2日目です。4時に目覚めて起きました。5時49分発の列車に乗る予定でしたので、じっくり準備しても時間がありました。そして5時半前にホテルを出て、雨の中を駅へ向かいました。かなり寒い朝でした。そして、5時49分発の松本行きに乗って出発しました。6時16分に松本について、ここから大糸線に乗り換えます。同27分発の信濃大町行きに乗りました。もうこんな時間から通学列車で高校生がかなり乗っています。制服の違い、女生徒のスカート丈の違いなどを見るのも楽しいものです。このころはかなりの雨で、楽しみにしていた周辺の山々の景色は全く見えませんでした。
7時24分に信濃松川駅で降りました。終点の信濃大町まで行ってしまうと、このあとの計画が崩れてしまいますので、この駅で折り返して松本へもどります。同30分の列車で松本へもどりました。8時15分に松本に着きました。ここで、これからの長い列車旅に備えて、おにぎりなどをしっかり買い込みました。そして、同38分発の列車で岡谷へもどります。9時22分に岡谷に着きました。ここから飯田線に向かいます。この岡谷、塩尻周辺の鉄道線は入り組んでいてよく分からないところがあります。でも、飯田線の豊橋行きはこの岡谷を通っていきます。
同45分発の豊橋行きに乗りました。意外な気がしたのですが、3両連結の比較的新型の電車です。なんと電化路線なのです。長い列車旅ですから、すこし心配していたのですが無事座ることができました。ここから6時間半の列車旅です。あいにくの雨模様ですが、伊那谷の景観を楽しみます。いいちこでいい気分になります。
伊那市、駒ケ根、飯田と進みます。いずれも、かつて業務として訪ねたことのあるところです。車窓から見える景観も懐かしく感じられます。そして天竜峡駅、かつて仲間との旅行で観光船に乗ったところです。この駅が飯田線のほぼ中間駅になるようです。ここからは天竜川のそばを通るようになり、集落も少なくなって川と渓谷の見事な景観がずっと続きます。自分は左側の席にいたのですが、このあたりからは右側の席に移った方がいいかもしれません。
さらに進むと、長篠や茶臼山などという戦国時代の有名な地名が続いて出てくるようになります。長い時間座っていますので疲れているはずなのですが、あまりそれを感じないまま、16時16分に終点豊橋駅に着きました。これから、東海道線を上って家へもどります。まず、豊橋駅で、本日初めての温かい食事をいただきました。駅できしめんをいただきました。とてもホッとするような味で、気分転換もできました。
同42分発の浜松行きに乗りました。17時16分に浜松に着いて、同20分発の熱海行きに乗り換えます。夕方のラッシュ時間に入る頃でしたが、途中で乗降する人ばかりで、ずっと座って移動できました。19時52分に熱海に着いて、上野東京ラインから宇都宮線直通の20時03分発の快速「アクティー」に乗り換えます。この列車も東京近辺になるとすこし混みましたが、21時50分に上野駅で降りて、常磐線に乗り換えます。21時54分発に乗ることができて、同25分に柏に着き、同35分発の東武野田線に乗り換え、野田市駅へともどることができました。
家へもどって、とりあえずビールでひとり乾杯して休みました。12時半ごろになっていました。明朝4時半までに起きられなければ、残ったもう1日の計画は取りやめるつもりで休んだのでした。
そして朝です。3時45分に目覚めてしまいました。かなり眠さが残る目覚めでした。少しの時間、このまま起きるかもう少し眠るか迷ったのですが、眠ったら起きられなくなる心配があったので、思い切って起きました。それから支度して、すこしパソコンの対応もしてから5時50分に出て駅へ向かいました。
6時12分発の電車で大宮へ向かって出発しました。同57分に大宮に着いて7時13分発の宇都宮線に乗り換えます。この日は土曜日です。電車は空いていました。そして、8時18分に宇都宮に着いて同32分発の黒磯行きに乗り換えます。9時23分に黒磯に着きました。昨日(13日)まででしたら、待ち時間も少なく「郡山行き」に乗り換えられたのですが、この日からのダイヤ改定でその連絡がなくなってしまったのです。
