つくすの折にふれ

旅の思い出などを

北と南の居酒屋探訪旅行 ②

2023-07-11 08:12:08 | 旅行
 そして1月後、5月22日から24日の3日間で那覇の居酒屋探訪旅行に出かけました。
 5月22日の月曜日、4.10に目覚めて4.50に起床、入浴、洗濯してルーチンワークをクリアして8時前に野田市駅へ向かい、8.10の電車で出発。柏乗り換え、上野乗り換え東海道線で品川へ、京急に乗換羽田空港へ。10.40のJAL便で那覇へ出発。隣が空席でしたので、加茂鶴吟醸酒を焼き干し飯をつまみにいただきました。那覇はとても暑かったです。空港駅でモノレール2日券を購入して牧志駅へと向かいました。
 駅の隣が南西観光ホテルです。すぐチェックインできました。今回は「ちょい飲みセット付き」プランで予約しています。1泊につき、缶ビールや缶チューハイなどのアルコール飲料2本と袋入りのおつまみ2袋がチェックイン時にいただけます。部屋で軽くいただいて散歩に出ました。
 まず、いつも一度は寄るむつみ橋の沖縄そばの「かどや」でかけそばをいただきました。さっぱりした変わらない味でした。それから牧志市場周辺を散歩しながらお店を確認しました。期待していた「いちまいる」は閉店したようでした。いちまいるがやってないとしたら、前回お世話になった「アイウォンチュー」へ行くことに決めていましたので、時間調整をしながらモノレールで美栄橋へ向かいます。そして坂を上るように歩くとそのお店につきます。
 「愛魚人」と表記します。これで「アイウォンチュー」と読ませます。那覇にある高知料理のお店です。早速生ビールでのどの消毒をします。そして、鰹の藁焼きタタキと島ラッキョウの塩漬けをお願いしました。目の前で豪快に藁焼を見せてくれます。飲み物は、泡盛・琉球王朝をボトルでいただき、ロックでいただきました。肴も酒もとても旨いです。独りでカウンター席に座って、ときおりお店の子とおしゃべりするくらいで静かに呑みます。気になる肴を追加しながら飲みます。居心地が良くてそれが楽しいのです。
 十分に吞んでお店を出ました。こちらの大将も、なんとなくですが自分のことを来たことがあったなと思ってくれたようでした。牧志駅へもどって、以前に寄ったことがある餃子の「新茶屋」さんを探したのですが、見つけられず、足が痛いこともありあきらめてホテルにもどりました。仕上げに1本いただいて休みました。
 那覇の2日目です。家にいるときと同じように4時前に目覚めました。家でやっている「脳トレドリル」や「アンケートへの回答」などのルーチンワークをタブレットでクリアしてから、今日のコースを確認しました。そして、もうひと眠りしました。目覚めると6時前でした。シャワーを使い、身支度してから、いただいたアルコール飲料を朝食代わりに飲みました。
 9時半過ぎに出てモノレールで「県庁前」駅へ向かいました。この駅は、複合施設の「パレットくもじ」に隣接しています。この施設の中に「那覇市歴史博物館」があります。久しぶりに見学しました。コンパクトな博物館ですが興味深い資料が展示されています。ゆったりと見学しました。
 そして、牧志駅へもどります。昼食は日本そばどころ「山楽」でいただくことにしていましたのでそちらへ向かいました。開店前に着きましたので無事お店に入れました。早速お酒を頼みました。「奥出雲」の純米酒を燗でいただきました。肴はおつまみセットにしました。那覇の真ん中で燗酒をいただくのはなかなかいいものです。お酒をもう一本いただいて、せいろの大盛りをいただき昼食を仕上げました。雰囲気のいいお蕎麦屋さんで、とてもいい感じでした。
 午後は、路線が伸びた「ゆいレール」で浦添方面に向かうことにしていました。牧志駅から乗りました。首里城駅から先が伸びた路線になります。現在の終点の一つ前の駅「浦添前田」で降りました。ここから浦添城址方面に向かいます。両足裏にまめができてしまい痛いのですが、がまんして歩きました。
