☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て17年。2人の子供達の成長記録と梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

教育にお金が必要なわけ

2022-10-31 | 学校関係
このお金とは、塾や受験、授業料に個人が個人の家庭に必要なお金のことではなく、社会に生きる子供達が その子が持つ能力のレベルや、家庭の経済事情、障害の有無に関係なく平等な教育を受けられる環境を整えるためのお金です

今日このニュースが気になりました
 「障害ある子を分離、人権侵害」 大阪の親子が人権救済を申し立て


カナダでも 以前は分離が主流だったようです。障害ということにネガティブなイメージしかなかった時代は、生まれてきても死産で報告されたり、即、施設に分離。なんて今では信じられない時代もあったようです。 きっと世界中で同じような事が起こっていた/今も起こっているのでしょう。。残念だしもったいない。 きっと、その中にも、多くの「天才」「逸材」がいた事でしょう。

カナダでは最近はインクルーシブ教育が主流で、障害の有無に関わらず、できるだけみんなと同じ教室で学ぶ。が、生まれた時から定着していると、私は感じています。

子供を環境に合わせるのではなく、環境を子供の必要性に合わせていく。
という考え方だと理解しています

簡単に言うと、例えば、この生徒は車椅子だから段差のある学校に通わせられない。
ではなく、段差があるから車椅子の子が通えないのなら、段差をなくして車椅子でも通えるようにしよう。

この子は学習障害があって読み書きについていけないから、通常学級には通わせられない。
ではなく、読み書きに取り組むのに人一倍時間がかかる。支援がいるのなら、その支援できる人(スタッフやボランティア)の協力を得て 本人が望む通常学級に通わせられるようにしよう。音声や口述で解決できることなら、それも利用しよう。

この子は注意散漫で落ち着きがなく授業に集中できなくて他の子達も困るから、通常学級には通わせられない。
ではなく、この子は注意散漫だから 視界に入る掲示物などの情報が少ない席に座らせてみよう。
椅子に座る事が苦手なら、別の座る環境(クッションやバランスボールなど)を使ってみたり、手元で柔らかくつぶせる小物を握らせてみよう。誰かが側にいた方が集中力を保てるなら、スタッフかボランティアに支援をお願いしよう。

注意散漫になる理由の中には、学習内容がその子には簡単すぎてしまい、退屈で刺激を求めている場合もあります。英語・フランス語という母国語に対しての壁があってそれが理解できない事に 問題があることもあります。

そのバリアによって、子供を分離するのではなく、そのバリアをどうしたら小さくできるのか。を考えて環境を整える事で、必要以上の分離がなくなります

もちろん担任の先生一人では限界があります。だけど、支援の先生やボランティアの存在があることで、多くの子達が分離や隔離をすることなく学べる環境が作れます。

そのためには、設備、教材、人材への費用が生じてしまうのも現状です
だから、お金が必要なんです


それと、子供は、自分と異なる刺激からも学ぶ力を持っています

歩けない子、喋れない子が、同じような子達だけ過ごしているのと
歩ける子、お話ができる子達と一緒に過ごすのとでは、どちらがより発達を期待できると思いますか。。

赤ちゃんが言葉や行動を発達させていくのと同じで、見る事、聞くことからの刺激で、たくさんの事を学べます

私が以前短期のお仕事で行った2、3歳クラスに、ダウン症のお子さんがいました。他の子達は走ることができ、三輪車に乗ったり、少し高さのある場所から飛び降りたりしていました。そこにいたダウン症のお子さんは、まだ歩くことができません。でも、観察していると 動きが一般的な1歳前後のお子さんと似てると感じて、この子。。。もうすぐ歩けるようになりそうだなと思いました

乗るタイプの倒れにくい車のおもちゃを支えに立たせてみると、しっかり立っていて、ゆーっくり車を進めてみると、それに合わせて1歩出そうとしてるのがわかり、ただ、膝が外を向いていたので、前に向けて、膝がつっぱらないように軽く膝の後ろを前に押してみました。そしたら、1歩進み、2歩進み。。自分でもすこーし押しながら、ヨチヨチ車を推し進めて歩きました。