10時25分発の「新白河行き」を待ってこれに乗りました。黒磯・郡山間の列車がなくなったので、栃木県から福島県への県境を超えての移動がとても時間がかかることになってしまったのでした。黒磯・新白河と、新白河・郡山とに分かれたのだそうです。その最初の日の乗客としてこの区間に乗ることになったのです。
まず、びっくり、東北本線区間は電化区間なのですが、東北各地のワンマン運行で使われている2両連結のディーゼル車輌がホームに入ってきました。なんと本線区間でディーゼル車輌に乗りました。2両連結ですからけっこうな混雑でした。10時25分発の列車は10時50分に新白河に着きました。その到着ホームを先まで歩いて、郡山行きの列車に乗り換えます。こちらは、4両連結の電車でした。ですが、この新白河止まりと郡山行きのホームは一つでつながっています。ですが、その間に大きなコンクリート製の構築物が作られていて、線路自体は明確に切られていました。
同53分発の列車は11時32分に郡山に着きました。ここから磐越西線会津若松行きに乗り換えます。11時39分発の列車は、土曜日のせいかすこし混雑していました。でも無事座ることができました。途中の猪苗代駅で多くの乗客が降りたのでそのあとはゆったりでした。車窓から見える磐梯山は頂上付近が雲に隠れていたものの山の姿を見せてくれていました。12時59分に会津若松駅に着き、13時08分発の列車で山都へ向かいます。この日の目的は、山都町の「新そば祭り」に行くことでした。このころには天気も薄曇りから晴れといった状態になってきました。同35分に山都に着きました。
それからほぼ2時間、新そば祭りを楽しみました。駅から少し歩いて会場の通りへ行きます。会場は歩行者天国になっていて、10店舗のお蕎麦屋さんなどが並んでいました。おそばは1杯600円均一で、チケットを買っていただきます。
最初に「会津山都蕎麦の会・匠」でいただきました。それから会場を一通り見物してから「そば伝承館」のお蕎麦をいただきました。
それから気になっていた喜多方のお酒の試飲コーナーに行きました。伺うと無料とのこと、がぜんファイトがわいて全種類制覇にとりかかりました。どれも純米吟醸酒です。かつて社長さんにお目にかかったことのある小原酒造のモーツァルトを聞かせて醸造している「蔵粋(クラシック)」からいただきました。どれも穏やかで香りよいお酒ばかりで楽しませてもらいました。そしてまた、お蕎麦を食べました。山都町の宮古地区というのが有名なそばどころですが、「宮古そばの里組合」のお蕎麦をいただきました。そして、また試飲コーナーへもどり、お酒をいただきました。
大分お腹が苦しくなりましたので、山都の駅周辺を歩いてきました。何十年も前大先輩たちをご案内したことがある「やまびこ」さんもありました。こういうお店でじっくりお酒とお蕎麦を味わうべきなのでしょうが、今日はイベントを見に来たのですからとあきらめてお店の前を素通りして、町の施設などをひととおり見て祭り会場へもどりました。
そして、顔なじみになった試飲コーナーでもう少し飲ませてもらってから、最後の一杯は「山都沼の平蕎麦」をいただきました。どのお蕎麦もおいしかったですが、自分には、少しほかと違った「伝承館」のお蕎麦が、好みに合っていたと思いました。満腹になって少し苦しいお腹のまま、山都駅から帰路に着きました。
山都駅15時40分発、16時16分会津若松駅着。同駅16時21分発、17時34分郡山駅着。同駅18時23分発、19時03分新白河駅着。同駅19時18分発、20時41分黒磯駅着。同駅19時51分発、20時42分宇都宮駅着。同駅20時49分発、22時05分大宮駅着。駆け足で乗り換えて同駅22時09分発、22時54分野田市駅着。ということで無事列車旅を終えることができました。ただ、残念だったことは、宇都宮線の各駅停車に乗って帰ってきたのですから、栗橋駅で東武線に乗り換えることに気づかなかったことでした。