 まず、「浦添グスク・ようどれ館」に行きました。ちょっとした上り坂を歩くのですがかなり辛くなりました。浦添ようどれとは、浦添グスクにある13世紀につくられたという「墓室」のことだそうです。那覇の首里城以前の王朝の遺構です。その墓室の内「英祖王」の王陵を、ようどれ館に実物大で再現しているとのことです。城跡まではさらに10分ほど上り坂を歩かなければなりません。体調を考えて、今回はこの施設の見学だけにして、浦添市美術館方面へと向かうことにしました。
 この浦添城跡一帯が、数年前に「ハクソー・リッジ」という映画になった沖縄戦の激戦地だったそうです。
  ずっと下り坂ですので、なんとか歩いて「浦添市美術館」にたどり着きました。なかなか面白い特徴的な外観です。これまでも何度もクルマから見ていた建物です。漆芸に特化した、ユニークな美術館でもあります。「古琉球」と呼ばれる12世紀から1609年までの漆器、「近世琉球」と呼ばれる1609年から1879年までの漆器、それ以降の「近現代」と呼ばれる1879年以降の漆器などが展示されています。なかなか素晴らしい漆芸作品がたくさん展示されていました。ゆっくり見学して美術館を後にしました。
 モノレールの駅までは2キロほどですが、上り坂が続きます。タクシーを呼べるかなとか考えながら歩いていたら、反対側の車線を走ってきたタクシーがありました。反対側でしたが思わず手を挙げたところ、Uターンして乗せてくれました。本当に助かりました。これで無事に浦添前田駅へもどることが出来ました。運転手さんに感謝感謝でした。
 モノレールに乗車して、現在の終点「てだこ浦西駅」まで乗って折り返し牧志へもどりホテルに帰りました。疲れたのでベッドでごろごろしていましたらいつの間にか眠っていたようでした。1時間ほど眠れたので元気を回復し、またモノレールで愛魚人へ向かいました。ちょうど18時くらいにお店に入りました。
 この日は、5種盛りのお造りと島ラッキョウ塩漬けを注文し、泡盛をロックでいただきました。ほかに、グルクンフライやサザエのつぼ焼きなどをいただきながらボトルに残った泡盛をいただき、1合を追加して楽しく飲みました。この日は団体さんが2組入っていましたが料理を待たされることもなく楽しくいただけました。2日で半升の泡盛をいただきました。大将やお店の子と少し会話もしていい気分でいただくことが出来ました。いい居酒屋さんでした。足の痛みもあり、今回の旅行では「新茶屋」さんはパスすることにし、。ホテルへもどり休みました。
 那覇3日目です。この日も4時に目覚めました。ルーチンをタブレットでクリアしてシャワーを浴び、身支度しました。残っていた缶ビールとおつまみで朝食代わりとしました。この日はどうするか迷いました。新しい「かりゆし水族館」の見物も考えましたので、そのアクセスには空港が良さそうなので、9時半にチェックアウトしてモノレールで空港へ向かいました。
 空港でどうするか改めて考えたところ足が痛いのだから大事を取ろうという結論になりました。空港のレストラン街にそばの「そじ坊」がありましたのでそこに入りました。あまり混んでいないので、時間調整で使わせてもらっていいですかと聞きましたら、どうぞとのことなので席に着きました。最後の独り吞みです。泡盛・残波をいただき、ロックで飲みました。肴は、薩摩揚、枝豆、野沢菜漬けをいただきました。
タブレットを楽しみながらのんびり時間を使わせてもらいました。残波を3杯、450mlいただき、海苔をのせないで頼んだざるで締めました。
 あとは飛行機の中ではうたた寝してのんびり過ごしました。そして、京急線で品川へ、柏で東武野田線に乗換野田市駅にもどりました。珍しくタクシーがいたので使わせていただきわが家に帰りつきました。
 今回の北と南への居酒屋探訪旅行は、旅費は安く済み、なじみの居酒屋さんで気持ちよく飲むことが出来ました。ただ足の痛みはちょっと予定外でしたがまあまあ楽しんできました。さて、次はいつになりますか。また挑戦しようと思います。


北と南の居酒屋探訪旅行 ①

2023-07-08 14:11:49 | 旅行