それをみて、この子は、他の周りの同年代と比べると、身体的な発達は1年くらい遅れているかもしれない。でも、この「歩き出す」というプロセスは、今走り回っている子達が歩き始めた時と、同じだな〜と痛感したんです。

脳損傷などで機能不全や、重度の身体障害を持つお子さんは歩行器が必要だったり、手話や補聴器。点字など別の学習アプローチも必要になるけれど、
改めて、観察の大切さと、その子の発達段階に応じた適切な支援。そして、周りからの刺激。これによって、成長スピードはそれぞれ異なっても確実に発達していく様子を実感しました。

でもこれが、もし30人の子供に担任が1人の環境だったら。。。。他の子達の安全管理も考えると、丁寧な支援をするというのは難しいですよね

この時は10人の子供に、3人のスタッフで対応していました。

もちろん、この時は3人分のお給料が発生しています。 でも、じゃあ、これは無駄な出費?そう思われたら残念なことだけど。。。。

障害の有無ではなく、子供それぞれが持つ得意不得意に対応できる教育環境で学べるって、子供達楽しいと思います。

でもね、そこで仕事をするスタッフにも生活があり。仕事として人件費もしっかりいただくことで、働く人達も、自分の仕事が尊重されている気持ちを持てるし、よりよい教育環境を整えていく励みにもなると思うんですよね。

だからね、教育には温かい支援が。お金が必要です


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ハロウィーン 2022

2022-10-31 | 子育て
今年は霧雨のハロウィーン。

長男のJack-o'-lantern
お魚いっぱい。

次男の
トゲいっぱい。

夜バージョン



長男はTrick or Treatに行くかどうか迷っていたけれど、同じ地域に住む学校の友達3人で周り、次男はダディ達が付き添いで、学校の友達と周り、二人とも今年も楽しかったようです。

そして今年も戦利品を並べ、それぞれが好きなお菓子と兄弟でトレード。

こちらは長男の

こちらは次男の



ちなみに、毎年のことだけど、長男は昨年のお菓子もまだ残っている。。。。。

部屋にしまって、時々食べているようだけど、「どれだけ残ってるの?」と聞いたら見せてくれました。



え!!!こ、、こんなにまだ残ってるの????

食べないなら、食べていい?と、私とダディでチップス1袋ずつもらいました。






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近所のハロウィンイベント

2022-10-30 | 地域イベント
少しずつ、コロナ前の要素が戻ってきている今年のハロウィーン

長男は微妙なお年頃で、地域イベントは多分対象年齢も超えちゃったかな。。と不参加。

次男と私で子供向けの地域イベントに参加。会場までのんびり歩いていき、ふと振り返ると、私より大きなダースベーダ(後ろを歩いていた家族のパパさんが仮装していたよう)が歩いていて、びっくりしました。


外をぐるりと回ってお菓子もらうだけかなと思っていたら

今年から学校の体育館内のイベントも復活したようで、それでも少し蜜を避けて?? コロナ前はあった暗闇での迷路などはなく、クラフトコーナーと、小さい子も楽しめるゲームコーナーがいくつか復活していました


この子は、新しいマスコットキャラ??なのか、誰かの仮装なのか。。

誰かに担がれてるように見えるおもしろいコスチュームも見かけました

お菓子もらいながら、近所のデコレーションを見て
天気も良くて、帰りに公園に行き、いい散歩でした。



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液体のりアート

2022-10-28 | デイケア
今月は「液体のり」を使った創作にたくさん出会いました
お友達がやることを真似てみたり、さらに工夫を加えたり。

お菓子作りのソースやドレッシングのような使い方から始まり、フードカラーや絵の具を加え、棒で混ぜていたのを、手でもぐちゃぐちゃやって、さらにそれを使って、アート作り。

感覚遊びは、ベタベタが苦手なお子さん、汚れる事が嫌なお子さんもいるので、
私も強制はしないけれど、本当は色々な感覚、ぐちゃぐちゃやってみる感覚。
みんなに体感してもらいたい活動です