新幹線の開通に伴って、JRの路線が第3セクター化されています。そうすると青春18きっぷのようなおトクな切符では乗れなくなってしまいます。なるべく早く列車旅をしておいた方が良さそうです。
(了)
7時24分に信濃松川駅で降りました。終点の信濃大町まで行ってしまうと、このあとの計画が崩れてしまいますので、この駅で折り返して松本へもどります。同30分の列車で松本へもどりました。8時15分に松本に着きました。ここで、これからの長い列車旅に備えて、おにぎりなどをしっかり買い込みました。そして、同38分発の列車で岡谷へもどります。9時22分に岡谷に着きました。ここから飯田線に向かいます。この岡谷、塩尻周辺の鉄道線は入り組んでいてよく分からないところがあります。でも、飯田線の豊橋行きはこの岡谷を通っていきます。
同45分発の豊橋行きに乗りました。意外な気がしたのですが、3両連結の比較的新型の電車です。なんと電化路線なのです。長い列車旅ですから、すこし心配していたのですが無事座ることができました。ここから6時間半の列車旅です。あいにくの雨模様ですが、伊那谷の景観を楽しみます。いいちこでいい気分になります。
伊那市、駒ケ根、飯田と進みます。いずれも、かつて業務として訪ねたことのあるところです。車窓から見える景観も懐かしく感じられます。そして天竜峡駅、かつて仲間との旅行で観光船に乗ったところです。この駅が飯田線のほぼ中間駅になるようです。ここからは天竜川のそばを通るようになり、集落も少なくなって川と渓谷の見事な景観がずっと続きます。自分は左側の席にいたのですが、このあたりからは右側の席に移った方がいいかもしれません。
さらに進むと、長篠や茶臼山などという戦国時代の有名な地名が続いて出てくるようになります。長い時間座っていますので疲れているはずなのですが、あまりそれを感じないまま、16時16分に終点豊橋駅に着きました。これから、東海道線を上って家へもどります。まず、豊橋駅で、本日初めての温かい食事をいただきました。駅できしめんをいただきました。とてもホッとするような味で、気分転換もできました。
同42分発の浜松行きに乗りました。17時16分に浜松に着いて、同20分発の熱海行きに乗り換えます。夕方のラッシュ時間に入る頃でしたが、途中で乗降する人ばかりで、ずっと座って移動できました。19時52分に熱海に着いて、上野東京ラインから宇都宮線直通の20時03分発の快速「アクティー」に乗り換えます。この列車も東京近辺になるとすこし混みましたが、21時50分に上野駅で降りて、常磐線に乗り換えます。21時54分発に乗ることができて、同25分に柏に着き、同35分発の東武野田線に乗り換え、野田市駅へともどることができました。
家へもどって、とりあえずビールでひとり乾杯して休みました。12時半ごろになっていました。明朝4時半までに起きられなければ、残ったもう1日の計画は取りやめるつもりで休んだのでした。
そして朝です。3時45分に目覚めてしまいました。かなり眠さが残る目覚めでした。少しの時間、このまま起きるかもう少し眠るか迷ったのですが、眠ったら起きられなくなる心配があったので、思い切って起きました。それから支度して、すこしパソコンの対応もしてから5時50分に出て駅へ向かいました。
6時12分発の電車で大宮へ向かって出発しました。同57分に大宮に着いて7時13分発の宇都宮線に乗り換えます。この日は土曜日です。電車は空いていました。そして、8時18分に宇都宮に着いて同32分発の黒磯行きに乗り換えます。9時23分に黒磯に着きました。昨日(13日)まででしたら、待ち時間も少なく「郡山行き」に乗り換えられたのですが、この日からのダイヤ改定でその連絡がなくなってしまったのです。
