☆My Everyday Life in Canada☆

カナダに来て17年。2人の子供達の成長記録と梅ちゃんからの日常エピソード色々☆

「信頼できる大人」は誰かな?

2022-11-29 | 子供の発達関連
1つ前のブログからの続き

体が危険を感じる反応をした時は、すぐに「信頼できる大人」に助けを求めに行こう。

その為に、自分にとって「信頼できる大人」は誰かを子供が認識していることも大切。
理想は3人から5人くらい。

でも年齢によっては「信頼できる」という言葉の意味がわからないと思うので、
まず「信頼できる」ということを子供に認識させるにはどうしたらいいかな。。と考えてみると

例えば、自分が困った時、大変な時、悲しい時、寂しい時 誰に話したい?誰のところへ行きたい? そんな風に聞いてみるとわかりやすいのではないかなと 私は思います

その大人に話をしたら、気持ちが落ち着く。安心する。助けてくれる。
自分の不安な気持ちを安心、安全な気持ちにしてくれる存在。

逆に、話をしたら もっと不安になる、怖くなる、悲しくなる、怒りたくなる、嫌な気持ちになる。そういう存在は あなたに向き合う気持ちがない可能性が高いよね。

もし、自分の中では「信頼している」と思っていた人に話した時に、1つ前のブログに書いた様に、身の危険を感じる反応を体がした場合は、その大人は残念ながら「信頼できる大人ではない」。そこからは離れなければならない。(そんなホラーな事は現実で起こらないで欲しいけれど)

「信頼できる大人」が、親であることは理想ですが、これもね。。。。残念な事に親が加害者であるケースもあるんですよね。

なので、こう言った話し合いは、家庭だけでなく客観的な視点や情報が得られる 幼稚園や学校でも取り入れる事が大事だと思います。

長男が小学校1年生の時に、これらに関する授業をやっていました

私の過去のブログの記録によると、長男は3つの信頼できる大人の存在について

1、両親や祖父母などの家族
2、学校の先生
3、警察、消防、救急隊の人達。


と、学校で習ってきていました

その時は‘Keep secrets’ と’Speak secrets’の違い。 についても話し合っていました

これは 同じ「内緒/秘密の事」でも、例えば
お父さんが、お母さんに特別なプレゼントを買ったと知った時はその先の楽しみの為に、keep secrets

でも、誰かが学校で自分や友達をいじめていると思った時やそれを見た時
誰かが自分の体を触ってきて、それを嫌だなと感じた時。
自分はおかしい、怖いと思ったけれど「ここだけの秘密。誰にも話すな」などと言われた事に関しては’speak secrets’

‘Speak secrets’の場合は、上記の自分が信頼できると思う大人に話す事。 そんな事を当時勉強していました

自分にとって信頼できる大人が誰かを覚えておく為の方法として
自分の指を使って、1本の指に1人ずつ、自分で確認するように「おとうさん。おかあさん。おじいちゃん。おばあちゃん。学校のせんせい」などと、1本1本の指を反対の手で掴みながら何度も確認するもの良い方法だと思います

もしも、子供が 話をしてくれたら。内緒を打ち明けてくれたら。
これは、内容によっては大人もショックや怒りを感じると思いますが
できるだけ冷静に、子供を責めたり決めつける様な発言は避け まず聞く。子供の発言を信じる。話してくれた事が良い選択だったことを伝える。子供の気持ちに共感を示す。子供は悪くないことを伝える。などが、大切とされ

絶対にしてはならなのが子供に怒りをぶつけてしまったり、子供を否定したり拒絶する発言は、頑張って飲み込む。 

子供にとっても、話をするということは とても勇気がいること。

悪いのは100%加害者。

大人も気持ちの整理ができない場合は、専門機関に助けを求める。


「信頼できる大人」に助けを求めに行く事に加え、自分で相手に抵抗を示す事も、身を守る上で大切。

こちらはまた後日



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身の危険を知らせる体の反応

2022-11-28 | 子供の発達関連
自分が子供の頃通っていた学校に、下着の色の指定なんてあったかな???と思い出せませんが、時々日本のニュースでそんな話題を目にして驚愕です

というか、先生が下着を見る、または確認する機会が、学校生活内であるということ?
これがまず、大問題じゃない????

性犯罪の域に足を踏み入れてますよね?

