毎日新聞 川内原発:初の地元説明…再稼働へ同意手続き開始 より。
説明の後、質問するため手を挙げる住民=鹿児島県薩摩川内市の川内文化ホールで2014年10月9日午後8時19分、和田大典撮影
http://mainichi.jp/graph/2014/10/10/20141010k0000m040087000c/001.html
「意味不明な解説」、「説明になっていない解説」を行ったのか?。
「原発再稼働ありき」は、もはや許される事ではない!。
原発が無くても電力は十分に足りているのだ。
今後の日本の発電は「安全・安心」な「自然エネルギー発電」で電力供給する事が、「本来の日本としてのあるべき姿」と言う事が言える。
現時点の日本の発電技術おいては、「自然エネルギー発電」だけで、十分に発電出来る技術を備えているのだ。
その事を推進し、標準化する事が日本としての役割と言える。
原子力による発電は、万が一の時の対策が完成していないので、川内原発が、「福島のような事」が発生した場合、一帯は「死の地域」と言う状況になってしまうのだ。
この事は、農業や漁業も駄目になり、更には人も生活出来なくなる為に、「経済活動が、全く出来なくなる地域」を作ってしまうと言う事になる。
100年くらい経過すれば、放射能も多少は弱くなってくる事が予想出来るが、その間は「今の福島原発周辺」と同じように経済・社会活動も普通に出来ないと言う事になる。
企業もそのような所には、支社や店などは出店するはずも無い。
平和な地方都市・地区であっても、半年くらいで、「過疎」以上の「破綻自治体」となってしまうのだ。
そのようになっても、国や電力会社は「十分な補償を行わない」と言う事が言える。
「大好きな地元」、原発はあるべきではないのだ。
そのような大事故、「極めて深刻な事態」を発生させるような可能性を秘めた、「川内原発再稼働」は行うべきではない。
各記事参照
川内原発:初の地元説明…再稼働へ同意手続き開始
毎日新聞 2014年10月09日 21時59分(最終更新 10月09日 23時19分)
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全国の原発の中で初めて国の新規制基準に適合した九州電力川内(せんだい)原発が立地する鹿児島県薩摩川内市で9日、地元住民説明会が初めて開かれ、原子力規制庁の担当者が適合理由などを説明した。
説明会は15日まで周辺5市町で順次開催される。
伊藤祐一郎知事は年内に再稼働の可否を判断する見込みで、再稼働に必要な地元同意手続きが本格的に始まった。
説明会は県と市の共催で、会場の川内文化ホール(座席数約1200)はほぼ満員となった。
市内48地区のコミュニティーセンターでもテレビ中継された。
原子力規制庁の市村知也・安全規制管理官は、九電による川内原発の地震、津波、火山、重大事故などへの安全対策が、福島第1原発事故後に作られた新規制基準を満たしていると結論づけた審査結果について説明。
「事故は発生しうると考え、あらかじめ対策を考えようと発想を転換した。厳しい状態になってもできることを最大限行うための体制を(九電に)求めた」と述べた。
会場からは「使用済み核燃料は再稼働すればどんどんたまる。これをどうするか不安だ」などと安全性に関する質問が相次いだ。
今後、説明会は原発の防災対策の重点区域になっている30キロ圏の日置市、いちき串木野市、阿久根市、さつま町でも開かれる。
だが、伊藤知事は再稼働に同意が必要な「地元」を県と薩摩川内市に限定しており、同市以外の説明会が知事の判断にどう反映されるのか明確にされていない。【宝満志郎、津島史人】
http://mainichi.jp/select/news/20141010k0000m040087000c.html
川内原発、説明会が終了 審査や運営に住民不満も
2014/10/9 22:08
九州電力の川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に向け、初めての住民説明会が9日、同市内で開かれた。
原子力規制庁の市村知也・安全規制管理官は、「福島原発事故の教訓をとりいれて規制を徹底的に見直した」と理解を求めた。
予定を30分近く超過し、午後8時55分ごろ終了した。
説明会は15日までに県内計5カ所で予定され、県と市は原発の安全性について住民の理解を得たうえで再稼働同意の手続きに入りたい考えだ。
川内原発の再稼働をめぐる住民説明会で、規制庁の担当者の話を聞く参加者(9日夜、鹿児島県薩摩川内市)
