つくすの折にふれ

旅の思い出などを

旭川居酒屋探訪旅行 ②

2017-05-16 08:22:22 | 旅行
 それらしい建物はありましたが、動きが見られないため通り過ぎてしまいました。仕方なく、時間があれば寄ろうと思っていた「土の館」という博物館へ、先に向かいました。緩やかな上り坂の先にそれらしき建物が見えてきます。
 まず、農業用トラクターを集めた別館に入りました。1950年代ごろからの農業用トラクターがたくさん展示されていました。その最初には蒸気機関を使ったトラクターもありました。そばには、それを実際に動かしたときの映像も展示されています。なかなか見る機会のないトラクターであり映像でした。カラフルなトラクターも大小さまざま、また、外国製のものに交じって国産があり、興味深く見学しました。
 次いで本館に入りました。北海道の農業を根付かせるための「土づくり」の努力の様子が展示されています。農作業は全く分かりませんが、先人たちのこうした努力の結果、いまのおいしい農産物を生産している北海道農業があるのだということを勉強できました。
 ちょうどお昼どきになっています。今度こそはお蕎麦屋さんを見つけようと、タブレットを取り出して地図を見ながら坂を下りていきました。その結果、今度はお店を見つけることができました。おしゃれなつくりのお店で、入口が分かりにくかったので通り過ぎてしまったようでした。
 こちらのお店でせいろの大盛りをいただきました。ていねいな仕事ぶりを想像させるきれいな細打ちのおそばで、香りも喉越しもよく、そばつゆも自分好みでとてもおいしくいただきました。「まん作」というお店で、ネットで調べるとミシュランの一つ星になったとかの情報もありました。
 お店から街の中心部に向かいます。次の目的地「後藤純男美術館」は鉄道をはさんだ反対側にあります。コミュニティーバスの便があるのですが、その時間まで1時間以上もありますので、バスを待つより、ウォーキングのつもりで歩こうと決めました。十勝岳連峰が正面に見えています。したがって上り坂になります。そちらに向かって、歩き始めました。2.5キロくらいです。
 十勝岳の方から冷たい風が吹いてきます。行きは上り坂で向かい風、歩きには強い自分でもすこし辛いものがありましたが、なんとか歩き通して美術館へ入ることができました。何年ぶりになるでしょうか、前回は妻と一緒だったのですから、10年以上前になるのは間違いありません。JALのクーポンで入場できます。久しぶりに作品を見学しました。入って最初のところに、日本芸術院・恩賜賞を受賞したときの様子が展示してあります。でもこれは昨年のこと、こうした栄誉に良くしたその年に亡くなられてしまったというのは真に残念なことだと思います。
 静かな展示室で、何度か目にした名作や、幅10メートル以上もある大作中国の深山を題材にした「雲海黄山雨晴」などをじっくり鑑賞しました。また、絶筆となった未完の作品「富士」も見ることができました。これは4月12日に展示されたばかりということですから、今回の旅行で訪ねて大正解だったということでしょうか。
 ここで職員さんとすこしおしゃべりをしました。後藤画伯は野田市にある興風会館とご縁があって、そのせいもあったのだと思いますが、その隣のお蕎麦屋「こなきん」さんでよく食事をされていました。そのことをお話しすると、よくご存じで「そうでしたね」と思い出してくれました。そして、もう一度展示室を回ってから駅へともどりました。
 帰りは下りですからかなり楽に感じました。けっこう早く上富良野駅へもどることができ、予定より早い列車で旭川へもどることができました。イオンタウンなどを見ながらホテルへぶらぶらともどりました。
 一息入れてから、居酒屋へ向かいます。この日は「独酌・三四郎」さんです。2年半ぶりに訪れます。入ってすぐに、とても混んでいましたので、セッティングを間違えたと思いました。この日は金曜日です。それなのに6時で予約してしまっていたのです。それも、上富良野からのもどりが5時過ぎになる計画でしたので仕方なかったのですが、早くもどれていたのですから5時に入れば良かったと思いました。
 割烹着がよく似合う女将さんがこの日は焼き物も担当しています。いつもは大将がやっているのですが、この日はお休みのようでとても忙しそうでした。2階に宴会が何組か、1回の小上りも埋まっています。こんな状態でしたが、女将と、女性たちのコンビネーションはとても良くてどんどんオーダーをこなしてストレスを感じさせません。自分は、前回どおり「女将の盆」という肴の盛り合わせと、ニシンをいただきながらお燗の酒をいただきました。そしてあまり長居をすることなくお店を出ました。そして、この日も「一蔵」に寄りました。塩ワンタンメンをいただいてホテルへもどりました。
 3日目です。この日は、どうしても「蜂屋」のラーメンを食べてから空港へ向かうことにしていました。蜂屋は10時半開店です。ですから朝食もごく軽くいただいてホテルを出ました。開店の時間まで街を散歩しました。買い物道路を駅とは反対方向に進みます。すると図書館や公園がありました。そのあたりを散策して、図書館を覗いて駅方向へもどります。
 ちょうど10時半に「蜂屋」さんに着きました。第1号のお客でした。醤油ラーメンを焦がしラードを濃い目にしてもらっていただきました。いつもの独特でおいしいラーメンをいただくことができました。このラーメンを初めて食べたのは、20年以上昔のことでした。旧旭川駅の地下に小さなお店がありました。仕事で出かけたおり、列車の時間待ちのときにいただいたのが初めてでした。この独特な味わいが忘れ難いものになっています。何度か旭川を訪ねていますが、そんなとき必ず一度は食べているのです。
 食べ終えて、急いで駅へ向かいます。11時の空港行きのバスに乗らなくてはなりません。無事乗ることができて空港へ向かいます。バスは予定どおりに着いたのですが、飛行機は使われる機材が羽田を出るのが遅れたとのことで、出発が遅れると放送しています。そのお詫びで、1000円のクーポン券をいただけるとのことです。それをいただいて、お酒の肴になりそうなお土産を買い込んでから、レストランで時間調整をすることにしました。
 いかの沖漬けを肴に燗酒をちびりちびりとやって時間調整しました。そしてほぼ1時間遅れの飛行機で羽田へもどりました。
京急線で日本橋へ出て、この日行われていた「第5回日本橋日本酒利き歩き」のイベントに参加して、全国各地の銘酒をいただいて楽しみました。このイベントも、年々盛んになって、日本橋周辺が酒好きの天国となって、なかなか楽しい催しになりました。終了近くまでいただいて野田へともどりました。
 今回の居酒屋探訪旅行は、十二分に満足できたとは言い難いのですが、それなりに楽しむことができ、まあまあ良かったと思っています。
 (了)
『国内旅行』 ジャンルのランキング
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 旭川居酒屋探訪旅行 ① | トップ |   

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL