つくすの折にふれ

旅の思い出などを

高知の岬めぐりドライブ旅行 ②

2020-10-17 03:54:02 | 旅行
 次に、足摺岬に向かいます。ここからは国道321号線を走ります。車も少なく静かです。土佐清水市の市街を抜けると足摺スカイラインです。そして、13時半ごろに足摺岬に着きました。38番札所の金剛福寺に参拝しました。足摺岬には何度か来ていますが、来るたびにお寺さんの整備が進んでいるように感じます。ここの案内を見ると、隣接の37番と39番札所までは50キロとか70キロ離れているそうです。自分たちの共通の友人が何度か八十八ヶ所めぐりを徒歩でやり遂げました。この案内を見て、この38番札所前後のお遍路道はすごい難所なのだと知り、ここを歩き通した友人は大したものだと改めて感じたのでした。
 足摺岬にも、太平洋を見据える大きな銅像があります。中浜(ジョン)万次郎の像です。このあたりではすっかり晴れて日差しが強く暑くなっていました。足摺岬灯台は岬の突端にあります。山側の高台にあった室戸岬とは違います。周辺を散策して雄大な景観を楽しみます。
 次に、復元したジョン万次郎の生家を見てから、「ジョン万次郎資料館」に行きました。資料館は「海の駅・あしずり」に併設されています。資料館には、ジョン万次郎が14歳のとき漁に出て難破して漂流、鳥島に流れ着き、143日の無人島生活ののちアメリカの捕鯨船に救助され、アメリカにわたり、捕鯨船で働き学校を出てから、日本へもどるという数奇な人生と、日本帰還後、日米の懸け橋としての活躍などが展示されています。
 アメリカでの見聞を報告した「漂巽紀畧」や初めての英会話の本「英米対話捷径」などは、あの時代の日本にとってどれほど貴重な情報だったかと思います。一漁師であったにもかかわらず、否応なく日本が欧米と向かい合わなければならなくなった時代に遭遇し、アメリカの正式機関で教育を受けた初の国際人として活躍した万次郎の偉大さを感じました。
 ゆっくり見学して、併設のレストラン「海風食堂」で食事をとるつもりでしたが、ティータイム営業になっていてそれが叶わず、アイスコーヒーとケーキをいただきました。ここ土佐清水市はブランドサバで有名です。以前はサバづくしランチがあったのでこれをいただこうと予定していたのでしたが、現在のメニューにはないようでした。
 足摺岬周辺には「ジョン万次郎・NHK大河ドラマに決定」という立て看板があり目につきました。そこでレストランの女性に確かめたのですが、まだ決まったわけではないとのことでした。自分はとても面白いドラマになるように感じていますがどうなることでしょうか。
 ここから高知へもどります。15時過ぎです。宿毛(すくも)を回って国道56号線で四万十市へもどるというコースもありますが、今回は、土佐清水市街へもどって、距離が短い四万十市へのコースをとりました。そして、国道56号線をもどります。すると、この日も前日と同様に高知市街が近づくにつれ天気が悪くなり、かなりの土砂降りになってきました。
 この日の泊りは「ホテル日航高知旭ロイヤル」でした。18時過ぎに着きました。チェックインをするとき、フロントマンから「ワンハーモニークラブ」への入会のお誘いがありました。会費もないということなので入会することに決めました。そのおかげで、部屋のグレードアップをしてもらえることになりました。おかげで広々としたツインの部屋に入ることができました。
 外を見ると雨が降っています。この日の予定は「ひろめ市場」に行って食事をしてから屋台なども回ることにしていました。ところがかなりの雨なので、仲間からタクシーで行くにしても億劫だよねと言われてしまいました。そこで、ホテルのレストランで食事することにしました。