 昨年秋に体内の問題が発覚し、年末からその状況への対応が最優先になり、居酒屋探訪旅行もままならぬこととなりました。それらについても、おかげさまで順調に回復してきました。そんな春先に、全日空、日本航空両社の格安キャンペーンがありました。これは、国内全路線が全日空は7千円、日航は6,600円で乗れるという格安キャンペーンでした。そこでこれを利用して「居酒屋探訪旅行」を再開することにしました。
 4月末に稚内への、5月末に那覇への航空便の予約が取れました。それを使って北と南の好きな居酒屋さんへと出かけてきました。
ちょっとタイミングを失したブログとなりましたが、今年前半の記録を残したいと思い、記憶があいまいな部分もあるのですが、掲載しました。ご笑覧ください。
 
 稚内へは4月25日から27日までの3日間の日程でした。こちらには気のいい呑み仲間がつき合ってくれました。この日は朝早く目覚めてしまいましたので、毎日やる簡単なゲームやメールチェックなどをするパソコンでのルーチンワークをひととおり片付けての出発となりました。
 歩いて野田市駅へ。柏で上野東京ライン直通の電車で品川へ、京急線で羽田空港へと向かいました。電車は飛行機の時間に合わせてではなく、余り混雑がない早目の時間の電車を使って移動しました。そして、羽田空港へ8時20分には着きました。久しぶりの全日空便ですので第2ターミナルからです。大抵はJAL便を使っていますので、搭乗はタッチアンドゴーで済ませています。それがANAでは少し搭乗の仕方が違い、チェックイン機の説明を見ながら搭乗手続きをしました。
 羽田の第2ターミナル利用は久しぶりでした。「門左衛門」というお蕎麦屋さんがあり、ゆっくり朝食をいただきました。稚内ではレンタカーで移動します。そば前は我慢したことは申すまでもありません。
 機内はキャンペーンのせいもあるのでしょうかほぼ満席状態でした。さすがに早起きしましたので、前半はしっかり寝てしまいました。稚内空港へは利尻富士の方からのアプローチでした。すぐにレンタカー会社に連絡して、レンタカーを借り受けて出発しました。とてもいい天気です。初めて運転するスズキソリオで稚内市街とは反対のオホーツク方面に向かいます。
 まず宗谷岬へ向かいます。開業していたら寄りたいと思っていた食堂「最北端」はまだ休業中でした。「宗谷岬」の歌が流れる歌碑の歌を聞いて先へと進みます。
 今回の旅行では「道北」初心者の相方に配慮してできるだけ幅広く回るつもりでした。オホーツク海沿岸を、ホタテで有名な猿払村から枝幸(えさし)町方面まで回ってから稚内の街へもどる計画でした。
まず、猿払村の道の駅に立ち寄りました。この道の駅周辺には村営のホテルや物産館、広々とした公園施設などが整備されていて伸びやかできれいな施設です。この時期ですからあまり人はいませんでした。ここでちょっと遅い昼食をいただきました。もちろん名物のホタテラーメンをいただきました。半端じゃない大きさのホタテがどんと存在を主張している塩ラーメン(880円)でした。とても美味しくいただきました。
 さらに南下して枝幸町を目指します。「えさし」と読みます。江差追分で有名な北海道南部の江差町と同じ発音なのです。この海岸には景勝地がたくさんありますが、時間の関係もあり、まず枝幸町に行って、もどりながら見物するつもりでした。枝幸町に着いて、小高い三笠山頂にある「三笠山展望閣」に向かいますが、アプローチ道路はロープが張られて進入禁止でした。調べると4月末日まで閉館とのことでした。この旅行では、冬季閉館のため観光できないところがたくさんありました。4月29日の祝日に開場開館するところが多いようでした。
 この三笠山展望閣は海岸近くで172メートルの高さにありますので眺望がとても素晴らしい施設なのです。亡き妻と一緒に、自分独りでと、2度訪ねていましたので閉館中がとても残念でした。この近くに町営ホテルニュー幸林があります。このホテルに宿泊したことがあります。
 残念ですが、ここで折り返して稚内へもどります。午後4時前くらいの時間でした。
 海岸の景勝地を見ながらもどります。まず、ウスタイベ千畳岩に寄ります。千畳敷と呼ばれる海岸の名勝が全国各地にありますが、同じような景観の場所でした。海岸に立つと風が強く少し寒さを感じるようになりました。ここで、今夜の宿泊施設へチェックインが少し遅れることを連絡しました。
