東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

公共施設に多いらしいです

2006年06月08日 01時15分06秒 | Weblog
シ社製エレベーター総点検 国交省、全都道府県に指示 (共同通信) - goo ニュース

 今話題のシンドラー製エレベーターですが、日本メーカーより安いので入札で落札されることが多いとどこかのニュースで見ました。

 公務員削減と同じですけど、「安かろう悪かろう」という発想だと結局はそのツケが回ってくるのだと感じました。
(公務員も給料が高いとか税金ドロボーという人が多いですけど、やることをちゃんとやっているなら適正な人数、適正な給与は必要不可欠だと思ってますので)

 何でもかんでも「減らせ」とか「削減しろ」という発想の入札の結果が、安全性に疑問符の付くメーカーの製品を導入することになったのではないでしょうか。
 やはり入札も入札予定価格を示すとか、金額だけではなく過去の事故(不祥事も含みます)の発生状況や、導入実績なども入札時の判断材料にするとか、いろいろと発想を変えていかないとダメなんですね。

 今の役所の入札制度も、そういう視点を入れてやったいるケースもあるとは思います。
 でも実際に今回の事故は起きたわけですし、シンドラー社製エレベーターは公共的な建物で(民間の建物と比較して)多く使われているわけですから。

 メーカーに安全性を求めるのは当然です。でもそれだけではなく、社会のシステムとして企業に安全性を求める、安全な商品を作る企業しか生き残れない、という仕組みを作ることも必要なのだと感じました。