 最上階22階のレストラン・エンジェルビューに行きました。コロナの影響で和食メニューは休止になっていて洋食メニューしかありません。洋食は、自分はあまり得意ではありませんが、ビールで乾杯してから赤ワインをいただきながら「旬彩美食」というフルコースをいただきました。雨にかすんだ夜景を楽しみながらゆっくり楽しみました。久しぶりの洋食でしたが、なかなかおいしくて、たまには洋食もいいものだと思いました。
この夜も呑み直しはせずに早めに寝みました。
 3日目の朝です。いい天気です。身支度にちょっと手間取りましたが、7時には朝食に行きました。昨夜と同じレストランです。昨夜と同じ席に案内されました。景色がきれいに見えます。ビュッフェスタイルですので、手袋したり面倒ですが、この日もとてもおいしい朝食をのんびりといただきました。
 そして8時にはチェックアウトして出発しました。祖谷(いや)のかずら橋まで足を延ばします。国道32号線をひたすら走っていきます。ガソリンはギリギリ間に合いそうでしたが、何かあったら大変ですので、朝のうちに20リットル入れました。ガソリン代はリットル当たり143円でした。クルマはスムースに流れて山の中へ入っていきます。「道の駅・おおすぎ」で休憩したとき、ここに日本一と言われる杉の木があることを知りました。帰りに寄ることにして進みます。山道ですが、大型トラックやバスに流れを阻害されることが少なくスムースに走れました。
 かずら橋へは10時に着きました。新しく整備された立派な駐車場へ入れましたが、後で見ると、その前に民間の駐車場があって、そちらは200円安い300円でとめられたようでした。駐車場に隣接した大規模な観光施設の中を抜けて「かずら橋」まで歩きます。少しですが雨が降ったりしているので傘を持って行ったのですが、これが橋を渡るとき邪魔になりました。
 渡橋料が550円でした。台風の余波の雨が断続的に降っていたためだと思いますが、川の流れがとても激しいものでした。20人くらいの観光客がいましたが、実際に渡ったのは自分たちのほかには4人組のグループだけでした。
折畳傘を持ちながら渡ったので、スムースに進めず、ずいぶん怖がって歩いている年寄り組に見られたのではと思います。でも楽しめました。
 11時過ぎに高知へ向けて出発しました。出てすぐのところに「祖谷美人」というお蕎麦屋さんがありましたのでそこで早めのお昼をいただくことにしました。自分は「おろしそば」、仲間は「山菜そば」をいただきました。祖谷川の方に開けたテラス席でいただきましたが、その雰囲気とともにとてもおいしくいただきました。
 あとは、今朝来た国道32号線を高知へ向けてもどります。そして、日本一の大杉に寄りました。この大杉は、推定樹齢3,000年というものです。八坂神社の境内にあります。南の杉、北の杉と呼ばれる2株が合体した杉です。大きさは、根回り20メートル(北16.5メートル)、樹高60メートル(北56メートル)というとても大きな杉で圧倒される規模でした。
 このそばに美空ひばりの顕彰碑と歌碑があります。昭和22年、まだ美空ひばりと名乗る前の9歳のときの巡業中にこの地でバス事故に遭い、九死に一生を得るということがあったそうです。怪我が癒えたとき、この大杉に日本一の歌手になれるようにと願をかけたそうです。その後14歳になったひばりさんがお礼のあいさつに来られたということです。そういうご縁があり、顕彰碑、歌碑が、この大豊(おおとよ)町に建立されたのだそうです。歌碑からは「悲しき口笛」「川の流れのように」「龍馬残影」の3曲が流れるようになっています。全然知らなかった景観とエピソードに合うことができました。
 そして高知市街にもどりました。市街地周辺を観光します。まず「高知城」へ行きました。とても整った姿の高知城は自分が好きなお城ですが、久しぶりに天守閣に登りました。天気が良いので高知市街や周辺の景観がきれいに見渡せました。
 次に桂浜へ向かいます。坂本龍馬の大きな銅像を見て桂浜を見おろします。観光客が少なく広々と感じました。台風の余波なのでしょうか。大きなうねりが寄せていました。次に、坂本龍馬記念館へ行きました。とても特徴のある建物です。わかりやすい展示を見て記念館の屋上へ出ました。ここからの眺めはなかなかいいもので、自分はとても好きです。大海原と海岸線の景観がとてもいいのです。この見学をもって観光は終わりにして空港へと向かいます。