 次は、北見神威崎(かむいざき)です。道南の積丹半島に有名な「神威崎」がありますが、そのような雰囲気の荒々しい岬です。ここから眺めるオホーツク海はなかなか素晴らしい景観です。
 次に浜頓別町の道の駅に寄って小休止して稚内に向かいます。道路はきれいで交通量も少ないため、快適なドライブが続きます。宗谷岬までもどったところで、丘陵に入りました。氷河時代の名残を示す、大きなうねりを感じる丘陵が続いています。そこには、たくさんの牛が飼われていました。そして大きな風力発電の塔が立ち並んでいます。この景観はなかなかすごいと思っていますが、これらを歩いて巡る散歩道「フットパス」が整備されています。もちろん歩く時間はありませんからクルマでその雰囲気を感じ取って稚内市街へと向かいます。
 何度かこの周辺をドライブしていますので、道はよくわかっています。この旅行の宿「サフィールホテル稚内」に18時に着きました。このホテルは旧全日空ホテルです。そのころから数えれば10回ぐらい利用しているホテルです。部屋で一服してから居酒屋「いつみ」さんへ向かいました。
 何度も歩いた道を歩きます。すぐにいつものお店が現れました。いつもどおりのカウンター席に着きます。まずはお刺身の盛り合わせと、相方は生ビール、自分は北海道増毛のお酒「国稀」の燗酒を頼みます。そしていつもどおり好きな肴を追加しながらのんびりといただきました。
 オーナーシェフの大将と女将さんのおふたりで切りまわしているお店ですが、いいコンビぶりは健在でした。ややお年を召されたように感じましたが、てきぱきと対応してくださって前回と同様に気分よくいただくことが出来ました。大将と女将さんはその内に自分のことを思い出してくださったようで、なんとなく気持ちが通じたようで楽しく旨いお酒となりました。この日は朝早く起きましたので、ホテルのバーでの二次会は遠慮して眠りました。
 珍しく5時までしっかり眠れました。シャワーを浴びて身支度して、7時からバイキングの朝食をいただきました。天気は悪く雨が降っています。この日は昨日とは反対の日本海側のサロベツ湿原などを訪ねる予定でした。雨でしたが予定どおりサロベツ原野へ向かうことにしました。9時前に出発しました。いつもよりはゆったりした運転で向かいます。それでも道が空いていますので、サロベツ湿原センターに、開館前に着いてしまいました。
 雨でなければ、湿原センターの周りに整備されている木道を歩いたのですが、あいにく強めの雨でしたので、10時の開館を待ってセンター内を見学しました。あとで調べてみると、木道周辺では「ミズバショウ」などが咲いていたようでした。残念でした。見学の後「宮の台展望台」へ向かいました。ちょっと道が分からなくて迷いかけましたが、無事に着きました。
 閉館期間中でしたので室内には入れませんでしたし、雨が降り続いていましたので、サロベツ原野と利尻岳という雄大な展望を見ることはかないませんでしたが、その一端を見ることが出来ました。この「宮の台」という名前ですが、昭和38年に義の宮様がこの地にいらしたことから名づけられたということでした。
 雨はやみそうにもありませんでしたので稚内市街へもどることにしました。自分の小学3年生の孫は「すみっこぐらし」ブランドのものを集めていると聞きました。また、稚内市がすみっこぐらしブランドの関係自治体に選定されたとか聞きました。そこでなにかおみやげになるものはないかと探しました。道の駅で訪ねると、稚内だけのものはないとのことでした。次に、老舗の西条百貨店で見てみました。すると、少量でしたが、すみっこぐらしブランドの商品が販売されていました。ほしいと依頼されていたぬいぐるみ「とんかつ」をゲット出来ました。ひとまず孫との約束を果たせて一安心しました。
