東京つれづれ日記

あっという間に変化していく街「東京」で、なんとなく感じたことを書いていきます。

一種の住民自治なのでしょうか

2006年06月25日 00時43分59秒 | Weblog
認知症住民への対応研修 マンション管理人らに (共同通信) - goo ニュース

 最近のマンション情報紙を見ていると、その設備の良さにうらやましくなります。
 防犯面のみならず、各種共用設備、各種サービスなどの充実ぶりは、凄い勢いで進んでいます。
 でもついに認知症の対応までマンションの管理人にやってもらうというのは、なんとなく複雑です。
 この話には、反対するわけでもなく積極的な賛成でもないのですが、家族同士の繋がりが弱くなってきている現代の姿を表しつつ、また地域の社会でみんなを支えるという形は良いことだし、東京なら江戸時代の長屋のように昔からあった話です。
 私としては、こういう個人の隙間をいつかロボットなどが埋めていくだろうと思っていたのですが、まだまだ人の手でやっていこうという意思が社会全体にあるわけです。

 しかし、この制度の理由の一つにトラブル防止というのがあるのですが、集団生活をしていく上でゴミ出しや自転車の駐輪、共用部の施錠など、マンション自体で守るべきルールがあるということなんでしょうね。それができないから誰かがその面倒をみる。

 きっと今までは介護保険などの制度を利用していたのが、一連の国の経費削減の流れで、医療や介護の制度改正が行われてヘルパー利用を厳しくしたから、その穴埋めにするという理由もありそうな気がします。
 
 まだまだ東京も変化をしていきそうです。

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