東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

学ぶことが多い

2011年05月31日 22時00分29秒 | Weblog
【震災に学ぶ】奇跡はいかに起きたか 釜石の防災教育(2)(産経新聞) - goo ニュース


 この釜石の避難の話は、本当に学ぶことが多いです。

 3つの原則(1)想定を信じるな(2)最善をつくせ(3)率先避難者たれ

 言うのは簡単ですが、実際にやるのは難しいでしょう。

 あと数年であれば、津波の記憶が残っているので迅速な避難はできるでしょう。
 でもあと100年たったらどうなのか。


 今回の東日本大震災がくるまで、津波の怖さはほとんど感じていなかったのではないでしょうか。


 今回の津波が1000年に一度なんていわれていますが、それでも無事に避難をしたということは、大変に驚くべきことであり、すばらしいことです。


 無事に避難できたということに関しては、この防災教育によるところが大きいと思います。
 しかし、見えないところでは堤防の存在や道路の整備など、複合的な要因が介在して、このような快挙が成し遂げられたと思います。


 日本人の悪い癖で、この防災教育があまりにすばらしかったがために、堤防や道路、そのほかにも存在したかもしれない数々の要因の存在を忘れ、次の津波の時には防災教育だけはバッチリでほかが駄目、なんてことにならないか心配です。

 そう、これと同じような話が過去にありました。

 日本海海戦でロシアのバルチック艦隊を歴史上類を見ないほどの勝利を得たがため、大鑑巨砲主義の経験に縛られてつい70年前の戦争で日本がどんな状態になったか…。

 その日露戦争でも、日清戦争の際にあまりに簡単に陥落してしまったがために大変な損害を出した旅順の203高地。


 すばらしい結果を出すと、その成功体験に縛られて物事の本質を見失うという失敗を、日本は何度も繰り返しています。


 今後こそ、そのような失敗を繰り返さないよう、この防災教育を学ぶと同時に、広い視野で新しい発想で、時代にあった対策をしていくことが必要でしょうる


 なんて口で言うのは簡単ですけれどね。

とんでもないですね

2011年05月30日 23時37分55秒 | Weblog
消費税10%案、6月に決定…首相方針(読売新聞) - goo ニュース

 先日、街中で口論している人を見かけました。

 そのやり取りの台詞に「口で言っても信用できない。民主党の高速道路無料化だって、結局実現してないだろう」というのがありました。

 あぁそういう使われ方なんだ、と。民主党に対する評価の、なんと言いますか、こう本来の形からまったく離れたところで使われている姿に、なんとなく気がめいってしまいました。

 確かに、今までの結果を見てくるとひどいですからね。

 民主党のこれまでの公約内容に対する事業仕分けをして欲しいのですが、どうせ何もやらないでしょうね。

 何もやらない、といえば節電大臣とボランティア大臣は何しているのですかね。

 先ほどもテレビのニュースで被災地のボランティアが連休以降、不足気味だと言ってました。いまこそ大臣の出番ではないのですが?
 また節電も、都庁は25%節電とか。民間企業も色々な取り組みをしていますが、大臣なんかまったく不要なんですね。

 
 で、消費税。

 民主党の公約では、ガソリン税、軽油引取税、自動車重量税、自動車取得税の暫定税率は廃止して、2.5兆円の減税を実施する、なんていうのもありました。

 東日本大震災でお金が必要なのはわかります。

 でも、公約を変更するのなら、何がどうなるので、このくらいのお金が必要だから、税率をこうする、なんて説明が全然無いです。
 
 こども手当てで結果として、各種控除がなくなったまま子供手当の増額が無く、多くの世帯で子どもの育成に当てる費用は逆に減少することに。

 これってギャグかなんかですか?

 言ってることとやってることが笑えないぐらいに「逆」なのですが。

 福島原発も、総理がヘリで現地視察をして安全宣言を出しているまさにその瞬間にメルトダウンしていたのではないですか?


 さすがにここまで見事に国民の生活をひどくさせてますから、増税も簡単にはハイそうですか、とは言えないですよ。
  
 被災地をはじめ、日本国民が皆苦しんでいるときに「国民の生活が一番」なんて言っていた政党は内紛状態。

 そりゃ、口論したときに民主党を引き合いに出すわけですね。

3.11で変化したこと

2011年05月30日 23時25分20秒 | Weblog
世界平和ランク、日本は3位 1位はアイスランド(朝日新聞) - goo ニュース

 別に何位でもいいですよ。

 異なる文化の人が、われわれと異なる価値観で評価したものなんて、壁の落書きみたいなものですね。


 たとえば、食べ物の「ごぼう」。私も好きですが、日本人には好きな人が多いと思います。

 でも、世界的に見ればどうでしょう?
 「木の根っこ」なんて評価ではないでしょうか。


 世界の平和ランキングなんて、どうでもいいですよ。

 
 「安全」のランキングならまだ多少興味がありますが、平和かどうかなんて地震と津波の前ではね…。


 大体、平和も天から降ってくるものではなく、平和を維持する「備え」がなければ無理でしょう。

 地震だって津波だって、あれだけ備えていてのに。

 そして被災地でもっとも頼りにされ、最も信頼されていたのは自衛隊。
 日々の活動を見ていても、本当に頭の下がる思いです。


 であれば、あまり見たくも無いですが、この平和裏ランキングに軍事力という項目は入っていたのでしょうか。
 大体、日本は世界の平和に寄与するという憲法を持っているはず。

