2日目の朝です。4時過ぎに目覚めました。起きるのにはちょっと早すぎるのですが、2度寝して寝坊するのも心配なので、そのまま起きて身支度を始めました。そして6時過ぎにホテルを出ました。ちょっと雨が強く降っているのですが、駅は目の前なので傘もささずに向かいました。駅前のコンビニでおにぎりを買って列車に乗り込みました。羽越本線の酒田行き普通列車がこの日のスタートです。
日曜日ですので、高校生もそれほどいなくてかなり空いています。さっそくおにぎりで朝食です。食べているうちに6時16分の発車時刻になり、雨の中列車は出発しました。白鳥で有名な瓢湖のある水原駅、温泉が有名な月岡駅などなじみのある地名が過ぎていきます。そして坂町駅で乗り換えます。ここからは山形県の米沢とを結ぶ「米坂線」に乗り換えます。
7時42分発の列車に乗り込みます。米坂線は初めて乗る線です。越後○○、という駅が続いたあと「小国」駅になります。ここからは山形県です。淡々と列車は進みます。「今泉」駅は山形鉄道フラワーラインとの乗り換え駅です。フラワーラインを見ると、前職のころの大昔、この線に乗って長井市を訪ね、再開発ビル「TAS」を見学させてもらったことが思い出されました。そして、米沢に10時前に着きました。
ここでも乗り換えに40分ほどありますので、駅を出て周辺を歩いたのですが、自分が望むようなお店は見つからず駅へもどりました。そして、今度は、山形新幹線と同じ線を走る奥羽線に乗り換えます。10時41分発の電車で山形へ向かいます。さすがにこの地方の中心都市山形市・米沢市を結ぶ路線です。いままでの線とは違って乗客の数が違いました。11時26分に山形に着きました。ここでも乗り換えに30分ほどありましたので、駅ビルのなかを一回りしたのですがここにも自分に合うような店が見つからず、次の列車に向かいました。
ここからは「仙山線」で仙台に向かいます。今回の旅行では、最北を移動する列車になります。11時59分発の列車です。山形駅でおにぎりを買って乗り込みます。出発して間もなくすると「山寺駅」になります。雨模様でしたが、山寺のがけの上のお堂が見えています。その山寺を参拝するのでしょう、この駅では外国人を含む乗客が降りていきました。自分は、山寺の方からこの鉄道を見下ろしたことは5回ほどあるのですが、この鉄道から山寺を見上げるのは初めてでした。
そして、温泉で有名な作並駅を過ぎて、仙台へと下って行きます。だんだんと沿線の風景が変わってきて、都市的になり、高層建築物が見えて来て仙台中心部になります。13時15分に仙台駅へ着きました。これからは、東北本線を上って行くことになります。
13時30分発の電車で福島に向かいます。名取駅あたりまでは乗客も多く首都圏の電車と同じ雰囲気です。でもこの駅を過ぎるころからローカル線の感じになり、席もガラガラ状態です。そして、終着の手前から少し混むようになり、福島駅へ14時55分に着きました。
ここで電車を、郡山行きに乗り換えます。15時04分発です。そして15時52分に郡山に着きました。ここから水郡線に乗り換えるのですが、そのホームが分かりにくいのです。構内放送で間もなく発車ですと、盛んに急かしてくれるのですが2番4番ホームの先に3番の水郡線乗り場ホームがあるのです。ホームにはピンクの線で誘導してくれてはいるのですが、それに気づくのが遅れて、ダッシュして乗り場へ向かいました。どうやら無事に乗り込むとすぐに発車でした。
2両編成のディーゼルカーです。この列車は車両そのものが新しく、また塗装は明るくきれいでした。車内はほぼ満席状態でしたが座ることができました。ここからはこの冬に続いて2回目の乗車です。駅名も、風景もなんとなく記憶に残っています。進むうちに車内が空いてきます。それから残っていたいいちこを飲みました。そして、遠くに灯りが集まって見えるようになります。水戸駅が近づいたということです。そして、19時05分に水戸駅へ着きました。ここから常磐線に乗り換えます。
19時10分発の電車に乗り換えました。そのとき、ホームの表示に19時30分発小山行きがあったのですが、ぼんやりと見過ごしてしまい、そのまま友部へ向かいました。友部からは水戸線で小山へ向かいます。友部駅で24分の待ち合わせ時間があったのですが、駅構内にはなんのお店もありません。こんなことなら、水戸で小山行きの列車を待って、水戸で買い物するなり、駅そばを食べるなりすればよかったと後悔しました。この辺が調査不足でした。
19時49分発の電車で小山駅へ向かいます。この電車には酔っ払って盛り上がっている老人2人組、ところかまわず動いて大声を出す外国人の子どもがいて、乗客の数にしてはにぎやかな車両でした。そして20時55分に小山に着きました。
ここからは「宇都宮線」に乗り換えて上野へ向かいます。21時04分発の快速ラビットに乗り換えました。日曜夜の上りでしたがガラガラというほどではない乗客でした。そして、22時08分に上野へ着き、常磐線へ乗り換えます。ぎりぎり22時10分発の土浦行きに間に合い、22時40分ごろ柏駅にもどりました。
2日目の行程688.8キロメートルの列車旅は無事完遂できました。2日間で1238.2キロメートルにわたる列車旅になりました。この間、食事場所でとれた食事は1日目の昼食のみでした。あとは列車のなかでいただいたおにぎりばかりでした。週末パスの値段は8,730円。この値段分よりは多くJR線に乗ることができたと思います。ただ、普通列車のみで移動するのは、地方ローカル線の運転本数が少なくなっておりなかなか大変でした。
