今年も中学時代の同級会旅行ができました。
自分たちは野田市立第二中学校の十一回生です。卒業時は3年4組でした。その同級会がいまも続いています。担任の先生がクラスの歌として指導してくれたのが「あすなろの歌」でした。これはシューベルトの菩提樹の曲で先生が作った「あすなろ」の詞を歌ったものです。朝夕のホームルームで歌いました。それで同級会を「あすなろ会」と称しています。
今年も9月の第4日曜日と月曜日の1泊2日の行程で旅行をしてきました。今年は参加者が若干減って男6人、女3人の9人で草津温泉へ行きました。
参加者は野田市から8人、東京から1人です。大宮駅で全員集合になります。
草津ですので新幹線では早く着きすぎてしまいます。在来線の特急「草津1号」で行くことにしています。大宮駅で全員そろってホームに行きます。ホームには予約しておいたお弁当が届いていました。ドリンク類も購入しました。
10時26分発の特急「草津1号」に乗り込みました。そして早めのお昼を広げながら飲み物をいただきます。自分は氷結ストロングの500缶をいただきます。それぞれの席で話が弾みました。中でも同級生の一人が間もなく父親になるのです。父親です。そんなことにも話が弾みました。そのうちに、列車は上越線から吾妻線に入っていきます。車窓は山の景色です。ほんの少し色づいていましたが、紅葉はもう少しあとになります。
12時18分に「長野原草津口」に着きました。ここで路線バスに乗り換えて草津温泉へ向かいます。5台のパスが待っていました。急ぐ旅ではありませんので、自分たちは最後の5台目に乗りました。13時過ぎに草津温泉バスターミナルに着きました。この日の予定は温泉街の散策です。まず、ホテルへ荷物を預けに行きます。この日の宿はホテル「櫻井」です。老舗の大型ホテルです。荷物をお願いして散策に出ます。
まずは「湯畑」です。歩き始めて思ったのですが、街並みがいい雰囲気になっていることです。セブンイレブンも緑と赤の配色ではなく、茶色の配色になっています。そんなことに代表されるように街全体の景観を大事にしていることに気づきました。また、客層も若い人たちがとても多いように感じました。
湯畑周辺はたくさんの観光客がいました。湯畑を囲んでイベント広場や小劇場、「湯もみ」を披露する「熱の湯」や足湯の「湯けむり亭」などか整備されています。食堂や土産物店などにもたくさんの観光客がいて賑わっています。それも自分たちのような年寄りグループではなく、若いカップルやお子さんを連れた若夫婦たちなど現役世代の観光客がたくさん来ていました。何十年ぶりかで訪れた自分にはちょっとした驚きでした。
さらに歩いて「西の河原公園」に向かいました。この通りの両側もお土産品店、お蕎麦屋さんなどが並んでいます。この旅行には女性3人が参加していますので、お店を覗いて買い物を楽しみながら進みます。のんびり歩いて公園に着きました。湯の川が流れていると言っていいのでしょう。公園周辺の河原からは湯気が立っています。一番奥には有料の「露天風呂」があります。その手前には足湯があります。
買い物を楽しんだのんびり組と少し距離が空きました。そこで自分は、列車で呑もうと思って持っていたお酒がありましたので、マイぐい吞みを取り出してちびりちびり楽しみました。追いついてきた仲間にも飲んでもらいました。そしてホテルへもどりました。ホテルは見えていて、距離はないのですが、かなり登っていくことになります。ゆっくりと歩いて帰りました。
今回はJTBの、交通機関とホテルがセットのパッケージプランを使いました。ホテル櫻井の6階の広い部屋で3人ずつの部屋割りです。ホテルの売店でビールなどを購入して各部屋に届けて冷蔵庫に入れてもらいました。そして三々五々入浴しました。とても大きなお風呂です。自分は露天風呂も楽しみました。そして部屋で冷たいビールをいただきました。おしゃべりしているうちに夕食の時間となり食事場所へと移動しました。
