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2017シーズンモデル,スキー試乗レポートその1…SALOMON編

2016-05-13 02:38:06 | スキー板試乗
ということで.
全国2億8000万人のSkier_S試乗レポートファンの皆さま.
お待たせしました.←だから,日本人口より多いってば

5月中旬になって.
「え?今更?」
って感じがあふれる,
2016/2017シーズンモデルのスキー板,
試乗レポートの始まりです~.

まずは,サロモン編.
レースモデル2種類です…が.
…しかし.
この試乗は.
非常に悲しい状況の一の瀬ファミリースキー場での試乗だったので.
イマイチ特性がつかみきれてない感じです…

あと.
この試乗レポートを書いているのは,
テククラも指導員資格も一切持っていない,
単なるお気楽レジャースキーヤーですので,
そのあたり,ご理解のほどを…(笑).
私が「これ,いい!」とホメた板でも,他の人には
「なぜ,この板を誉める…」ってのもあるでしょうし.
その逆に,私が気に入らなかった板でも,他の人には
すごくいい板もあると思いますので.
あくまで,素人スキーヤーの個人的感想ということで,
ご理解ください…

ちなみに,私は
・体格的には,中肉中背の部類(?)
・比較的滑走スピードは高い方だと思う…結構張りの強い
 板をたわませて滑るのが好き
・だもんで,グリップが強め,すっとたわむけど,
 比較的強い返りがある,ばね感の強い板が好み
・どちらかというと,小回りの板をメインで使っている
という感じなので,ご参考までに.

では,今シーズン第1回目の試乗レポート,どうぞ~!

○SALOMON X-RACE SL LAB 157cm







SL競技用.

スラローム競技用の,Race Plate + Xビンディングを付けた,
サンドイッチ板です.


165cmがなかったので,157cmという,
私にとってはちょっと短すぎる板を履いてみました…

私が普段履いている,キャップ構造のX-RACEとは
打って変わって,サンドイッチ構造のこの板ですが.
サンドイッチ板の「面で捉える」感じより,
今履いているX-RACEに近い,しっかりエッジが
線で効いていく感じが強いです.
あまりサンドイッチっぽくないなぁ…

結構重さのある板ですが,
165cmのX-RACEを履いている自分にとっては,
X-RACEよりも軽いなぁ…という感じ.
また,157cmという長さもあるのか,
普段履いているX-RACEより,板のトップとテールが
どうしようもなく頑張ってグリップする感じがちょっと
弱まって,簡単に回せて.
コントロール性は高くなっているかも.

あ,でも.
普通のゲレンデ板と考えれば,エッジがしっかり線で効いて,
エッジグリップが強烈な板です.
板の返りはそれほど早くなく,板のばね感で切り替わっていくというより
しっかり板が回っていって切り替わる感じ.
サンドイッチ構造になった効果なのか,乗り味は
今シーズンのビンビンしたX-RACEに比べると,
ちょっと滑らかになったように感じます.
でも,かなりカービングマシーンなので,
しっかりグリップさせた中での傾きの大きさで
旋回半径をコントロールする板です.

とりあえず.
しっかりした重量感,張りの強さ,グリップの強さなど
今シーズンまでのX-RACEの正当後継となる板は,
X-RACE SWではなく,X-RACE LABなんじゃないかなぁ…

#すいません.現行X-RACEを履いたことのない人には
#ちょっとわかりにくい試乗レポートだったかも…


○SALOMON X-RACE SW 170cm







基礎大回り,GS競技用(FIS非対応)

SALOMONが,今シーズンのX-RACEの後継機と言っているのは
このモデルなんですが.

RACE PLATEがなくなり,さらにビンディングも,
板の張りが強くなるXビンディングは選べず,
優し目のZビンディングのみしか選べなくなってます…


だもんで.
今シーズンまでのX-RACEに比べて.
かなり軽く感じ,簡単にたわむようになっています.
ただ,サンドイッチ構造の割にトーションは強めなのか,
グリップの強さは相変わらずです.

基本的に,ここ数年のSALOMONらしく,
かなりテール荷重でコントロールする板です.
荷重ポイントはくるぶしより後ろ,明確にかかと側です.
特に,ターンの仕上げはかかとより後ろ側をたわませるように
乗っていくと,すっと切換えができます.
結構楽にたわませることができるので,170cmのこの板は
R15ということですが.R15というよりももう少し
小さい半径で回せる感じでした.
強めのグリップを活かして,縦目に落とせば大回り,
しっかりたわませればミドルターンで,
気持ちよくエッジに乗ったターンが続けられます.

しかし.
今年までのX-RACEのように.
どこまでもスピードを上げてもフレックスが窒息することなく
グリップし続けるような,限界を感じさせない高速耐性と,
ガチガチのアイスバーンであろうが何であろうが,
横Gをガンガン強めていっても,板が全くぶれたりする
ことなく,滑り手の体力の限界まで横Gが強まっていくような,
そういう強烈さは,弱まってますね~…

今シーズンモデルから,エッジグリップが強めの
キャラクターは引き継いだものの.
ゲレンデでのスピード域でも比較的たわませやすくして,
かつどうしようもなく重い今シーズンモデルから
かなり軽量化して,マイルドに扱いやすくした…
という感じを受けました.

うーむ.
普通のゲレンデモデルと考えれば,エッジグリップが
しっかりしていて.
固めにしまった整地で,比較的高めのスピードで
大回り~ミドルターンで滑りたい…
と感じさせる板ですが.

X-RACEという板に,他の板にない過激さを求める私としては
ちょっと優しくなりすぎたかな…
と感じました…
うーむ.
この板.
RACE PLATEつけて,Xビンディング選べないのかな~

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