この感覚が正直理解できないなあ。。 私と同じ様に疑問に思うその感覚 間違っていないと思うよ。どんどん声を上げたほうがいい。

「何故その色でなくてはならないのか」
「それを確認する時間が学校生活内にあるのか」
「その目的は何か」


以前 性犯罪について少し触れましたが、残念な事に、家庭内で起こるケースもあるし、学校や習い事先でと 秘密にされていて、知られていないだけでリスクがあちこちに潜む可能性が高い犯罪です。そして被害者にとっては生涯に渡ってトラウマになってしまう程の最悪な犯罪です・

どうやって、この危険な状況から子供達の身を守るか

性教育は本当に大事!

性犯罪の多くは、子供が知っている相手による犯行だと言われています
親自身が加害者の場合は、本当に最悪だけど。。。。
大半の親達はそうでないと願い、まず ある程度 言葉で認識できる年齢のお子さんには、「親には内緒だよ」というような秘密は、100%危険であることを子供に伝える。子供は内緒に、秘密にする必要はない。
「親に話したら親がトラブルになるよ」そんなのも嘘!

パートナーや親戚が「誕生日プレゼントをサプライズで用意している」という状況もたまーーにはあるかもしれないけれど、基本 自分の親に内緒にしなくてはならない秘密はない!

 
また、「身の危険を感じる / これは何かおかしいと感じる」とは どういう状況なのかを子供自身が認識するために、自分の体がどういった反応をするのかを知っておくことは 子供が自分で危険を察知する能力を身につける方法だと思います

例えば このポスターの子のように
by Educate2Empower Publishing

- 髪の毛が逆立つ感じがする
- 額に汗をかいていて、眉毛が濡れてる
- 急に涙が出てきた
- 心臓がバクバクしている
- お腹が痛くなってきた
- 鳥肌が立ってきた
- 手の平に汗をかいてる
- 体が震える
- トイレに行きたい感覚になっちゃった
- 足がガクガクする

もし、誰かと話していて、何かを見ていて、自分の体にこのような症状が出てきたと思ったら、どうする?

すぐにその場を立ち去り、すぐに「信頼できる大人」に話に行こう

では「信頼できる大人」とは。。。。続く





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初冬の森

2022-11-27 | KW(キチナー&ウォータールー)
いきなりきた極寒が落ち着き、少し気温があがって(と言っても東京の真冬並み)、雪がほとんどとけました。

お天気よかった土曜日に、次男リクエストにて久しぶりに行ったHuron Natural Area。 私と長男は本当に久しぶりでした。 前に行ったの数年前のような気がする。。



なんの植物かわかりませんが、日差しが当たって、綿毛部分がとても綺麗でした

長男が小学校低学年の時かなあ。。。。遠足で行った時は、ここは沼池だったんですが。。。
いつからなんだろう。
干上がっている。しかも面白い地形。
藻が枯れたんでしょうかねえ。
まさか沼底が見えるとは!

時期的にそうなのか、今年は湖や川も水位が下がっているので、雨が少ない年だったのかな。

わ〜。だいぶ前のかなという感じですが、ビーバーこんな大きな木もかじり倒しちゃうんですね。



この場所も、トレイルの1つなんですが、前回このトレイルに来た時は、ここは水がはっていて、ぐるりと回れないね。。。と引き返したのを覚えています。
なのでこのトレイルは5、6年ぶりくらいにきたかも。
初めて通れました。

湖では、表面うっすら凍っている程度かな?と思ったけれど、意外と凍っていて

水に見える部分にも、薄い氷が張っていました
熱い部分は、3cmくらい。

アイスフィッシングするにはまだまだだけど。。。

アイスクリームみたい。

子供達は氷を剥がして投げて遊んでいました。

こーゆーの、すっとやってられるよね。

森の中 人も少なく 途中でストレッチしたり、久しぶりにのんびり自分のペースで体を動かしました

途中で見つけたこれは何でしょうね。
最初蜂の巣かな??なんて思ったけれど、どうもそんな感じでもない。
コブ? 人間でいうとしこりや癌みたいなものなのか。。。苦しくないのかな

そしてこちらは外皮の隙間から育っているファンガス

今週はお天気あまり良くなさそうです

冬は日照時間がぐんと減るので、貴重な日差し! 出ている時にたっぷり浴びておかなくては!!!!