多少汚れますが、汚れてもいいエプロンをしたり、カーペットはおすすめしないけれど、フローリングだと掃除もしやすいです。

アート活動のふき取り用に染まってもいいタオルを 何枚か常備するのもありだし、洗うのが面倒な時は、おむつのお尻拭きが、結構重宝します。 

これは、液体のりに絵の具を混ぜて、手でグチャグチャして楽しんだ後に、スケッチブックを渡したら、手形から始まり、それを何度も重ねて、このように仕上げていました

その様子を見ていた別のお子さんが、次の日に「昨日Aちゃんがやっていたみたいに、私もやりたい!」と、同じように液体のりと絵の具を混ぜて、手でぐちゃぐちゃ&アート作成。

糊が入っているので、接着力もあり、羽やハサミで切った紙を貼っていました。

絵の具に液体糊が加わると、乾いた時の質感に少し艶がでて、素敵です。

これは液体のり&絵の具を混ぜたお皿に、お花を貼っていました。

こちらは1歳のお子さんがかぼちゃに色塗りをした時なんだけど、1歳の子達も絵の具で描いたり、塗ったりが大好きなようで、日替わりで週に3人来てくれているんだけど、どのお子さんも絵の具かスケッチブックを見せるとやる気満々な様子を見せて自ら椅子に座ったり、座ろうとします

まだ3人ともお話はできないんだけど、絵の具を見せると指さしで使いたい色を指定してくれて、「どこに出す?」と聞くと、カップやパレット、紙、机の上。など、その時によってそれぞれ。

机の上も、ここは作業机なのでこの場所なら描いても構わないのですが、作品として残せないので、写真だけ撮って親御さんに送っています

見てると、たまたま持っていたスポンジ筆の絵の具が机について、あれ??と気がつき、そこから描いています。紙の上とは滑る感覚も違うと思うので、これはこれで面白いのだと思います。

そして、3人全員同じ事をしていました。面白いな〜と思って見ていました



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Gourdを使って自由に創作

2022-10-27 | デイケア
形はカボチャ?色はパンプキン? Gourdという主に装飾目的でこの時期売られている かぼちゃ?日本語訳によると瓢箪のお仲間?、食べても美味しくないと言われています

それを使って、自由に創作
かわいいよね。3歳のお子さんの作品

今週はひとり1つゴードを選んでもらって 絵の具、目玉、お花、羽、ポンポン、液体のりを使って、自由に創作。

この時に、1つ意識した事。
こんな材料があるよ。とお子さん達に見せますが

「見本」はあえて用意しません

用意された物をどう、創作するかは、それぞれのお子さん次第(これ、創作の大事なポイントです!)

私の中のイメージは、ハロウィーンのデコレーションにどうかな?という思いはありましたが、作品がそうである必要は全くないので、そういう情報もあえては伝えません

1歳のお子さん達も、3歳のお子さん達も みんなそれぞれ真剣に、そして楽しそうに創作していました

1歳の子達は、まだ言葉では伝えられないけれども、どの作品も それぞれに想いがあるように感じる素敵な作品だと感じました

作品はおばけ。と言ってた子もいるし、家族が好きなお食事メニューとして作っていた子もいます。

作品に正解はなく、その子がその時作りたい/やってみたい と思ったアイディアで、自由に創作してもらいます。

他の子達のやる作業を見て、「いいな。私もやってみたいな」と、真似っこするのは、その子の意思なので、それはあり。

いくつか内容かぶるのもありますが、素敵な作品達、ご覧くださいませ〜







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ミイラごっこ

2022-10-27 | デイケア
私の友達何人かに、もし家にあるもので特に使う予定がなく、捨ててしまうものなどで、クラフトに使えそうな材料があったらもらってもいい?と聞いてみたところ、早速色々揃えてくれた友達からいただいた材料の中に多分パーティのデコレーションなどで使うのかな?少し伸縮性のある紙のロールが入っていて、大量の包帯として使えそうだなあ。。と思い、ちょうどハロウィーン前なので、「ミイラ」って知ってる?と聞いてみたところ、何人か知ってる子達もいて、知らない子にはイラストを見せて。

