしくて言えないと思うのですけど。
 だけど社会保険庁と同じで、な~んにもやらないんでしょうね。
 単純に公務員を減らせというような意見には反対ですけど、やることをやらない、すべきことができない、というのは組織自体に問題があるということ。
 やはり公務員も給料は引き上げて、その上で成果主義として職員同士の給与額に差を付けて、不祥事や不適切な行為があった場合は、懲戒処分と共に自腹で弁済、というシステムを作っていったほうがよい思います。

足立区はいいところです

2006年06月14日 01時19分36秒 | Weblog
「生活水準向上させる」下層社会報道に足立区長が反論 (読売新聞) - goo ニュース

 足立区を「下層社会」というレッテルを貼ったことに対して、足立区長が反論してますが、当たり前のことだと思います。
 足立区。
 まぁ人によっていろいろな思いがあると思いますが、北千住駅前なんて凄いですよ。再開発が終わり、ツクバエクスプレスが停車するようになって、別世界のようにキレイに魅力的になりました。

 足立区を「格差社会に向けてしゃにむに進む日本社会の縮図」などと言ったら、駅前空洞化の激しい地方都市なんて一体どんなことになるのか…。
 それに学用品や給食費に対する行政の援助率が高いというのは、区がそれだけ努力をしている証拠。援助すらできない自治体の方が多いような気がします。
 そして一番感じたのは、足立区がどうのこうのではなく、足立区の外周部の都市、例えば草加市などは「日本の縮図」どころか「日本そのもの」ということを婉曲に言ったりしているのかということです。

 「文芸春秋」の記事を読んでないのに適当なこというのも良くないのですが、足立区は悪い街ではないです。
 格差社会の象徴なら、港区の方がふさわしいような気がします。六本木とその周辺とかですね。そう書きながら新宿区だって豊島区だって同じではないかという気がしてきました。新宿は新宿駅前と新大久保の方に広がる外国人だらけで、さらにドヤ街もまだ残っているはずですし。ホームレスも多いですね。豊島区も同様。
 やっぱり足立区は「日本の縮図」では無いような気がしてきました。

最近の東京は環境が良くなってきました

2006年06月13日 00時03分18秒 | Weblog
「地下案が有力」で一致 日本橋の景観見直しで (共同通信) - goo ニュース

 最近、都内にいると昔に比べて環境が良くなってきたと感じます。
 本当に十数年前の東京は、夏になれば川の悪臭が流れ出し、排気ガスもひどく、街中の緑も少なかったです。
 ところが最近では、排気ガスはかなり良くなってきましたし、自然も戻ってきて、以前は雀とカラスしかいなかったのに、いろいろな鳥がさえずっています。蝶や蜂も飛び回り花から蜜を集める姿も目にするようになりました。

 変わりつつある東京。
 良い方向へと変化していると思っていますが、私としてはその一つに加えているもの。日本橋の景観について具体的な案が出始めたようです。

 JR国立駅の駅舎ではないですが、その土地土地の価値観や歴史によっていろいろな考え方があります。
 効率一辺倒だった東京が景観を気にするようになったのは良いことだと思いますが、ただ…それが実現できるかどうかというと難しい問題があります。

 日本橋に空を取り戻したいとは願っていますが、そのための費用がはたしてどの位になるのか。
 夢と現実の間にある「問題」は重いなと感じてます。

娘に口臭を指摘される

2006年06月12日 02時16分36秒 | Weblog
「お口臭~い」娘の指摘で父親の2割が歯科医に (読売新聞) - goo ニュース

 このニュースいいですね。娘さんに口臭を指摘されると歯磨きなどの対策を行う父親が多いというものなのですけど、確かに口臭の気になる人はいますからね。
 でも「娘に指摘されるとなにかやる」という点については、いろいろな業界でも活用できそうです。
 例えば…
 ・娘さんに誘われたからボーリングに行く父親が増加。
 ・娘に欲しいと言われてケーキを買って帰る父親の増加。
 その他諸々、いろんな方面で活用できそうな方法です。
 この法則を研究し、活用することができれば経済効果もかなり期待できそうです。

交換するそうです

2006年06月11日 00時25分17秒 | Weblog
「管理・乗り方も原因」 死亡事故でシンドラー本部声明 (朝日新聞) - goo ニュース

 シンドラー社製エレベーターですが、事故のあった港区の住宅では、シンドラー社製エレベーターを他社製に交換することを決めたそうです。
 そんな中にシンドラー社は、事故の原因は乗り方…。
 
 これだと交換しようという気になりますね。
 でもこの後また事故が起きたらどうなるのでしょう。
 初期の設備費は安いそうですけど、メンテナンス費用は日本製よりも高いとか。

 昔、ニーズ(スペル忘れました)が流行っていた頃(もう結構昔のことですね)、韓国製の電化製品をいくつか買ったことがあります。
 全てあっという間に壊れました。あれ以来電化製品は国産にしているのですが、国産製品と言っても、実際は海外で生産していたりしているのでやっぱり壊れることが多いんですよね。

 先日、ちょっと行った先の冷蔵庫が20年くらい前の製品で、まだ現役で働いていることを知りました。今の時代のように便利な機能もないし、省エネでもないのですけど、ただひたすらに自分の仕事を寡黙にこなしている冷蔵庫を見て、昭和の時代の凄さを感じました。
 あの冷蔵庫を見て、あらためて自分の仕事でも、今まで来た道を振り返っても恥ずかしくない仕事をしたいものだと感じました。