良い時間でした。




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3歳児達と家族について

2022-11-26 | デイケア
トイレトレーニングを始める子達用に用意した個人の顔写真付きのシール用紙をデイケアの日はトイレに貼っているのですが、お預かりしている子の中で、トイレにくると「自分の家族写真(ファミリーフォト)をここに貼って」というお子さんがいて、「家族写真をここに貼りたいのかな? 家族の顔が見たい時もあるだろうから親御さん達に聞いてみようかな。。。。」と思いつつ、いつも忘れてしまっていました。

でも最近それが「家族写真=自分の写真」が載ってる用紙の事だとわかったんです。
そこで、あ。。もしかして「家族」をいう意味をわかっているようで、わかっていない??と感じました。

また、別のお子さんで石を使って「これがママで、これが自分」と遊んでいた子がいたので、

「みんなのおうちには誰がいる?』という質問をし

小枝で家を作り、石や木を使って これがパパでこれがママ。そこに兄弟と自分自身が加わって、こんな風に家族を作って遊びました




私の方でもこれが誰で、と確認し 1人、2人、3人。。と数え
「これは〜の家族。何人家族」と伝えました

家族の意味、なんとなく伝わっているといいな


ここから少し発展して
石や木をお部屋のベッドに見立てて作っていて、ここが自分の枕でこれがママので、これはお布団。と説明してくれたり、自分はダディと寝ていて、妹はマミーと寝るからと、石や木をそれぞれにグループ分けしているお子さん達もいました。

遊び方、色々と広げられそうですね。

余談ですが
3歳って、ストーリーをお話するのが とても上手になるお子さんが多いと思います。我が子達にやっていたのですが、子供が何か 伝えようと話してくれた時に、「ふーん。そうなんだねー」と反応するだけでなく、今子供が話したことを おうむ返しをするようにして「(子供が言った事)なんだね」と反応していました。

この時に、もし子供の表現が間違えていた場合は 間違いを指摘したりせずに、
「正しい表現方法で言い直しをして伝える」のはとてもおすすめです
子供達しっかり聞いています。

例えばお子さんに「何人家族なの?」と聞いて石を数えながら「1こ、2こ、3こ、4こ」と答えてくれたら 「1、2、3、4。1人、2人、3人、4人 4人家族だね」と数えながら返答する様なやりとりです

こういう会話を日々意識的に繰り返すと、子供の言葉とその表現力がぐんと伸びます。
我が子達の時もちょうど3歳前後くらいから意識して 私はやたらと子供の会話を繰り返しながら返答していたのを覚えています。

今でも、時々気になった時は同じ様な返答しています

長男が2、3歳時は、線路を作ってトーマスのストーリーを作りながら遊んでいたので
「トーマスが坂道でおっこちちゃった」などと言ってた時は「トーマスが坂道で線路から落ちちゃったんだね。脱線しちゃったね」などと返答していました。





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お顔スナック

2022-11-25 | デイケア
家族のお弁当とその他の食事、デイケアのスナックとランチ。。。毎日献立を考えるのは結構大変。。 本当は1週間か2週間毎に献立表を作成すると、親御さん達にも良いのだろうなと思うのですが、その通りに作れないであろ日も出てくるのと、毎回となると時間を作れるようにも思えず たいてい1日、2日前に 冷蔵庫を見て決めている状態

ああ〜お給料をお支払いできる余裕があればシェフを雇いたい。。。

スナック何にしよう。。金曜日になると思考が停止し始めて。。これにしようかな。。と「食べる?」と聞いたら「それは食べない」と言われ

そっか。。そしたら何か食べたいものある?
と聞いたらチーズとりんごと、いちごだけ。とのことで

炊き込みご飯が多めに作ってしまってだいぶ残っていて、「おにぎり食べる」とコロコロおにぎりを作ったら「食べる!目みたい!」

あはは。。目か〜。うむ!なるほど! それならば!
と、こんな風にしてみたら、喜んでくれて。

「もっと食べる〜!」とおかわり。

何が食べたい?と聞いたらお皿にあったもの全部とのことで、

そしたら、お顔は自分で作ってみる?と提案するとそうしたいそうで
食べちゃって見本はなかったんだけど、こんな風だったかなと思い出しながら
作った様です

こういう遊び心のあるスナックも楽しいね



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足跡&トマト達

2022-11-23 | デイケア
今週は日中少し暖かいようで嬉しい。

所々で残っている雪に、動物の足跡。

リスか、ネズミかな? 多分リスかな。

と、思うのですが 3歳のお子さん達に「誰の足跡かなあ?」と聞いてみると
全員が「自分のだ」と言います(笑)