ぬいぐるみにクルクル紙テープを巻いて見せると「私もやるー!」と、ぐるぐる巻きを何人かのお子さん達が始めました。

でも、ぬいぐるみは小さいので腕や足回りなどに巻こうとすると小さい子達には難しいみたい。

そしたら、自分達に巻いてみることになり、二人のお子さんがそれにハマって、お互いに紙テープを巻いて、ミイラになりました

結構上手に巻いてました。

顔はどうする?と聞いてみると「顔はやめておく」とのことなので、首より下の部分にぐるぐる巻いて。

紙テープなので、簡単に破れるので、最後はそれを舞あげて ミイラパーティ。

さらに。。。ニヤニヤ〜とした顔で 私をミイラにすると。。。。。
グルグル巻きにされました。

しかも何故か顔を中心に(笑)

じ〜っとしながら、時々「ガー」とか「わー」とか声を出すと、キャーキャー興奮して楽しそうでございました。

そして、最後はみんなでミイラパーティ。

ハロウィーンの遊びに、いかがかしら??

でも、小さいお子さんとは首から上はやめておいた方が良いと思います。
万が一の安全のため。



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アップルソース作り

2022-10-26 | デイケア
今日はすっきりしないお天気で、それでも午前中は雨が降ることなく外遊びもたくさんできたのですが、夕方から嵐。。。明日の朝 目が覚めたら綺麗な紅葉が全てなくなってしまっているのではないだろうか。。。。。。。と思うくらい さっきから風がビュービュー吹いています

ハロウィーン当日じゃなくてよかったかな。

今日はグランマが美味しいWoodfire Bagelsとクリームチーズを差し入れで持って来てくれて、午後お昼寝する子達が寝ている間、お昼寝をしない子達で
アップルソースを作りました

私が、皮むきと切りやすいサイズに切る係
そして、3歳のお子さん達が食事で使うバターナイフで、さらに小さく切ってくれました


途中であきちゃうかな??という想定もしていたのですが、最後まで頑張ってくれて、残っているりんごを数えながら「あと何個だね!」と。そして最後の1つはそのまま試食。

カレーやシチューを作るサイズの割と大きめの鍋いっぱいになるまで
りんごを切りました

それを煮詰めて、途中でシナモンを加えて。

完成!

水も砂糖も全く加えていません。
お鍋いっぱいあったりんごは煮詰めて半分量になりました。

差し入れでいただいたベーグル&クリームチーズと一緒に

自分達で作ったアップルソース、とてもおいしかったようで、
おかわり〜。
明日来てくれる子達の午前中のスナック&うちの子達のお弁当にも少し。。と思っていたけど、予想以上に好評でした。

りんごの皮剥いて切るのが、手間なんだけど、
今日は二人も助っ人がいて、おしゃべりしながら私も楽しく作りました




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お!晩秋に珍しい出会い

2022-10-25 | デイケア
今日は寒さが遠のき、ポカポカ陽気でした。寒がりな私も長袖1枚で外で過ごせました

お外で寒さを気にすることなく過ごせる時間がたくさんあるのはいいですね〜

お預かりのお子さんが、トングを使って落ち葉をコンテナに集めていました。
なんだか綺麗な瓶詰めみたいだね〜なんて観察していました。

するとしばらくして。。。「来て来て!」と呼ばれ覗いてみると
あらま! カタツムリの赤ちゃーん。
こんな時期にこんにちは〜。

うちの庭の一角にてんとう虫さん達のお家があるのですが、もしかしたら今日はひょっこり土の中から出てきているかもね〜

と、お預かりのお子さん達と探してみると
いました! さらに 別の赤ちゃんカタツムリも〜


顕微鏡で観察。

てんとう虫さんは動くとすぐに画面から消えてしまうんだけどね。


小さい子達なりに、調整を試みていました

落ち葉が積もる晩秋に、春を感じる出会いでした




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日本でも導入した方が良いと思うーVulnerable sector checkー

2022-10-24 | 学校関係
先日少し触れた性犯罪について。
これはなかなか明るみに出にくい最悪な腹立たしい犯罪の一種であり、犯罪者側の心理としては「子供が強く抵抗できない」ところに魅力を感じるそうです。