 日本だけ平和でよかったよかった、で終わってもいいのでしょうかね。

 この記事もちゃんと読んでませんが、シドニーに本拠のある民間のシンクタンクなら、軍事力の代わりに鯨とイルカの生存数を平和の構成要素に入れてそうですね。

 でも23の指標には、軍事力も鯨・イルカの数ともに入ってなさそうですね。
 
 やっぱり独りよがりのランクなんですかね。

 世界ランクなんてどうでもいいですよ。

東京も入梅

2011年05月29日 03時25分15秒 | Weblog
 雨です。

 東京は昨日も今日も雨です。

 雨が降らないと困るのですが、連日降り続くのもなかなか厳しいです。


 節電で街中も暗いですし、気分がめいってきますね。


 そういえば、輸入した飲料水が余ってますね。
 水がたくさんあるというのは、とてもありがたい話なのですが、売れ残ってますね。


 私も買って飲んでみたのですが、なんとなく体に合わず、買うのを止めてしまいました。

 
 降り続く雨を見ていると、降ってくる雨水は同じでも日本の山々、土、川などが日本の水を作っているのだとあらためて感じました。


 飲料水が欲しければ、雨だけではなく山や川、土も大切なんですね。


義援金はいずこ

2011年05月29日 03時19分17秒 | Weblog
人手不足の被災役場、証明書発行進まず 貯金尽き生活困窮「食べていけない」(産経新聞) - goo ニュース

 先日ネットで被災地の特定の避難所に対して物資を送るという方法を知りました。
 これに参加した方の感想を見ると、義援金はなかなか届いていないのでこちらの方法を選択しました、という感じの話がたくさんありました。

 あれだけ集まった義援金ですが、公平性も大切ですがスピードも重要。

 一時的な支給分だけでも被災地に配布できないのでしょうか。
 
 配布する側としては、避難した方が全国に散らばっていて確認が取れないとか、連絡先がわからない、なんて色々な理由があると思うのですが、義援金の三割程度をとりあえず把握できている方に配布するとか、なにか対策考えないと駄目ではないでしょうか。

 このままだと日本赤十字の義援金配布機能に疑問符が付くと思うのですが。 





 


東京都内のカラス

2011年05月24日 06時20分54秒 | Weblog

 さいきん、都内のカラスが子育てなのか営巣なのか、街中でもかなり低い場所にいます。

 街路樹とか2階3階あたりの低い階層の建物の屋上やベランダ、また歩道上などに群れてはいないのですが、今までと比べるとかなり低い位置にとまっていたり、飛んでいたりします。

 このような状況はあまり記憶が無く、地震の影響などは無関係だと思いますが、なにか今までとは違い気がします。

 なにか理由があると思うのですが、結構低い位置で飛んでいるため、自転車などに乗っていると気になってしまいます。


これ、スト権と引き換えの削減?

2011年05月24日 06時16分20秒 | Weblog
国家公務員給与10%削減、連合系労組受け入れ(読売新聞) - goo ニュース

 震災後のこんな時期だから公務員の給与削減は当たり前、なんて声が街中から聞こえてきそうですが、これはどうも公務員のスト権とセットでの給与削減みたいですね。

 公務員のスト権がどういう意味を持つのか、そのあたりの解説がないんですよね。

 こういう感じの場当たり的というか、火事場の○○的というか、そういう施策って、大抵は後になって問題が発生するものなのですが、どうなんでしょう。


 国民も耳障りのいい「公務員給与削減」なんて言葉にだまされないようにしないといけないのですが…。「政権交代」という言葉でひどい目にあっているのにまた同じような失敗をしなければよいのですがね。

 口当たりのいいお酒は、大抵、翌日にひどい目にあうことが多いので、なんとなくこの話はよく検討してからのほうがいいと感じています。


服装はバラバラ

2011年05月22日 22時55分46秒 | Weblog
就活もクールビズで 企業呼びかけも学生鈍く(産経新聞) - goo ニュース


 節電ですっかり暗くなっている東京ですが、この週末、土曜日はとても良い天気でした。

 暖かく、青空。春を実感する1日でした。

 
 今日、日曜日は風が強く、たまに雨が降る不安定な天気。


 気温も明日にはまた下がるようで、気をつけないと体調を崩してしまいます。


 そんな気候もあり、クールビズとして上着なしでの通勤をしている人もいれば。まだネクタイに背広姿の方も多く見かけます。


 就職活動中の学生にとってみれば、悩むところでしょうね。

 だけど、社会に出るとクールビズをはじめ、小さいことも含めて決断と判断を求められることばかり。

 悩んでください。

 それで成長するのですから。

 最近はどうなんでしょうか。

 10年位前だと、たとえば面接の待合室に学生が一同に集められたりしたとき、皆がネクタイまでしたリクルートスーツ姿で自分一人だけがクールビズのノーネクタイだと、マズイと思うのでしょうか。