え!? 自分達の足、結構大きくなってるよ(笑)

この横に、自分のブーツの足跡も作って遊びました

こちらは春先に それぞれのお子さん用に種まきした苗を持って帰る際に、多すぎるかもと、プランターに適当に植えたトマト

7月の段階では育ちがいまいちでしたが、お隣さんの水やりマジックにて、日本から戻ってきた9月始めに、こんなモンスター級に成長。

成長がゆっくりだったから、実りも遅めで10月に入ってポコポコ実り始めました。
でも雪の予報が続き、デイケアのお子さん達と引っこ抜き、緑のトマトを収穫。

思っていた以上の量で、室内にしばらく置いておいたら 最近黄色いトマトになりました! 水やりをしてくれたお隣さんにもお裾分けしてもこの量。


トマトが好きじゃない子達とか、赤じゃないと食べたくないというお子さんもいるんだけど、気にせず食べてくれる子達と、我が家で消費の真っ最中。



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タイミング悪し

2022-11-22 | 日常の出来事
今年は落ち葉収集のタイミングが本当に良くなかった。。
通りに集めておけば袋に入れなくても市が収集に来てくれる週に合わせて庭先を綺麗にしたのに、その時に全く片付けず、落ち葉で埋め尽くされていたお向かいの家の葉っぱが、予想通りに風でうちと右隣の家の庭に全部飛ばされてきて、左隣の庭を掃除してる人が、なぜかそこの家の葉っぱをうちの庭に故意に!?電動の送風機で送ってきて、それを週末に片付けようと思っていたら積雪。

そして、今日は2週間に1度の庭からの植物のゴミ収集がシーズン最後。
今日を逃したら、クリスマスツリーの回収だけあるけれど、基本春まで回収なし。 積もらせたままなら 肥やしにしてしまえばよいのだけど、我が家は子供達とお預かりの子達も雪遊びをするので、葉っぱがあまりに多いと、ちょっと邪魔なんですよね。。。色も茶色くなるし。

なので、今朝可能な限り、雪から書き出せた落ち葉を袋に詰めたんだけど、それでもまだまだ沢山凍った雪の下に残っている状態。

その上、回収業社が1袋ひっくり返して。。そのまま道路に散らかしたまま行っちゃったんだよね。
しかもその袋。落ち葉だけじゃなくて、プランターから引っこ抜いた野菜や花の枯れた部分なんかも入ってて。。よりによって、なんでこの袋ひっくり返すかなあ。。。

がっかりですよ。

しかも今日は少し気温があがって、日向の雪とけてるし。

明日以降が落ち葉回収の最終日のところは、最後にがんばって掃除できるチャンスがあっていいな。

タイミングが合わなくて本当に残念だ



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受験による歪み!?

2022-11-21 | 学校関係
残念な事に、今すぐに変えられることではないのが現状でしょうから、まさに受験合格に向けて頑張っているご家族をもし傷つけてしまったら申し訳ないのですが。

突っ込まずにはいられない(うざかったらごめんなさい)。。なんじゃこりゃ。
見出し、大袈裟じゃない???


アンケート総数たったの400人ちょっとからのデータ。
しかも全国で400人の親って。。。あまりにもデータ数少なすぎない?

文科省のHPからのエクセルデータによると日本の小学生人口600万人以上のようなので、大多数の親御さん達はこの歪んだ価値観が、将来の子供にとって良い事は無いことに気づいていると信じたい

もしも400人ではなく、400万人の親御さん達が、このアンケート結果のように小学校のクラスを教科のレベル別にしてほしいなんて思っているのだとしたら、日本の教育終わってる。。。

受験があることで教育観が歪んでいるとしか思えない
と、感じさせられる内容でした

そもそもこのアンケート対象の保護者とはどういう家庭環境で、受験への感心度があるご家庭なのかも不明なので、データを鵜呑みにしないのがいいと思いますが、この、見出し、いやらしいね〜。歪んだ価値観を広げる。
これをこのまま「そうなのか〜」とこっち側に流れないで欲しいですね