なので、支援が必要なお子さん達はさらに リスクが高いと言われています。なぜなら、体で抵抗ができない。声に出して伝えられない。言葉で説明ができないから。

本当に最悪な犯罪です。

兆候は「その相手がいる家に行くことを頑なに拒む(親戚や友達、祖父母のケースもある)」「その相手が家に来ることに不安を見せる」「その年齢に適さない言動を見聞きする」「下着に血液などが付着している」他にもあるけれど、何かあれ???と感じることがあったら

決めつけず、まずは子供の表情、様子を注意深く観察すること
話ができる年齢で、本人が話せる状態なら話を聞く。

でも、絶対に「その子の存在・それに不運にも関わってしまったことに関して、否定、拒絶、自分はいけないことをしたんだと子供に感じさせてしまうような ネガティブなコメントは避ける」

その子は全く悪くない。悪いのは犯罪者。

だけど、その場を直接見ていないのなら、加害者を決めつけた発言も避ける。

疑いがあるなら、固定観念や先入観は入れずに、子供の言動をそのまま記録しておき、警察、児童相談所など適切なところに連絡して、そこから加害者に対応してもらうのが良いと思います。

これは子供に限らず、介護が必要な人は年齢に限らずリスクが高いと言えます

日本のニュースでも、ベビーシッターによる性犯罪が取り上げられていました。
ニュースでは「男性」と書いてあって、きっと多くのそんな事をしない男性ベビーシッターさん達や、保育者達も怒りと、嫌な気持ちになっていると思います。

犯罪者は「男性」だけではなく「女性」もいます。老若男女です。

じゃあ、どうしたら防げるか。。

その1つとしてカナダでは、ボランティアであっても子供、教育、看護、介護に関わる環境に入る前には「Vulnerable sector check」の提出が求められます

無犯罪証明「Criminal Record Check」の一種ですが、その中でもさらにセキュリティーレベルの高いものです。

申請も個人のローンについての質問などプロセスを要します(申請者が間違いなく本人である確認プロセスとして)。ボランティアなのに。。。とそこはマジでめんどくさい。

費用もかかります。。。半年間有効で$40
学校のボランティアなどで、学校からレターをもらうと半額の$20(私が住んでいる地域では)

私自身、実習も続いたり、来月から少しだけボランティアに参加する時間もできたので、この2年間半年毎に再申請しています

その他の犯罪歴ももちろんですが「性犯罪」でマークされていた場合も、しっかり記録が残ります。また、これらの情報は州だけでなく、国レベルにも開示することに同意をしてからの申請です

性犯罪、虐待をした人、教師達は、まず子供と関わる現場に戻れることはないし、
この証明書で陰性が証明されない人は、子供と関わる仕事に採用される事はまずない。
それくらいセキュリティが高いです。

犯罪の再発防止には、日本でも絶対これ、導入した方がいいと思います。

ただね。。。。現場の先生達の更新制度についてはやや不明で。。。
私自身、以前カトリックのスクールボードでの仕事経験があり、今も代行登録を継続しているんだけど、その無犯罪証明の更新はウェブのボタン1つでできてしまうんですよね。。。 なので私、犯罪者じゃないけれど、こんなんでいいのか!?と毎年疑問。

あとは、パブリックの方でも、EA(学習支援スタッフ)としてずっと仕事をしてる人の話によると、5年くらい更新を求められていないとか。。。で、お互いに、やばいよね、それ。って話を最近しました。

まーただ、現場で性犯罪や虐待行為が発覚したら、即解雇間違いなしですけどね。

年々セキュリティレベルがあがっていくのは、やっぱり現実的にそういった犯罪があるから。なんだと思います 
習い事先のコーチから。。とかそういうニュースも見ます。

一生涯のトラウマを残す。それくらい深刻な犯罪です。



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秋の散歩

2022-10-23 | KW(キチナー&ウォータールー)
週末、久しぶりにポカポカ陽気。
青空の清々しい秋晴れでした

受講中のプログラムに、時々グループ活動があるのですが、オンラインのため、スケジュール合わせが毎度ストレス。なっかなか返答がない人もいたりね。。

それぞれの都合があるのは仕方ないのですが、来週の月曜日提出課題を水曜日に終わらせたいという要望があり。。。平日は朝から夜までマジで休憩時間なしのノンストップの生活なので、一気にストレスレベルが高まっております。。。