食事会場は、畳敷きでしたがテーブル席をお願いしています。ほぼ2時間、おしゃべりして食事を楽しみました。この会では食事場所にカラオケをセットしません。多分毎回同じような話をしているのだと思いますが、いつの間にか時間が過ぎてしまいます。食事会を終わらせて、ホールでの従業員によるショータイムを楽しみました。草津の湯もみ体験を希望者がして、盆踊りがあり、最後は太鼓ショーです。この太鼓は人数も多くて、とても迫力があります。一生懸命演じられるショーを楽しみました。
続いてカラオケボックスで歌を楽しみました。とても和やかに盛り上がりましたので、時間延長をお願いに行きますと、2時間制ですからまだ時間がありますよとのことで、さらに歌を楽しみました。参加者9人全員が歌を披露してくれてとても盛り上がりました。部屋へもどって、三次会をしてから休みました。
2日目です。早朝からお風呂に楽しんだりしたのち朝食に行きました。今回の旅行では時間がゆっくりとってあります。モーニングビールもいただきながらバイキングの朝食を楽しみました。
今回の旅行では、この日の行程に頭を悩ましました。列車を使っての旅行では、列車の時間はもちろん路線バスの時間にも気を使わなくてはなりません。そんなことから、最終的にまとめたのは「八ッ場(やんば)ダム」の見学を入れることでした。その移動にはジャンボタクシーを用意しました。9時にホテルへの迎えをお願いしてあります。そのタクシーで2日目の行程をスタートしました。
まず、「八ッ場ふるさと館」と名付けられた道の駅に行きました。新しい道の駅でたくさんのお客が入っていました。ここで買い物などを楽しみました。それから「川原湯湖畔公園」に向かいました。ここが八ッ場ダムの工事現場見学の出発点なのです。自分たちが着くと、もうすでにたくさんの人がいました。予定人員が決まっているというので、受け付けてもらえるのか少し心配でしたが、無事済みました。そして、国土交通省の女性職員に案内してもらって見学しました。
実は、この日は9月30日でした。10月1日から試験湛水に入る前日に当たっていました。このダムの高さは110メートル余りです。ダム湖の底になるところの道路や旧鉄道線、建物などが見えていました。そんな日でしたので、ダムを上から見下ろす形での見学しかできなくなっていました。それでもスケールの大きさはよく分かりました。
それを見ていましたので、後で驚くことになりました。10月のいくつもの台風による大雨で、各地で洪水が多発したことはご承知のことと思います。その雨で、このとき空っぽだった八ッ場ダムのダム湖はほぼ満水になってしまいました。この新ダムの治水効果のおかげで、利根川流域に住んでいる自分たちは救われたのではないかと思いました。自然のすごさと、これと共存しなくてはならない人間の知恵などを考えさせられたできごとで、長く記憶に残るだろうと思います。
ダムの見学のあと、「浅間酒造観光センター」まで行きました。清酒工場が併設された観光ドライブインで、日本一のドライブインと評価されたところのようです。ここのレストラン「郷土料理さくら亭」に予約していました。ここでタクシーとはお別れしました。ここからはこのドライブインのクルマで長野原草津口駅まで送ってもらえます。タクシー代は、3時間で1万2千円ほどでした。このコース取りが一番コスパが良かったと思います。
9人のメンバーがそれぞれ好みのメニューを注文して昼食をとりました。もちろん生ビールなどをいただきながら食事を楽しみました。そしてドライブインのワゴン車で長野原草津口まで送ってもらいました。ほかのお客さんもいたので2便に分かれましたが、無事駅について13時07分発の特急「草津2号」に乗って帰ってきました。大宮駅に15時過ぎに着いて、ここで解散しました。自分は、友だちと一緒に、東京から参加してくれた女性と軽くワインをいただきながらおしゃべりして野田へともどりました。
草津温泉へのクラス会旅行は、和やかに楽しく、無事に終わりました。