ただ、今回は自分が好きな「県立牧野植物園」に寄れなかったので、どんなところにあるのかそれだけでも見てもらおうと五台山へ入り、外側ですが植物園の雰囲気を少しだけ見てもらいました。
 そして高知空港へと向かいました。レンタカーの営業所のすぐそばにガソリンスタンドがあるので安心です。13リットル給油して返却しました。3日間の走行距離は741キロ。33リットル使いましたので、このドライブ旅行の燃費はリットル当たり22.5キロでした。今回偶然乗れたノートeパワーは、走りがスムースでとても良いクルマだと思いました。
 空港で仲間のお土産買いにつきあい、自分のお土産「じゃこ天」を買ってから早目の夕食をとりました。「司」という高知市では有名な郷土料理のお店です。自分はタタキ定食を、仲間は天ざるうどんをいただきました。本来ならば旅行の無事終了を記念して乾杯するところでしたが、羽田へ着いてからの運転がありますのでそれはできませんでした。
 羽田には20時20分ごろに着陸、20時30分には駐車場を出ることができました。仲間を送って自宅へもどったのが21時45分ごろと、高速道路が空いていたので、思ったよりかなり早くもどることができました。
 高知空港で買ったじゃこ天を肴に1本だけ冷やしてあった黒ラベルでひとり乾杯をしました。なかなかいい旅行ができたように思います。つきあってくれた仲間も満足してくれたようでした。
 今回の旅は、ジャルパックの商品で、羽田高知の航空運賃と城西舘1泊2食付、ホテル日航高知旭ロイヤル1泊朝食付料金が高知県の補助金1万円の適用で38,600円という商品でした。かなりお得な商品を使いました。
 ただ残念なのは、GoToキャンペーンの対象に入らなかったことでした。
 (了)                          

高知の岬めぐりドライブ ①

2020-10-15 04:04:20 | 旅行
 高知県の補助金が支給されるというので高知空港利用の旅行に行ってきました。合わせてGoToトラベルキャンペーンの対象にもなるのではと期待していたのですが、残念ながらこちらの対象には入りませんでした。呑み仲間が付き合ってくれましたので、高知県の2つの岬をめぐる旅行を楽しんできました。
 旅行のときは今年何度目かの台風が、九州の西海上を進むコースで接近中のときで、あまり良くない天候が予想される日程でした。でも、高知空港への航空便は問題なさそうでしたので、わが家を5時に出発して仲間をピックアップして羽田空港へ向かいました。
 ほぼ予定どおり7時前には羽田空港へ着いてP1へ駐車しました。やはりコロナ騒ぎのせいでしょうか駐車場はいつもより空いていました。この旅行の航空便はコロナ騒ぎの減便のため、当初計画の航空便が往復とも運休になり、便を変更せざるを得ませんでした。そのため、タッチアンドゴーでは搭乗できなくなりカウンターで発券してもらい搭乗しました。
 そして手荷物検査場に入るとき、それまでと違って検温があって、7時40分発の高知行きに搭乗しました。機内は半分以下の乗客でした。高知空港へは定刻より若干遅れて9時20分ごろに着陸して機を降りることができました。飛行中は、下の景色が見える状態で、日本地図を思い起こしながら、景色を眺めながらおしゃべりして過ごしました。この旅行はレンタカーを利用したドライブ旅行です。呑み仲間もドライバー担当の自分に配慮してくれたのか、アルコールは遠慮していてくれました。
 レンタカーは、「たびらいレンタカー」を経由して日産レンタカーを3日間借りています。補償が厚くて安いので、このところこのスタイルで借りています。営業所も空港に近く手続きもスムースで9時30分には出発できました。今回は、ノートを予約していたのですが、ノートeパワーにレベルアップしてくれていました。このタイプは初めて運転します。ちょっと運転してとても気に入りました。走りがとてもスムースです。自分もこのタイプが欲しくなりました。