時に 朝からコーヒーを1杯入れたい。。と思っていながら、実際に入れられたのが午後の3時半で、それを1口飲めたのが4時半。。なんて日も珍しくない。

私は主に週末を中心に勉強時間を捻出していて。。。これはこれで家族にとって本当に良いことなのかと葛藤を抱えながらかれこれ3年。。

あと1年ちょっとで終わる予定なんだけど、さっさと終わらせられるものなら終わらせたい。 3年前と比べたら確かに読むスピードなどは少しあがったかもな。。と感じるけれど、言葉の壁は変わらず高い。。ネイティブレベルがうらやましい。

1時間だけ家族で近くの森へ散歩

森の中が綺麗な黄色に染まっていました。いい時期だ〜






あれ????水がないね〜。いつもここ池になってるのに。

これはすご折れ方。。。ねじれてる。落雷の時のダメージ??

上から落ちてくる葉っぱを掴み取る遊びをやってみました。
意外と難しい




ちょっと頑張ればよいだけのこと。

そうそう、今週もがんばりましょ。



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パンプキン作り

2022-10-20 | デイケア
体がまだ寒さに慣れていないからか、なーんか寒いです。3度で体感マイナス2度とかそんな感じ。東京の真冬並みの寒さかな???

寒くなると、春まであと。。。。とか数えてしまう。そう、、、あと半年。長い!!

寒いけれど、強風の日が少ないおかげで、紅葉を長く楽しめています。
なので、窓からの景色は今日も綺麗。

パンプキン色みたい。

今週は、絵の具を使ってパンプキン作り
1歳のお子さんは このスポンジポンポンが使いやすそうです

上手に色付けしています


たくさんのパンプキンができました〜。1歳と3歳のお子さん達の作品です
顔をつけたい子は、マーカーで書いたり、色紙をハサミで切ってお顔を作っていました

パンプキンはオレンジ色が多いけれど、最近は「白パンプキン」や「ピンクベージュパンプキン」なんかも見かけます。

近所をお散歩中は、パンプキン&ハロウィーンデコレーション探しをしています。
「パンプキンいくつ見える?」など質問してみると、3歳の子達は「1、2、、」と数えてくれます

これは、1歳の子達がポトンポトン棒に積み木を落として時々遊んでいますが、3歳のお子さんで、この毛糸がすご〜く気になってる様子の子がいて、「これを使って何かしたいの?アイディアある?」と聞いてみると「ある!」と言って、ハサミで切って、この積み木を通し、ブレスレットとネックレスを作っていました。

残念ながらこれらはお持ち帰りはさせてあげられなかったけれど、お迎えの時に親御さん達にも見せて、写真を送りました



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学校のクラブも多様ね

2022-10-19 | 学校関係
長男が通う中学校でも、今年から部活動が昨年以上に復活していて日本の部活のように、毎日、週末も休暇中も参加。。。ということはなく、1日2回ある食事+休み時間のどちらかを使ったり、週1〜2回放課後1時間ちょっとという活動時間が多いみたいです。

自分でこんな部活あったらいいな。と思ったら、提案して顧問の先生や場所が得られれば作ることもできるみたいです。
昨年立ち上げたECOクラブも、顧問の先生が大怪我をしてしまってしばらく学校へ来れなかったのですが、今週からいよいよ再開のようで楽しみな様子。
お友達に卓球クラブを作りたいという子がいるらしく、器材のファンドレイジングなど一緒に考えてるみたいで楽しそうです。
使っていない卓球台が地下室の隅に眠っている家が学校近所に絶対あると思うな〜。

所属はしていないけれど、LGBTQ+クラブというなかなかユニークなクラブもあるようです。
どんな活動するの?と聞いてみたところ、詳細はわからないけれど、それについての応援とか、認知を広げたりとか、そういう活動じゃないかなと。

このLGBTQ+,日本ではどの程度認知されていますか。

今ね、これ、さらに進化していて、今は「2SLGBTQIA+」らしいです。
私も子供に聞いたので、子供達の方が詳しいかもしれませんね。
Googleで検索しないと私は知りませんでした