 次に、先日テレビで取り上げられていた「あいざわ」というお店を訪ねました。地域密着型の細やかなサービスを展開し地域の一番店になっているというスーパーマーケット(食料品百貨店)です。ちょうどお昼どきに当たったのですが、とても賑やかでお客さんが多いように感じました。総菜類やお弁当類が豊富で、生鮮食品も小さなサイズまで揃えてあり、少人数家庭にもピッタリのように感じました。13時ごろまでに2千円以上買い物すると、その日のうちに商品の配達もしてくれるのです。
 と思えば、「コストコ」コーナーがあり、コストコの人気商品も販売しているのです。まだまだ若い女性経営者が経営をリードしているのだそうですが、店内に活気があっていい感じのお店でした。
 この見学のあと、稚内公園にある「氷雪の門」と「9人の乙女の碑」、忘れてはいけない樺太関連の碑に拝礼して、ノシャップ岬に向かいました。数軒のお店は開店しているようでしたが、水族館などの市の施設はまだ休館中でしたので、市街地へもどりました。そして稚内駅前広場にある食堂で遅い昼食をいただきました。相方は鍋焼きうどん、自分は塩ラーメンをいただきました。雨で少し寒かったのでとても美味しくいただきました。
 このあと、稚内駅と道の駅に隣接する「副港市場」やマルゲン水産を見学しましたが、季節外れのせいもあるのでしょうが、どこもお客が少なく、ちょっと寂しい雰囲気でした。これでホテルにもどりました。相方も疲れたというのでのんびり休養しました。少しばかり昼寝もしたようでした。
 休息して元気を取りもどしたので、いつみさんへ出かけました。昨日と同じカウンター席に着きました。この日は、座敷に3組が、カウンターにも自分たちのほかに2組のお客さんと大忙しの客の入りでしたが、さすがに息の合ったご夫婦で難なく回転させていました。自分たちの料理も遅れることなくいいタイミングで出してくれました。この日も、自分は「国稀」を中心にいただきました。この日も色々いただきましたが、行者にんにくの天ぷらが美味でした。楽しくいただいて失礼しました。またこれるだろうかと気になりましたが、スマホを忘れて、すぐにまた訪ねることになってしまいました。大将と女将さんが、玄関の外まで出てにこやかに送ってくれたのがうれしかったです。
 午後休息をとりましたので、この日は余力がありました。最後の夜ですから最上階のバーへ行きました。暗い港を眺めながらジントニックなどをいただきました。静かなバーでの一杯もいいものだと思いました。
部屋へもどるとすんなりと眠りにつきました。
 最終日です。この日も5時半までよく眠りました。とてもいい天気です。シャワーを浴びて朝食に行きました。8.30にチェックアウトしてアザラシ越冬地の一つの港へ向かいました。風も強く、よく晴れていますので利尻富士がくっきりと見えています。港のアザラシはまだ残っているか心配しましたが、運よく2匹を発見しました。ここから市街地へもどって、最後になりましたが、日本最北の神社「北門神社」を参拝しました。つぎに、漁業者として大成功を収めた「瀬戸氏の邸宅」を見学しました。管理しているおばちゃんガイドさんが熱心に解説してくれました。いつも思うのですが、わが野田の成功者の邸宅は、なんか地味なように感じてしまいます。それはそれで美しくもあり奥ゆかしくもあるのですが、各地で見ることが出来る、功成り名を遂げた方々の邸宅は、自慢するために建てられたようなどこか派手やかな印象を持つのですが。
 空港近くにはガソリンスタンドがないので、市街地で給油して空港へ向かいました。空港近くには新しい公園などがあるのですが、これらもまだ休館中であり、少し早めにレンタカーを返却して、空港へ送ってもらいました。
 あとは空港内のレストランで時間つぶしをしました。今日はこのあと運転はありませんので、冷酒を2本いただきました。
 機内では、のんびりと居眠りしながら過ごしました。そして、空港から、京急で品川へ、上野東京ラインで柏へ、野田線で野田市駅と順調にもどりました。駅前にタクシーがいたので利用して帰りました。ちょっと足裏に疲れが出て重かったものですから助かりました。
 北の果ての居酒屋探訪は変わらない大将と女将さんに合えて、楽しく飲んでいい旅行となりました。こんな旅行につき合ってくれた相方には感謝です。
 (つづく)