 目的地は室戸岬です。国道55号線を進みます。道は全く混雑がありません。また道の駅がよく整備されていて休憩場所には事欠きません。最初に道の駅「キラメッセ室戸」に寄りました。ちょうど生産者が農産物などを搬入する時間に当たったようで、お客さんが多く農産物などの直売所はかなりの混雑でした。ここで休憩してさらに先へ進みます。
 そして、室戸岬の突端部分にある「中岡慎太郎の銅像」へ着きました。立派な銅像です。桂浜にある坂本龍馬の銅像と対をなす銅像です。それを見てから海岸側に降りました。この室戸岬は「ジオパーク」に指定されています。地盤や地形が特徴的なところがジオパークに指定されているのですが、現在国内では43地域が指定されています。そのうち、この室戸岬を含む9地域が「ユネスコ世界ジオパーク」に指定されています。そのとても荒々しい地形を見てから、ジオパーク・インフォメーションセンターに行きました。
 8年前に来たときは、ごく小規模なインフォメーションセンターがありましたが、いまはとても立派な施設になりました。そこに入場するとき、検温があり、コロナ対策を実感しました。これを見学すると、お昼どきになっていました。室戸は海洋深層水の利用で先鞭をつけたところでもあります。その採取場があります。その深層水を使った温浴施設「シレストむろと」があります。そこへ立ち寄って昼食をとりました。
 仲間は「四万十ポークかつ定食」、自分は「カツオの厚切り塩タタキ定食」をいただきました。どちらもおいしくて満足できた昼食となりました。次に、高知市の方へもどる方向でルートをとりながら観光していきます。最初に室戸スカイラインを通って展望台に向かいました。この展望台からは、岬の地形や大海原が一望できます。青空のもと白い灯台はもちろん、のびやかな景観を楽しむことができました。
 次に、四国八十八ヶ所の24番目の札所である「最御崎寺(ほつみさきじ)」へ向かいました。このお寺は、駐車場から急な坂道を登って行きます。とても立派なお寺を参拝してから、このお寺に隣接してある室戸岬灯台にも寄りました。前回は、お遍路さんとよく出合いましたが、今回の旅行ではほとんど出合うことがありませんでした。コロナの影響なのでしょうか。
 高知市方向へと国道55号線をもどりながら見物していきます。まず、「吉良川の街並み」を見学しました。室戸岬から16キロほどもどったところにあります。この地方は明治期から昭和初期にかけて良質の木炭の集積地として繁栄したところだそうで、その時代の建造物が多数残されています。建物の特徴には、なまこ壁に水切り瓦の列が何段か並んで付けられているのがあげられるようです。この街並みは、他の有名な伝統的建造物群保存地区ほどには集積されていませんし、比較的新しい時代の建造物群でしたが、なかなか味わい深い街の雰囲気がありました。
 次に中岡慎太郎館へ向かいます。奈半利町で国道55号を離れて山側に入っていきます。山深い北川村にあります。この記念館に着いたのですが、駐車場にクルマがとまっていません。記念館の休館日でした。今回の旅行は、こういう施設の休館日が月曜であることが多いので火曜日出発にしていたのでしたが、調査不足で残念でした。
 前回この記念館を見たのですが、この記念館には、故郷の人々の中岡への思いが示されているようで、とても迫力を感じながら見学したことが思い出されました。なかでも、印象深かったのは、中岡が維新の回天のために活動し始めてからの移動を示す展示でした。奥の細道の芭蕉については、その移動距離から芭蕉忍者説がありますが、それよりももっとすごい移動距離であり、移動速度なのです。7歳のころから勉強のため、毎日片道90分もかかる山道を往復していたことで培われた健脚なのでしょうが、1日で100キロ余りも踏破して諸国の有志との周旋に努めた中岡のすごさが分かりました。坂本龍馬の陰に隠れがちな中岡という印象ですが、この人が欠けていては、明治維新はならなかったといってよい人物だったと改めて印象づけられた記念館でしたが、これを再び見られなかったことは残念なことでした。