http://www.nikkei.com/content/pic/20141009/96958A9E93819891E2EB9AE0E28DE2EBE3E2E0E2E3E6E2E2E2E2E2E2-DSXBZO7822218009102014I00001-PB1-2.jpg
原子力規制委員会が9月10日、川内原発1、2号機に安全審査合格を出し、同原発は再稼働第1号となる見通しだ。
10月9日夜は会場の川内文化ホール(同市)に住民約1000人が参加し、ほぼ満員となった。
説明会は午後7時ころにスタート。
質疑応答では住民の男性が「原子力規制委員会の安全審査は科学的、技術的に厳正とはいえない」とただした。
また、ある女性は「説明会の参加者を締め出すかのように、抽選とするのはいかがなものか」などとし、説明会の運営に対する不満の声も出た。
規制庁は「(規制の)基準を大幅に引き上げて、リスクを大幅に引き下げた」などと応じた。
説明会終了後、薩摩川内市の岩切秀雄市長は「様々な質問があったことで川内原発の安全性についての理解が進んだ」とのコメントを発表。
「立地自治体として今後、市議会の議論を踏まえて判断したい」とした。
鹿児島県の伊藤祐一郎知事も「残る4会場でも同様の説明を御願いしたい」とのコメントを公表した。
規制庁の市村・安全規制管理官は終了後に記者会見し、「この1年2カ月、大変な苦労をして審査してきた。できるだけわかりやすく説明できた」と述べた。
再稼働への地元同意は原子力規制委員会の認可手続きと並び、再稼働の条件となっている。
立地自治体である鹿児島県と薩摩川内市は同意手続きに入るには、国が関与する形で安全性などを住民に説明し理解を得ることを前提としていた。
県内での住民説明会はこの後、日置、いちき串木野、阿久根の各市とさつま町の4カ所で開かれる。
その結果を踏まえ、薩摩川内市議会と岩切市長、鹿児島県議会と伊藤知事が再稼働への態度を表明する手続きに入る見通し。
同市長、県知事とも従来から早期再稼働を求めており、最終的に同意する可能性が高い。
川内原発の30キロ圏には薩摩川内を含めて9市町が立地している。
このうち日置、いちき串木野の両市議会は9月末、再稼働の同意が必要な「地元扱い」を求める意見書を可決した。
出水市も鹿児島市など周辺6市町の首長による地元の範囲についての協議を呼び掛ける。
周辺自治体からは、原発事故が発生した場合に避難が必要になるにもかかかわらず、意思表示の蚊帳の外に置かれていることへの不満が出始めている。
伊藤知事は同意の必要がある自治体を「県と薩摩川内市で十分」との主張を繰り返している。
県と周辺自治体の溝は今のところ埋まっていない。
九電は今月8日、原子力規制委員会に川内1号機の安全対策工事の詳細な設計内容を記した「工事計画」などの書類を提出したが、2号機分は提出できていない。
加えて規制委による計画内容の審査や「使用前検査」にも2~3カ月かかるとみられる。
地元同意に手間取れば再稼働はさらにずれ込む可能性がある。
川内原発再稼働 「地元」範囲巡り綱引き (2014/10/8 11:20) [有料会員限定]
首相「川内原発、再稼働へ安全性確保」 (2014/10/8 1:29)
規制委はもっと自らの言葉を持て(社説) (2014/10/7 3:30)
環境版ダボス会議、日本で毎年開催へ (2014/10/9 1:22)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASJC09H20_Z01C14A0000000/
川内原発:「残念で乱暴な説明」…賛成、反対双方から反発
毎日新聞 2014年10月09日 22時14分(最終更新 10月09日 23時41分)
説明の後、質問をする住民=鹿児島県薩摩川内市の川内文化ホールで2014年10月9日午後8時14分、和田大典撮影
http://mainichi.jp/graph/2014/10/10/20141010k0000m040095000c/001.html
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1000人を超す市民で埋まった会場に怒号が飛び交った。
九州電力川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市で9日開かれた住民説明会。
川内原発が国の新規制基準に適合した理由を説明する原子力規制庁の職員に対し、住民たちは「子供と孫に責任を持てるのか」と迫り、再稼働賛成派からも「説明が足りない」といった声が聞かれた。
賛成、反対双方を納得させるには至らず、再稼働に向けた地元手続きは最初からつまずく格好となった。
「説明に全く説得力がない」「まことに残念で乱暴な説明」。