400万人の親御さん対象のデータみたいな〜。

カナダにも同様の考えを持つ親御さん達は少なからずいます。

でも「多様性」「インクルーシブ」という考えがカナダでも世界の他の国の教育現場でも浸透しつつある中、このアンケートに答えた半数以上の親御さん達は、「古い教育観に執着してこだわっている」事に気がついて欲しいな。

偏差値のような数字で人の優劣を判断し、周囲よりも優越感に浸るような大人に自分の子供がなって欲しいのでしょうか

それとも、色々な得意不得をもつ人達とお互いの得意を尊重しながら創造していける力を持つ大人になって欲しいでしょうか。

どの親御さん達も、我が子を思って、将来を心配して一生懸命なんだと思います。でも、それは見方を変えれば「我が子のことしか見えていない。考えていない。」しかも狭い視野で。
多様性やインクルーシブな考え方とは正反対だし、もしかしたら その親御さん達には理解できない事なのかもしれない。。。とすら思ってしまう。

受験という呪縛に取り憑かれている事で、せっかく子供自身がグローバルな視点を身につけられる機会があっても 恐らくその感性が育っていない為に、親子共々学ぶ機会を奪われてしまう。
視野も心も広がるどころか とても狭くなってしまうのでは?

誰しも得意不得意があるのが当然で
それは受験の合否に関係してくる筆記試験で判断される事柄に限らずなのにね。

以前Howard GardnerさんのMultiple Intelligencesをご紹介した事がありますが
どの子にも、少なくとも1つまたはそれ以上の得意があります。その中には筆記試験だけでは見抜けない秀でた素晴らしい才能もたくさんあるんです

社会とは、それぞれの得意を生かせることで、健全に成立すると私は思っています
自分の子供にどんな得意があるのか、それを見つけて応援するの、楽しいと思いませんか。

バリアによって人を疎外したり、振り落とすのではなく、バリアに気がついたら、それを限りなく小さく、または取り除き、バリアフリーにできる力。そんなクリエイティブな事ができちゃう才能素敵じゃない?

色々な子達が集まるから面白い小学校の頃から、テストの点数に一喜一憂して、特定科目の得意不得意で周りと比べているような学習環境では 多様性も創造性も学べないですよね。ましてや偏差値や合否で人の才能の有無を判断したり、自己肯定感すら左右されてしまうなんて、本当に愚かな事であり、家族との時間、友達との時間をたくさん削って、受験の為にと大量の時間とお金を費やすののとてももったい。

喜んでいるのは受験ビジネスの業界じゃない??

もったいなすぎるよ〜
心が受験病にいかれちまってる。。と思うのは、きっと私だけではないはず
周りと比べるから、心も病む。これは大人自身もわかっている事だと思うのに。

語学や数学の難しい問題に挑戦して、試験勉強スタイルの学習が好きな子は、どんどんやればいい。目標に向かって頑張る事は、素晴らしい事だけれど
その目標は必ずしも「受験合格」である必要なないと思いません?

でも日本は、受験に合格しないと行きたい学校へ進学できないのも現状。

世界を見渡せば、日本や近隣国のような受験制度がなくても才能を活かしている天才達はあちらこちらにいますよ。
日本にも今とは異なる進学制度を設けられないんでしょうかね。

子供はその時感じてる興味に注ぐ時間をたっぷり作る事で、そこから発見も学びも自分で広げていける力を持っています。あれこれ短期に突っ込まなくても、その学習に適した時期が来ると、自分から興味の範囲も広げていける。
結果的に、知識も教養も深まっていく。

探究学習は、時間はかかります。

親にできる事は、子供の興味関心事に耳を傾け観察し応援し続ける事。必要があればサポートをすること。興味の対象は年齢によっても変化しますが、その興味に共通する事柄もだんだん見えてきます

子供時代だからこそ、思い切り遊べる。
小中学生の今だからこそ、友達との時間、家族旅行も楽しめる。
仕事や提出物の締め切りに追われることのない時だかこそ、失敗もどんどん経験して、面白いな。と思ったことに自分の興味に時間を費やせる。

そうやって伸び伸びと、周りのお友達とも時間を過ごせる子供時代を送った大人が作る未来の社会には、わくわくがたくさん生まれそうじゃない?





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まさか。。再来?