個人的には、ここまで増えると段々わけわからなくなってくるので
わざわざカテゴライズしなくても「みんなそれぞれ見た目も、好みも違う」でいいのでは?と思うけれど、該当者の方達はきっちりわけたいこだわりがあるのでしょうかねえ。。

いまだに国や地域によっては同性愛者というだけで拒絶する人達もまだまだ多いようで。。。残念ですね。その人達は何にそんなにこだわっているのかと不思議。

ちなみに、長男のクラスメイトにも自分は同性愛者なんだ。と仲良い友達同士に話してる子もいるし
次男のクラスにも、友達の中に身体は女の子で、トイレも女子トイレ使ってるけど、男の子になりたい。って子がいて、時々一緒に遊んでる。と言ってます。


別にそれに対して、子供達も「そうなのね」くらいに受け止めていて、差別したり、変に意識したりもないみたいです。


こーゆーところ、カナダの学校(カトリック系はわからないけれど、少なくともパブリックは)いいなって思います。





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お魚コロッケ

2022-10-18 | 子供の工作
時々長男がさつま揚げを作ってくれるようになって、その応用で?

コロッケみたいに衣をつけてあげてみたい。とのことで、作ってくれたのがこちら
お魚コロッケ?

私は隣で別のおかずを作りながら、揚げたてをつまみぐいさせてくれます

中身は魚屋さんで買った鯛をすり身にして、ネギとか生姜とかいれたみたい。
材料費、、、結構かかってます(涙)でも美味しい。

なかなか自分でこれを作ろうという気合いは入らないので、とてもありがたいです。

釣りは、どうやらオフシーズン入り?したようで
アイスフィッシングの季節が来るまでは、毎週連れていかなくていいみたい。

今はまた部屋で色々と面白いのを作っているようです。
時々見せてくれるんだけど、感心します

機会があればご紹介します




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性犯罪について考える

2022-10-15 | 子供の発達関連
今週も虐待に関する勉強中ですが、心が折れる。。
私は仕事上も、直接その場に介入して救い出す立場ではありませんが、その仕事をしている人達の心理的ストレス、ジレンマすごいだろうなと感じます。
もちろん虐待の渦中にいる子供、大人達はそれ以上の精神的苦痛があるわけだけど。

虐待にも色々あって、ネグレクト、身体的虐待、精神的虐待、性的虐待、社会的虐待、家庭内暴力、施設内暴力、人身売買。。。テーマが毎週重たすぎて毎週気持ちが落ちます。冬じゃないのがせめてもの救い。

教育ってとても大事。
本当に大事

大人も。子供も

子供は自分の身を守るために。

大人も自分の身を守るために。

そして加害者は、そうなってしまう背景。相手を虐待する方法以外で 自分の気持ちや考えを伝える、自分をコントロールする方法がある事を学び、少しずつ実践する。自分だけではダメだと思ったら、外部の力を借りるのも良い方法。

今ニュースになっているイランの少女暴行死のニュースも人権問題、虐待問題を考える上でとても良い題材だと思います

受験のために問題集をひたすらやるよりも、時事問題を使って こういった問題を考える教育は健全に生きていく上でもっと大事だと思う

半月前くらいかな。課題でインドでの性的虐待ニュースをいくつか読んだのですが
その1つに わずが10歳の子が妊娠していることに気がつかず、腹痛を訴えた時は妊娠後期で帝王切開で出産。というものがありました

この事実にも衝撃ですが、まずこの年齢で、自分の体の変化について
つまり「妊娠」という知識と認識がないし、どうすることで妊娠するのか知らない。

10歳だと珍しいことではないと思いますが、低年齢への性的虐待の問題の1つは、本人が「自分が何をされているかよくわかっていない」ケースもあるのではないかと認識したニュースでした

年齢に適した性教育って大事だと改めて思いました

うちの子達も、キンダーの時に「自分の体は自分のもの。どの部分も大切」
水着で隠す部分は人に見せるところでも 触らせるところでもない。
というのを歌で学んでいたのを思い出しました