自分たちは野田市立第二中学校の十一回生です。卒業時は3年4組でした。その同級会がいまも続いています。担任の先生がクラスの歌として指導してくれたのが「あすなろの歌」でした。これはシューベルトの菩提樹の曲で先生が作った「あすなろ」の詞を歌ったものです。朝夕のホームルームで歌いました。それで同級会を「あすなろ会」と称しています。
今年も9月の第4日曜日と月曜日の1泊2日の行程で旅行をしてきました。今年は参加者が若干減って男6人、女3人の9人で草津温泉へ行きました。
参加者は野田市から8人、東京から1人です。大宮駅で全員集合になります。
草津ですので新幹線では早く着きすぎてしまいます。在来線の特急「草津1号」で行くことにしています。大宮駅で全員そろってホームに行きます。ホームには予約しておいたお弁当が届いていました。ドリンク類も購入しました。
10時26分発の特急「草津1号」に乗り込みました。そして早めのお昼を広げながら飲み物をいただきます。自分は氷結ストロングの500缶をいただきます。それぞれの席で話が弾みました。中でも同級生の一人が間もなく父親になるのです。父親です。そんなことにも話が弾みました。そのうちに、列車は上越線から吾妻線に入っていきます。車窓は山の景色です。ほんの少し色づいていましたが、紅葉はもう少しあとになります。
12時18分に「長野原草津口」に着きました。ここで路線バスに乗り換えて草津温泉へ向かいます。5台のパスが待っていました。急ぐ旅ではありませんので、自分たちは最後の5台目に乗りました。13時過ぎに草津温泉バスターミナルに着きました。この日の予定は温泉街の散策です。まず、ホテルへ荷物を預けに行きます。この日の宿はホテル「櫻井」です。老舗の大型ホテルです。荷物をお願いして散策に出ます。
まずは「湯畑」です。歩き始めて思ったのですが、街並みがいい雰囲気になっていることです。セブンイレブンも緑と赤の配色ではなく、茶色の配色になっています。そんなことに代表されるように街全体の景観を大事にしていることに気づきました。また、客層も若い人たちがとても多いように感じました。
湯畑周辺はたくさんの観光客がいました。湯畑を囲んでイベント広場や小劇場、「湯もみ」を披露する「熱の湯」や足湯の「湯けむり亭」などか整備されています。食堂や土産物店などにもたくさんの観光客がいて賑わっています。それも自分たちのような年寄りグループではなく、若いカップルやお子さんを連れた若夫婦たちなど現役世代の観光客がたくさん来ていました。何十年ぶりかで訪れた自分にはちょっとした驚きでした。
さらに歩いて「西の河原公園」に向かいました。この通りの両側もお土産品店、お蕎麦屋さんなどが並んでいます。この旅行には女性3人が参加していますので、お店を覗いて買い物を楽しみながら進みます。のんびり歩いて公園に着きました。湯の川が流れていると言っていいのでしょう。公園周辺の河原からは湯気が立っています。一番奥には有料の「露天風呂」があります。その手前には足湯があります。
買い物を楽しんだのんびり組と少し距離が空きました。そこで自分は、列車で呑もうと思って持っていたお酒がありましたので、マイぐい吞みを取り出してちびりちびり楽しみました。追いついてきた仲間にも飲んでもらいました。そしてホテルへもどりました。ホテルは見えていて、距離はないのですが、かなり登っていくことになります。ゆっくりと歩いて帰りました。
今回はJTBの、交通機関とホテルがセットのパッケージプランを使いました。ホテル櫻井の6階の広い部屋で3人ずつの部屋割りです。ホテルの売店でビールなどを購入して各部屋に届けて冷蔵庫に入れてもらいました。そして三々五々入浴しました。とても大きなお風呂です。自分は露天風呂も楽しみました。そして部屋で冷たいビールをいただきました。おしゃべりしているうちに夕食の時間となり食事場所へと移動しました。