10時25分発の「新白河行き」を待ってこれに乗りました。黒磯・郡山間の列車がなくなったので、栃木県から福島県への県境を超えての移動がとても時間がかかることになってしまったのでした。黒磯・新白河と、新白河・郡山とに分かれたのだそうです。その最初の日の乗客としてこの区間に乗ることになったのです。
まず、びっくり、東北本線区間は電化区間なのですが、東北各地のワンマン運行で使われている2両連結のディーゼル車輌がホームに入ってきました。なんと本線区間でディーゼル車輌に乗りました。2両連結ですからけっこうな混雑でした。10時25分発の列車は10時50分に新白河に着きました。その到着ホームを先まで歩いて、郡山行きの列車に乗り換えます。こちらは、4両連結の電車でした。ですが、この新白河止まりと郡山行きのホームは一つでつながっています。ですが、その間に大きなコンクリート製の構築物が作られていて、線路自体は明確に切られていました。
同53分発の列車は11時32分に郡山に着きました。ここから磐越西線会津若松行きに乗り換えます。11時39分発の列車は、土曜日のせいかすこし混雑していました。でも無事座ることができました。途中の猪苗代駅で多くの乗客が降りたのでそのあとはゆったりでした。車窓から見える磐梯山は頂上付近が雲に隠れていたものの山の姿を見せてくれていました。12時59分に会津若松駅に着き、13時08分発の列車で山都へ向かいます。この日の目的は、山都町の「新そば祭り」に行くことでした。このころには天気も薄曇りから晴れといった状態になってきました。同35分に山都に着きました。
それからほぼ2時間、新そば祭りを楽しみました。駅から少し歩いて会場の通りへ行きます。会場は歩行者天国になっていて、10店舗のお蕎麦屋さんなどが並んでいました。おそばは1杯600円均一で、チケットを買っていただきます。
最初に「会津山都蕎麦の会・匠」でいただきました。それから会場を一通り見物してから「そば伝承館」のお蕎麦をいただきました。
それから気になっていた喜多方のお酒の試飲コーナーに行きました。伺うと無料とのこと、がぜんファイトがわいて全種類制覇にとりかかりました。どれも純米吟醸酒です。かつて社長さんにお目にかかったことのある小原酒造のモーツァルトを聞かせて醸造している「蔵粋(クラシック)」からいただきました。どれも穏やかで香りよいお酒ばかりで楽しませてもらいました。そしてまた、お蕎麦を食べました。山都町の宮古地区というのが有名なそばどころですが、「宮古そばの里組合」のお蕎麦をいただきました。そして、また試飲コーナーへもどり、お酒をいただきました。
大分お腹が苦しくなりましたので、山都の駅周辺を歩いてきました。何十年も前大先輩たちをご案内したことがある「やまびこ」さんもありました。こういうお店でじっくりお酒とお蕎麦を味わうべきなのでしょうが、今日はイベントを見に来たのですからとあきらめてお店の前を素通りして、町の施設などをひととおり見て祭り会場へもどりました。
そして、顔なじみになった試飲コーナーでもう少し飲ませてもらってから、最後の一杯は「山都沼の平蕎麦」をいただきました。どのお蕎麦もおいしかったですが、自分には、少しほかと違った「伝承館」のお蕎麦が、好みに合っていたと思いました。満腹になって少し苦しいお腹のまま、山都駅から帰路に着きました。
山都駅15時40分発、16時16分会津若松駅着。同駅16時21分発、17時34分郡山駅着。同駅18時23分発、19時03分新白河駅着。同駅19時18分発、20時41分黒磯駅着。同駅19時51分発、20時42分宇都宮駅着。同駅20時49分発、22時05分大宮駅着。駆け足で乗り換えて同駅22時09分発、22時54分野田市駅着。ということで無事列車旅を終えることができました。ただ、残念だったことは、宇都宮線の各駅停車に乗って帰ってきたのですから、栗橋駅で東武線に乗り換えることに気づかなかったことでした。
新幹線の開通に伴って、JRの路線が第3セクター化されています。そうすると青春18きっぷのようなおトクな切符では乗れなくなってしまいます。なるべく早く列車旅をしておいた方が良さそうです。
(了)