 本当は、そういう事態も想定して、ネクタイをカバンに忍ばせておくとか、変化する事態に対応できるように事前に準備をしておくことが大切です。

 少ない情報の中で、複数の状況案を策定し、対応策を用意しておくことが大切なのですが、勢いだけで乗り切ってきた人もいますし、マイナスをマイナスと思わせずにいつの間にかプラスに変えてしまう人など、本当に人それぞれです。

 面接は言葉や態度でそういう部分を見ている訳ですから、学生としては悩むでしょうね。

 悩んでください。それが大切なのです。

汚い言葉を乱発して漁師の邪魔と挑発をする反捕鯨団体

2011年05月22日 22時35分31秒 | Weblog
調査捕鯨に対する過激な抗議活動、日本はどのように対処すべきか(ニュース畑) - goo ニュース

 NKHで反捕鯨団体の和歌山県における日頃の活動を映像で見ました。

 ひどいですね。あの団体。

 活動の理念とかそういう点は文化の違いや歴史が異なるからここでは述べませんが、その「活動」は、あまりに品が無く、違法すれすれの最低な行為でしたね。

 漁師の車を取り囲んで「殺し屋」と罵声を浴びせたり、車を取り巻いて動かないため結果として車の発進を邪魔したり、10万円を現金で見せびらかして「これでイルカを助けてくれ」と漁師に詰め寄ったり。

 言葉がひどいですね。

 まるで漁師を殺人鬼のようにののしってました。


 自分の価値観でしか他人を見られないのがよくわかりました。

 植民地時代に各地の文明を破壊したり、奴隷を人間扱いしなかったことがよくわかります。

 そういえばちゃんと調べたこと無いのですが、19世紀ですか?黄色人種は脳が白人より小さいから劣っているとか言っていたとか…。

 テレビの映像を見て、話して説得などしても無駄な方々なのがよくわかりました。
 

判断ミスより「隠蔽」のほうが重大な問題

2011年05月22日 22時14分39秒 | Weblog
首相関与、否定に躍起 政府「注水中断」矛盾点続々(産経新聞) - goo ニュース


 原発の放水停止。
 
 それがどういう意味を持つのか、専門家の判断などを聞かないとわからないのですが、現在につづく重大な危機に大きく影響を及ぼしたのではないのかと思っています。



 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発1号機に関し、3月12日に東電は原子炉への海水注入を開始したにもかかわらず菅直人首相が「聞いていない」と激怒したとの情報が入り、約1時間中断したことが20日、政界関係者らの話で分かった。最近になって1号機は12日午前には全炉心溶融(メルトダウン)していたとみられているが、首相の一言が被害を拡大させたとの見方が出ている。

 政府発表では3月12日午後6時、炉心冷却に向け真水に代え海水を注入するとの「首相指示」が出た。だが、政府筋によると原子力安全委員会の班目春樹委員長が首相に海水注入で再臨界が起きる可能性を指摘、いったん指示を見送った。

 ところが、東電は現場の判断で同7時4分に海水注入を始めた。これを聞いた首相が激怒したとの情報が入った。東電側は首相の意向を受けてから判断すべきだとして、同7時25分に海水注入を停止した。その後海水注入でも再臨界の問題がないことが分かった。同8時20分に再臨界を防ぐホウ酸を混ぜたうえでの注水が再開されたという。


 
 「東電は現場の判断で同7時4分に海水注入を始めた。これを聞いた首相が激怒したとの情報が入った。東電側は首相の意向を受けてから判断すべきだとして、同7時25分に海水注入を停止した。」

 この総理と東電の判断。
 そういえば東電の社長でしたか、自衛隊機で東京に戻るのを大臣の一言で飛行機を戻してしまい、結果として東京に戻るのが遅れたとか。

 東京消防庁が原発に決死の覚悟で放水に向かった際には、やはり閣僚が「処分するぞ」と恫喝。

 一連の東電、自衛隊、東京消防庁のやり取りを見ていると、政府が関係者に対して恫喝とか怒鳴り散らすとか、そんなことばかりやっていて、そのために結果としてよくない結果がでているのではないのでしょうか?

 しかし、情報が少ない中、初めての体験の中で決断を求められるわけですから、すべての課題に大して完璧な対応というのは難しいかもしれません。
 でも、事後に判断ミスを「隠蔽」するのは、まったく別の話です。

 とんでもないことです。

 ただでさえ原発に関しては諸外国から疑われていて、国民でさえも疑念を持っているのに、隠蔽なんてしたら…。


 野党もこういう点をちゃんと追及できるのかどうか、それも問われているのですが、現政府も良い面での存在感がまったく無いのですが、野党も存在感ないですね。

 存在感を感じるのは、自衛隊、警察、消防、海上保安庁、そして地方自治体。

 民主党政権になってからろくなことがありません。
 もうやめてください。