食事会場は、畳敷きでしたがテーブル席をお願いしています。ほぼ2時間、おしゃべりして食事を楽しみました。この会では食事場所にカラオケをセットしません。多分毎回同じような話をしているのだと思いますが、いつの間にか時間が過ぎてしまいます。食事会を終わらせて、ホールでの従業員によるショータイムを楽しみました。草津の湯もみ体験を希望者がして、盆踊りがあり、最後は太鼓ショーです。この太鼓は人数も多くて、とても迫力があります。一生懸命演じられるショーを楽しみました。
続いてカラオケボックスで歌を楽しみました。とても和やかに盛り上がりましたので、時間延長をお願いに行きますと、2時間制ですからまだ時間がありますよとのことで、さらに歌を楽しみました。参加者9人全員が歌を披露してくれてとても盛り上がりました。部屋へもどって、三次会をしてから休みました。
2日目です。早朝からお風呂に楽しんだりしたのち朝食に行きました。今回の旅行では時間がゆっくりとってあります。モーニングビールもいただきながらバイキングの朝食を楽しみました。
今回の旅行では、この日の行程に頭を悩ましました。列車を使っての旅行では、列車の時間はもちろん路線バスの時間にも気を使わなくてはなりません。そんなことから、最終的にまとめたのは「八ッ場(やんば)ダム」の見学を入れることでした。その移動にはジャンボタクシーを用意しました。9時にホテルへの迎えをお願いしてあります。そのタクシーで2日目の行程をスタートしました。
まず、「八ッ場ふるさと館」と名付けられた道の駅に行きました。新しい道の駅でたくさんのお客が入っていました。ここで買い物などを楽しみました。それから「川原湯湖畔公園」に向かいました。ここが八ッ場ダムの工事現場見学の出発点なのです。自分たちが着くと、もうすでにたくさんの人がいました。予定人員が決まっているというので、受け付けてもらえるのか少し心配でしたが、無事済みました。そして、国土交通省の女性職員に案内してもらって見学しました。
実は、この日は9月30日でした。10月1日から試験湛水に入る前日に当たっていました。このダムの高さは110メートル余りです。ダム湖の底になるところの道路や旧鉄道線、建物などが見えていました。そんな日でしたので、ダムを上から見下ろす形での見学しかできなくなっていました。それでもスケールの大きさはよく分かりました。
それを見ていましたので、後で驚くことになりました。10月のいくつもの台風による大雨で、各地で洪水が多発したことはご承知のことと思います。その雨で、このとき空っぽだった八ッ場ダムのダム湖はほぼ満水になってしまいました。この新ダムの治水効果のおかげで、利根川流域に住んでいる自分たちは救われたのではないかと思いました。自然のすごさと、これと共存しなくてはならない人間の知恵などを考えさせられたできごとで、長く記憶に残るだろうと思います。
ダムの見学のあと、「浅間酒造観光センター」まで行きました。清酒工場が併設された観光ドライブインで、日本一のドライブインと評価されたところのようです。ここのレストラン「郷土料理さくら亭」に予約していました。ここでタクシーとはお別れしました。ここからはこのドライブインのクルマで長野原草津口駅まで送ってもらえます。タクシー代は、3時間で1万2千円ほどでした。このコース取りが一番コスパが良かったと思います。
9人のメンバーがそれぞれ好みのメニューを注文して昼食をとりました。もちろん生ビールなどをいただきながら食事を楽しみました。そしてドライブインのワゴン車で長野原草津口まで送ってもらいました。ほかのお客さんもいたので2便に分かれましたが、無事駅について13時07分発の特急「草津2号」に乗って帰ってきました。大宮駅に15時過ぎに着いて、ここで解散しました。自分は、友だちと一緒に、東京から参加してくれた女性と軽くワインをいただきながらおしゃべりして野田へともどりました。
草津温泉へのクラス会旅行は、和やかに楽しく、無事に終わりました。