 気を取り直して「モネの庭」へと向かいます。北山村にあるモネの庭は、フランスの印象派の画家クロード・モネが、自ら造り上げ、こよなく愛した「ジヴェルニー」の庭をモデルに造られたものです。自分たちになじみ深い「睡蓮」などの名作を生み出す舞台となった庭を、クロード・モネ財団の指導を受けて再現した庭園です。今年で開園20周年を迎えたとのことです。
入ってすぐに「睡蓮」の池があります。絵の雰囲気がきちんと再現されていてとても良くできています。ちょうど職員の方が手入れをしていました。4人で池の中に入って水草をとったりしていましたが、絵のような雰囲気を保つために大変な手間をかけていることが分かりました。
 もう一つのゾーンが「ボルディゲラの庭」です。モネが地中海旅行で描いた風景からインスピレーションを得て作庭したものだそうです。乾いた地中海地方の景観を再現しています。かつて旅行して見たスペインの風景のようでもありました。
 なかなか印象深い施設を見学して高知市に向かいます。高知に近くなるとだんだんと天気が悪くなります。そして市街に入る頃から雨が強くなりました。今夜の泊りは「城西舘」です。17時過ぎに着きました。ここは温泉旅館的なホテルです。したがってお風呂も広々としていてとても立派なものでした。
 チェックインして早速お風呂に入って汗を流しました。自分たちだけの貸し切り状態で広々とした浴場をのんびり楽しめました。そして、18時半から夕食をいただきました。久しぶりの部屋食です。少しだけプレミアムな土佐料理コースをお願いしていたのですが、品数が豊富で、質的にも量的にも豊かなお料理でした。コース料理のほかに皿鉢料理もついているといった感じです。仲間と高知の地酒「土佐鶴」と「司牡丹」を酌み交わしながらのんびりといただきました。自分のいままで経験した中では、質、量ともに最高の料理だと思いました。
 この日は早起きしていますので、呑み直さずに早目に寝みました。
 2日目は台風の影響を受けて小雨模様の天気です。男女用が入れ替わった朝風呂に入りました。広々とした浴場を買い切り状態で楽しみました。そして朝食に出かけます。このホテルの朝食はコンテストで第1位になったことがあるという朝食だそうです。品数も豊富で、その場で調理する卵料理などもあり、とてもおいしいビュッフェ朝食でした。手袋やマスクをしなければならないときがあり、少し手間がかかりましたがしっかりいただきました。
 そして、8時には出発しました。ところが走り出したところで、雨が強くなり、そのうち土砂降りになってきました。ワイパーでは視界が確保できないくらいの雨にもなりました。今日の天気はダメなのかと思いながら走ります。
まず予定している四万十川の舟下りに向かいます。ところが高知市街を抜けるあたりから雨が弱くなりました。そして青空ものぞく天気になりました。高速道路の無料区間を使い、道の駅で休憩をとりながら進みます。
 「四万十の碧(あお)」という舟下りに向かいます。四万十市市街地でちょっと迷ったため、予定していた10時の定期船には間に合いませんでした。そこで近くの沈下橋を見学したりして時間をつぶし11時の定期船に乗りました。自分たちのほかには1組のカップルのお客で、4人で四万十川の景観を楽しみました。ときおり小雨が降りましたが、雨は強くはならず、のんびりした時間をすごしました。
事務所の方から、この事務所も水をかぶったのですよと説明がありましたが、現在の水面からははるかに高い場所にある事務所なのですが、そうだったというのです。水のあとや写真を見せてもらいましたが、俄には信じられない思いがありました。次に、足摺岬に向かいます。
(つづく)