2022-11-20 | 日常の出来事
この週末は極寒が続きました
雪が積もったので、子供達はソリに。。なんて話していたけれど、あまりに強風で寒いので家で過ごしていました

長男がSKの頃だったと思うから、8年前くらいになるのかな。
寒くて長〜い冬がありました。

私がカナダに来てからの11月の雪は残らない事が多く、この6、7年は暖冬でクリスマスも雪がないのでは?なんて年も珍しくなかったけれど、あの時は11月に降った雪が3月か4月頃までずーと残っていて、しかも寒くて学校への送り迎えがとても大変でした。
2月はほぼ毎日マイナス20度前後で小さい子達は外遊びがほとんどできず。

まさか今年はそんな冬が再び。。。と思ったら
まだ少し気温が上がるようでよかった。

寒い日が続くと、時間の流れが急に遅く感じるのはなぜなんでしょう。。。

春まであと5ヶ月。。。いやもしかしたら半年!?



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3歳児達と季節についての話

2022-11-18 | デイケア
11月前半は11月とは思えないポカポカ陽気が続きとても過ごしやすかったのに、後半に入って急に冬突入です。
ちょうど雪が降る前日に、だいぶ庭のどんぐりの葉が落ち、次の火曜日が落ち葉の回収日だったので、週末にでも集めて袋に入れなくては。。と思っていたら、落ち葉が隠れてしまうほどの積雪な上に、しっかりと冷え込んできて解けないじゃん。。。


9月の後半から、お預かりの3歳の子達と「季節」について何度か話しています。

私の方では、できるだけ正解を早めに言わずに、子供達の考えを聞くことに重点を置いてきました。

9月の終わり。まだ暖かく、紅葉が始まったけれど、まだ多くの木は緑の葉っぱをつけていることも教えてくれました

「季節」って聞いたことある? 
これにはあまりピンときていない様子。

「春、夏、秋、冬」って聞いたことある?
これに対しては何人かは「知ってる!」と答えてくれました

「そしたら今は 春かな? 夏かな? 秋かな? 冬かな?」と聞いてみると
「春!」
「夏!」
「冬!」と、答えもそれぞれ。

そして、それぞれの季節のイメージを聞いてみました
「春ってどんな感じ?」
「夏ってどんな感じ?」

この質問はちょっと難しかったようなので

私の方で、まずはわかりやすい2つの季節について
「夏は暑くてプールに入りたくなる。ビーチに行って湖で遊んだりするよ。
冬は寒くて水も冷たい。スキー、スケート、雪遊びができるよ。」と伝えました

お散歩途中では、紅葉が始まった木の落ち葉の色について聞いてみたりしました。
落ちている葉っぱの周りには「赤、オレンジ、黄色」の葉っぱがあることに気がついてくれました

でも周りをみると、「緑色の葉っぱ」をつけた木もありました

別の日にもまた 同じ質問をしてみました
すると
「夏!」
「冬!」などと答えが返ってきて、その理由を聞いてみると

「太陽があるから夏!」
「寒いから冬!」(少し肌寒い日ではありました)
どちらもなるほど!と思える素敵な答えだな〜と思いました。

そこで、季節のイメージ写真を4枚見せました。
お花が沢山咲いている春
森の中が緑色の夏
森の中が黄色や赤の秋
森の葉っぱが無くなって、雪景色の冬

もちろん、この間の季節というのも必ずありますが、ひとまず4つの季節の特徴を色や景色から感じてもらいました

そこで、外をみてもらい、当時 庭の木がちょうど紅葉していたので「今は春?夏?秋?冬?どれかな?」と聞いてみたら
「秋!!」との答えが返ってきました!

大正解でーす

つい10日ほど前、落ち葉が沢山で、落ち葉パーティをしていた時にも

「今は 春かな? 夏かな? 秋かな? 冬かな?」と聞いてみると

「秋ー!」と答えてくれる子達がいました

「どうして秋だと思う?」と聞くと
「葉っぱが黄色い。葉っぱが落ちてる」などと答えが返ってきました

そして、今週雪が思っていたよりも積もり、服装も冬装備になり

「今は 春かな? 夏かな? 秋かな? 冬かな?」と聞いてみると

「冬ー!」と答えてくれる子達がいました

その理由を聞いてみると
「雪があるからー!」

感動しません? 