おむつを取り替える必要のない子が、他人に体に触れられるということ=あってはならないこと。

はっきりと「NO!」と言っていいこと

それでも触ってきたり、相手に体を触らせようとしてきたり、裸の写真やビデオを撮ろうとしてきたら、助けてくれる大人に助けを求めて良いこと

「内緒だよ」と脅されたとしても、それは間違ったことなので、信頼できる大人や警察に話して良いこと。警察は国によっては信頼できませんが、日本とカナダの警察は助けてくれるはず!(そうであってほしい)

そして、あなたは悪くないこと。

こういう知識が小さい頃からあるかないかで性犯罪への「自己判断力」が身につきますよね。そういった事を知らず、脅されるままに何も抵抗できず、我慢して、誰にも言えず、心にも体にも傷をおってしまう。。そういう事がなくなってほしい。

まして性犯罪への知識が乏しいことから、自ら露出した写真をSNSにアップするような身売り行為につながる事をするような事は愚かな事だと学んで欲しい。(これは思春期以降が多いと思います)

低年齢の性的虐待は、当人が知っている相手からが多いそうです。
特に低年齢の場合、本人が何をされているのかまだよくわかっていない年齢の頃から、少しずつ近づいて、エスカレートしていく。許せない。

そして、加害者は決して男性だけではないんです。
女性だからと安心してはダメ

加害者女性のインタビュービデオも見たのですが、子供を見ると「興奮する」んだそうです。何かしたくなるそうです。困った表情、嫌がる表情がたまらないんだそうです。
病気です。

こういう人は残念だけど、世界中どこにでもいます

だけど、こういう人が、子供に関わる仕事をしてはダメですね。

日本のニュースでも教師が生徒に。。なんてニュース時々目にしますね。

どうしたらこういった事を防げるのか。
教員免許や採用試験に、心理テストって入れられないのでしょうか

例えば、性犯罪で捕まった犯罪者が、どういった子供の表情や外見に反応するのか脳波を取ったりして、過剰に反応をしめす共通の何かがあるなら、そのデータを参考に、それらを採用試験に見せて何を感じるか、虐待の加害者になる要素がないかどうかを採用前に調べる。。
など探る方法はないものか。。

身体的暴力に関しても同様に、どういった子供の行動、表情をみると
怒りを抑えられず 暴力的にコントロールしたい気持ちが増すのか。。それとももっと建設的なアプローチを考案できるのか。

現実的には無理があるかもしれないけれど、子供達を犯罪から守るには 気持ち的にはそれくらいしてもいいのではないかと思ってしまいます

重たいトピックで心が重たくなりますが
窓からの景色が雪景色じゃなくてよかった。。

でも、もすうぐ散ってしまう。。。水曜日あたり雪がちらつく予報





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つかれた。。

2022-10-15 | 日常の出来事
今朝はがっつり朝寝をするつもりだったのですが、珍しく週末にしては早起きですっきり目覚めたので、Costcoとマーケットへ行ってきました。

途中こんな見事な虹を見たりと、良いこともあったのですが


なんだかね、気持ちの良い景色が広がる朝なのに、ストレスを感じる朝でした。

朝だから空いてると思っていたのに、Costcoもファーマーズマーケットも混んでいて、予定していた以上に時間がかかりました。

その上、混んでいるからなのか、道中もせかせかしてる車、ストレスをあらわにしている車、人もストレスを感じているのが伝わって、本当はもう少し買い物をしたかったんだけど、何だか私もそんな周囲の雰囲気にイライラしてきて、せっかく久しぶりに行ったマーケットも2品だけ買って帰ってきました。

私はできるだけ運転中も譲るようにしていて、そういうのって、何となく自分にも戻ってくる時があるというか、割と物腰やわらかな人達と外で出会う回数が多いと感じていますが、なんだか今日はトゲトゲした人が周りに目立ちました。

私自身の心もそういう状態だったのだろうか。。

なんだろうね。。そんな日もあるかな。

せかせかした状況でも、会話をするとこちらまで気持ちが和むというか、落ちつく人っていますよね。

私もそういう人柄を目指したいなあ。。。程遠いけれども。




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