徒然スキーヤー日記

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2018シーズンモデルのスキー板の傾向をまとめてみる

2017-07-11 02:23:06 | スキー板試乗
ってな感じで.
昨日のレポートで,2018シーズンモデルの
スキー試乗レポートを一通り終えたわけですが…

…実は,
もう一機種,
HART Circuit ST DEMO SP 165cm
というモデルを試乗していたんですね~.





この板,普通のDEMO STとはちょっと違う,
プレートが入った板らしいのですが.

残念ながら,いつも試乗直後に録音する
試乗インプレッションのボイスメモが見つからず.
…どんな板だったかすっかり忘れてしまったので.
レポートが書けずじまいでした…
すいません.

うっすらと残っている記憶では.
結構どっしりした,かなりSL競技用に近い板で.
ガッツリグリップと山回りまでしっかり回り込む
旋回性をもった,かなり体力のある乗り手を想定
した,ハイレベルな小回り板だった印象が
あるのですが…
なにぶん,忘却の彼方に去りつつある
記憶なので,参考程度に…

ってことで.
今シーズンも,かなりの種類の板を試乗したわけですが.
いろんな板を試乗した中で,私個人が感じた
2018シーズンモデルの傾向をまとめてみます…
…あくまで個人的感想ですので,そのあたり
ご理解の上読んでください(笑).


えー.
とりあえず.
技術選やプライズを狙うレベルのオンピステモデル
からは,ロッカー板が減った感じを受けます.
基礎系の板で,ロッカー構造が残っているのは,
SALOMONのX-RACEシリーズと,
ROSSIGNOLのDEMOシリーズ,
あとはVOLKLのPlatinumシリーズに,
かすかにその痕跡を残すくらいでしょうか.

これらのロッカー板も,数年前の
「いかにもロッカー!」という,
谷回りで何もしなくても,角づけだけで
トップが回り始める感じから,
トップを抑えて回っていく方向に
味付けが変わってきている気がします…

とりあえず,基礎系の板全体的に,
ここ数年のロッカー板ブームの時のような

・谷回りでトップを抑えなくても,角づけだけで
 トップが浮き上がるような感じで勝手に回り始める
・山回りの最後までガッツリエッジがグリップし,
 どこまでも切れ上がっていく


という,板の旋回性が強い性格から,

・トップを抑えて谷回りに入っていく.
 谷回りで板を動かしやすく,ターン弧が操作しやすい
・山回りでもある程度のルーズさがあり,
 早くからエッジを外していける


という,コントロール性重視の性格に
変わりつつある気がします…
#特にATOMICは,あまりにも一気にこの方向性に変わった気が…

だもんで,スキーブーツも.
これまではかかと重視で,かかとがつま先に対して
低くなっていく傾向にありましたが.
おそらく,これからはトップを抑えて行くために,
つま先下がりのブーツに回帰していくのかなぁ…
と,個人的には勝手に思ってます.

うーむ.
無精者の私は.
板が勝手に回ってくれて,
どこまでも勝手に切れ上がっていくような,
板任せにすれば乗り手は何もしなくてもOKという,
そーゆー楽な板が好きだったので.
このロッカーブーム,私にはぴったりと
思っていたのですが.
あっさりと,ブームは終わってしまった
ようです…(ちょいと涙).

うーむ.
私の次期主力戦闘機.
どうしようかなぁ…(悩).

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