私は子供達とのこういったやりとりが楽しいなと感じます

最初から教えるというよりも、子供が感じたこと、思ったことをその時使える言葉にして伝えてもらうことで、子供の中でも考えるし、言葉も感性も発達します

少しヒントを出しながら、日常から感じて学んでいく過程。

きっと「春夏秋冬」の言葉は、どこかで聞いたことはあったと思います。私も日々の会話でなんとなく使っていたと思います。

でもそれが、何を表す言葉なのかを、3歳の子達が少しずつ理解していく様子がいいなって思います。




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3歳児達と雪を使った実験

2022-11-17 | デイケア
今週、雪が少し積もりまして、雪遊びをしていたら、夏の水遊びに使っていたこちらの容器に雪を入れているお子さんがいたので

「ねえねえ、この雪をおうちの中に持っていったらどうなるかなあ?」と3歳児達に聞いてみたところ、「ん。。。。雪!」とのお返事(全員一致)

それじゃあ実験してみよう!
テーブルに置いて、少し遊んでいる間に、私はスナックを用意。
食べる前に「あれ?雪どうなったかな?」と聞いてみると


「小さくなった!」
「水〜!」とのお返事。

そしてこの後完全に水になり
「解けて水になったー!」と言っていたお子さんもいました

面白かったみたいで、またやるー!と今度は前回よりもたくさん入れていました



しばらくすると。。。。。

あら?

「あんなにたくさん入れたのに、小さくなっちゃったー!」

そしてこれも完全に解けてお水になりました

そこで、夕方までいたお子さん達に もう1つ質問をしてみました

「この雪が解けてお水になったボトルを、夜寝ている間に外に出しておいたらどうなるかなあ?」

すると「お水ー!」(全員一致)との答えが返ってきたので
今週のお預かり最後のお子さんは、ボトルを持ち帰っておうちで実験。

今日も来てくれる予定のお子さんの分は、外に置いておき、今朝来てくれた子達にも、昨日の実験のレビューをしてから

これ、夜寝ている間ずっと外に置いておいたんだけど、お水どうなったと思う?

と聞いてみると「水ー!」とか「雪ー!」という答えが返ってきました

そして見せると、見た目は「水」

なので、どうなったかな?とボトルを見せると「お水ー!」との答え

そこで、容器をさかさまにしてみると。。。。

あれ???

溢れないよ???? なんでだ〜???
(写真だと上部が氷です)

中を覗き込んだり、ひっくり返してみて
「氷だー!」と答えが返ってきました。

正解!!!

容器の外から「氷、あったかい?冷たい?」と感覚を聞いてみると
「冷たい!」とのこと。

この氷をなんとか取り出そうと 色々試していました。
なかなか取り出せないんだけど、少し時間が経つと部屋が暖かいので
あら?水疱が!!
あら? あら? あらら〜?

再び氷がとけてお水になったー!!!

この変化が面白かったみたいで「また氷作るー!」と、みんな言ってました。

ただ、氷になるのは時間がかかるので、再び雪を入れて、室内に置いておき、持って帰れた子は、お家で実験してもらうことにしました

楽しい理科の実験ですが、今回の場合は一人1本。など、個別に容器などを渡せる際に マスキングテープなどにお子さん達の名前を書いて
「どれが自分の名前だかわかる?」と聞いてみるのですが、文字に少しずつ興味を持ち始める3歳頃のお子さん達、自分の名前は最初に認識する文字である事も多く、まだちゃんと読めなくても(読める子もいるけれど)、「見たことのある形」という認識も使って、自分の名前を選べる子が多いです

文字の認識遊びとしても、使えます。

今日お預かりしていた3歳のお子さん達3人は、全員自分の名前を見つける事ができていました。渡す前にもう一度見せて、1文字1文字指で当てて「た ろ う」などと読んで見せると、文字の認識する力につながるので、普段の遊びの中で取り入れるのおすすめです。






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靴はニコニコさん効果

2022-11-16 | デイケア
以前もブログで何度か紹介しましたが、これおすすめです
靴起き。我が家では通称「にこにこさん」
色は早く来た子から選んでもらうことが多いですが、適当に置いておいても、これで喧嘩になることはないですね。

以前は壁にフックもあったのですが、これは悲しいことに、何度壁に取り付けても、力づくで外されてしまうことが何度か続き(なんとなく存在が気になったり、取れそうと思うと取りたくなる気持ちはわかるんだけどね)、その度に壁に穴があき、修繕が大変なので(その時間もない)、ある時期から箱に置き換えました。