何がおもしろくてと、笑われそうというよりも笑われているのかも知れませんが、目標を見つけて安い費用でそれをやりきることに、すこしはおもしろさを感じているのです。
次は、中国地方の在来線の走破を計画してみたいと思っています。
(了)
日曜日ですので、高校生もそれほどいなくてかなり空いています。さっそくおにぎりで朝食です。食べているうちに6時16分の発車時刻になり、雨の中列車は出発しました。白鳥で有名な瓢湖のある水原駅、温泉が有名な月岡駅などなじみのある地名が過ぎていきます。そして坂町駅で乗り換えます。ここからは山形県の米沢とを結ぶ「米坂線」に乗り換えます。
7時42分発の列車に乗り込みます。米坂線は初めて乗る線です。越後○○、という駅が続いたあと「小国」駅になります。ここからは山形県です。淡々と列車は進みます。「今泉」駅は山形鉄道フラワーラインとの乗り換え駅です。フラワーラインを見ると、前職のころの大昔、この線に乗って長井市を訪ね、再開発ビル「TAS」を見学させてもらったことが思い出されました。そして、米沢に10時前に着きました。
ここでも乗り換えに40分ほどありますので、駅を出て周辺を歩いたのですが、自分が望むようなお店は見つからず駅へもどりました。そして、今度は、山形新幹線と同じ線を走る奥羽線に乗り換えます。10時41分発の電車で山形へ向かいます。さすがにこの地方の中心都市山形市・米沢市を結ぶ路線です。いままでの線とは違って乗客の数が違いました。11時26分に山形に着きました。ここでも乗り換えに30分ほどありましたので、駅ビルのなかを一回りしたのですがここにも自分に合うような店が見つからず、次の列車に向かいました。
ここからは「仙山線」で仙台に向かいます。今回の旅行では、最北を移動する列車になります。11時59分発の列車です。山形駅でおにぎりを買って乗り込みます。出発して間もなくすると「山寺駅」になります。雨模様でしたが、山寺のがけの上のお堂が見えています。その山寺を参拝するのでしょう、この駅では外国人を含む乗客が降りていきました。自分は、山寺の方からこの鉄道を見下ろしたことは5回ほどあるのですが、この鉄道から山寺を見上げるのは初めてでした。
そして、温泉で有名な作並駅を過ぎて、仙台へと下って行きます。だんだんと沿線の風景が変わってきて、都市的になり、高層建築物が見えて来て仙台中心部になります。13時15分に仙台駅へ着きました。これからは、東北本線を上って行くことになります。
13時30分発の電車で福島に向かいます。名取駅あたりまでは乗客も多く首都圏の電車と同じ雰囲気です。でもこの駅を過ぎるころからローカル線の感じになり、席もガラガラ状態です。そして、終着の手前から少し混むようになり、福島駅へ14時55分に着きました。
ここで電車を、郡山行きに乗り換えます。15時04分発です。そして15時52分に郡山に着きました。ここから水郡線に乗り換えるのですが、そのホームが分かりにくいのです。構内放送で間もなく発車ですと、盛んに急かしてくれるのですが2番4番ホームの先に3番の水郡線乗り場ホームがあるのです。ホームにはピンクの線で誘導してくれてはいるのですが、それに気づくのが遅れて、ダッシュして乗り場へ向かいました。どうやら無事に乗り込むとすぐに発車でした。
2両編成のディーゼルカーです。この列車は車両そのものが新しく、また塗装は明るくきれいでした。車内はほぼ満席状態でしたが座ることができました。ここからはこの冬に続いて2回目の乗車です。駅名も、風景もなんとなく記憶に残っています。進むうちに車内が空いてきます。それから残っていたいいちこを飲みました。そして、遠くに灯りが集まって見えるようになります。水戸駅が近づいたということです。そして、19時05分に水戸駅へ着きました。ここから常磐線に乗り換えます。
19時10分発の電車に乗り換えました。そのとき、ホームの表示に19時30分発小山行きがあったのですが、ぼんやりと見過ごしてしまい、そのまま友部へ向かいました。友部からは水戸線で小山へ向かいます。友部駅で24分の待ち合わせ時間があったのですが、駅構内にはなんのお店もありません。こんなことなら、水戸で小山行きの列車を待って、水戸で買い物するなり、駅そばを食べるなりすればよかったと後悔しました。この辺が調査不足でした。
19時49分発の電車で小山駅へ向かいます。この電車には酔っ払って盛り上がっている老人2人組、ところかまわず動いて大声を出す外国人の子どもがいて、乗客の数にしてはにぎやかな車両でした。そして20時55分に小山に着きました。
ここからは「宇都宮線」に乗り換えて上野へ向かいます。21時04分発の快速ラビットに乗り換えました。日曜夜の上りでしたがガラガラというほどではない乗客でした。そして、22時08分に上野へ着き、常磐線へ乗り換えます。ぎりぎり22時10分発の土浦行きに間に合い、22時40分ごろ柏駅にもどりました。
2日目の行程688.8キロメートルの列車旅は無事完遂できました。2日間で1238.2キロメートルにわたる列車旅になりました。この間、食事場所でとれた食事は1日目の昼食のみでした。あとは列車のなかでいただいたおにぎりばかりでした。週末パスの値段は8,730円。この値段分よりは多くJR線に乗ることができたと思います。ただ、普通列車のみで移動するのは、地方ローカル線の運転本数が少なくなっておりなかなか大変でした。
何がおもしろくてと、笑われそうというよりも笑われているのかも知れませんが、目標を見つけて安い費用でそれをやりきることに、すこしはおもしろさを感じているのです。
次は、中国地方の在来線の走破を計画してみたいと思っています。
(了)