みんなが帰った後や週末は箱を積み重ねて片付けておけば良いので、なかなか便利です


こんな感じで、みんな自分でおいてくれます。
忘れちゃった時や、裏庭で遊んでパディオから出入りした時も「靴、ニコニコさんに置いてこれる?」と聞くと、大抵みんな持っていてくれます


1歳半のお子さん達も置いてくれます

冬場雪で濡れた時は、少しマットの上で水分を吸わせてから、玄関近くを通るついでに伝えたり、誰かが「あれ?靴が置いてない!」と気がついた時に、ここへ移動させたり。

次男もこれくらいの年齢の時は 同じようにやってくれたんだけどねー
今は、雑に脱ぎ捨ててることの方が多く、時々「次男用にもニコニコさん置く?」と聞くと ささっと丁寧においてくれます(笑)





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今週は粘土遊びたくさん

2022-11-16 | デイケア
先週後半からこの1週間は「粘土やりたーい」の一言から、粘土遊びにみんな夢中です
かわいいよね。

みんな楽しそうなので、もっと沢山あった方が楽しいかなと、久しぶりに作ることにしました

柔らかいと小麦粉を足して、このグチャグチャ遊びを好んで参加してれる子と、粘土は好きだけど、手がベタベタは嫌なお子さんと別れますが、この日はそういう感覚遊びも好きな子達が、楽しそうに作ってくれました

大きなピザを作ったり

おかあさんに。と可愛い大きさのピザを作ったり

お団子沢山作ったり

バイキンマンが、蚊に変身して

蚊作りをしたり(笑) 

私に誕生日ケーキを作ってくれたり

形を自由に変えられる粘土。小さなお子さん達の人気遊びの1つですね〜



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日本人っぽい目の表情!?

2022-11-14 | 学校関係
代行のお仕事で小学校のアフタースクールへ行ったのですが、そこで初めて会った次男くらいの年の子が、サークルタイムで床に座っていた時に すっと私の横に来て、寄りかかるようにジャケットの袖につかまってきたんです

疲れてるのかな?と、まー嫌な気はしないので、特にそこに抵抗はせず たわいもない会話をしていたのですが、その子が外へ出るときに私の方へ来て

「日本人?」と聞いてきたんです。

びっくりしました。

だって、小学校3年生くらいの子が、中国人でも韓国人でもなく「日本人」と聞いてきたので。

「そうだけど、どうして日本人だと思ったの? 日本人のお友達がいるの?」と聞いてみると、日本人の友達がいるわけではなさそうでしたが

「目の表情」と言ってました。

へえ〜そうなのか〜
びっくり。

しかも私はマスクをしていたので、鼻と口はマスクの中。

すごくない?

その子の中では、中国人でも韓国人でもない日本人かな?ってのを目の表情で見分けているという、感覚的センス? すごい子だ!と思いました

その子が「私がどこの国からきたかわかる?」と聞いてきて
「う。。ん。。わからない。。どこなの?」と聞くと

「ウクライナ」だとのことでした。

あ。。。そっか。。。 戦争がきっかけで来たのか、その前から来ていたのか 状況も状況なので、私もどこまで聞いて良い事なのか わからなくて。。
そうなんだね。今たいへんなことになってて悲しいね。程度のことしか言えませんでした。

日本人の皆さん。目の表情に特徴があるみたいですよ〜



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降りました

2022-11-13 | 日常の出来事
11月にしては珍しく暖かい日が続いて、あっという間に中旬。早いなあ。。
この週末は、降りました。雪。まだ少しだけど

寒そうでしょ〜。0度前後です

ケールとネギ、どうしようかな。。凍っても、炒めたり、スープに入れてしまえば食べられるから、ここで凍らせておくのもあり?? 
それとも全部収穫してしまおうか。。と迷って 今回はいつも通り食べる分だけ。

ケールっておいしいよね〜。私はごま油で炒めて、軽く塩をふったのが好き。
いくらでも食べられる。

ほとんどとけちゃったけど、少し積もりました

庭、ガレージ、物置と寒くなる前に片付けたいね。。と話していたものの
なかなかね、、、私自身が今週もだけど 自分の学業の方で手一杯。。寒かったからいいんだけど、缶詰状態でした。

1日があっという間に過ぎていってしまい、また月曜日がやってきます
早い。。とにかく早い。。。。 

このままいくと、あっという間におばあさん??

その前にこれから来る冬があっという間に春になったら嬉しいのになあ。
なぜか、長いのよね。。ここからが。


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