説明後、参加者から厳しい指摘が相次ぐと、壇上の説明者は「法にのっとって真摯(しんし)に対応してきたつもり」「絶対安全には到達し得ない」と対応。
怒りの声が会場に何度も飛んだ。
また、主催する県と市が参加者を抽選で絞り、会場での録音も禁止したことを「何のための説明会か」と迫る場面もあった。
一方で、再稼働に賛成する参加者からは「安全が確保された」という声もあった。
同県の伊藤祐一郎知事は、説明会での雰囲気を再稼働の判断材料の一つにする意向。
しかし、参加者向けに配布されたアンケートは、「地震対策」や「津波対策」など12の項目に丸を付け、説明会に参加して「良かった」か「良くなかった」を聞くだけの簡単な質問のみで、結果がどう反映されるかは不透明だ。
原発から10キロ圏内に住む福山登さん(50)は再稼働に反対する。
「話を聞いても、説明不足で安全とは思えなかった」と憤慨した。
薩摩川内市の教員、瀬戸ちえみさん(49)は、専門家から過小評価されていると指摘されている地震への評価を「聞きたい」と参加したが、会場で示された根拠について「全く理解できなかった。リスクがあるなら押しつけるなといいたい」と漏らした。【津島史人、宝満志郎、杣谷健太、土田暁彦】
http://mainichi.jp/select/news/20141010k0000m040095000c.html
川内原発、再稼働反対多く 地元で初の住民説明会
鹿児島県薩摩川内市で開かれた、川内原発の再稼働に関する住民説明会=9日夜
http://img.47news.jp/PN/201410/PN2014100901001530.-.-.CI0003.jpg
九州電力川内原発が立地する鹿児島県と薩摩川内市は9日、原子力規制委員会が新規制基準に適合するとした川内原発の審査結果に関し、初の住民説明会を薩摩川内市で開いた。
再稼働に向けた手続きの一環。参加した住民からは「地震の揺れを過小評価している」など新規制基準の適合決定に批判が相次ぎ、再稼働に反対する声が多く、賛成は少なかった。
政府は、川内原発が新基準に適合したことで再稼働を進める方針。
全国で最も早く再稼働するとみられるが、重大事故時の避難計画の実効性を疑う声も根強く、説明会でも厳しい意見が多く出たことで今後、再稼働への反発が一段と強まる可能性もある。
2014/10/09 22:21 【共同通信】
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川内原発で住民説明会 新基準適合の結果めぐり【共同通信】
もっと知りたい ニュースの「言葉」
原子力規制委員会(2014年6月11日)原発の再稼働に向けた審査や事故対応、放射線モニタリング、核不拡散の保障措置など原子力の規制を一元的に担う組織。環境省の外局だが、独立した権限を持つ。福島の原発事故の反省を踏まえ、原発推進の経済産業省から規制部門の原子力安全・保安院を分離し、原子力安全委員会や文部科学省の関連部門を統合して2012年9月に発足。委員長は任期が5年。一度に全員が入れ替わらないよう現在の委員4人の任期は2~3年だが、後任の委員は5年になる。
川内原発(2014年10月9日)鹿児島県薩摩川内市にある九州電力の加圧水型軽水炉(PWR)。1、2号機があり、出力は各89万㌗。1984年、85年にそれぞれ営業運転を始めた。東京電力福島第1原発事故時は運転中で、2011年9月までに2基とも定期検査入りし停止した。原発の新規制基準が施行された13年7月、九電は2基の審査を原子力規制委員会に申請。今年9月、規制委は新基準に適合するとした「審査書」を決定した。
http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014100901001452.html
再稼働に懸念相次ぐ=川内原発審査で説明会-鹿児島
九州電力川内原発の地元で開かれた住民説明会。原子力規制庁の担当者らが壇上で説明した=9日夜、鹿児島県薩摩川内市
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014100900491&p=0141009at70&rel=pv
原子力規制委員会が九州電力川内原発(鹿児島県)の審査書を決定したことを受け、県などは9日夜、同原発がある薩摩川内市で住民説明会を開いた。
規制委事務局の原子力規制庁が九電の地震や火山、津波対策などの審査内容を説明。
住民からは再稼働に懸念を示す意見や質問が相次いだ。
説明会は原発から半径30キロ圏内にある5市町で、15日までに5回開催する。
初回は約1000人が参加し、会場はほぼ満席になった。
主催者側の伊藤祐一郎知事と岩切秀雄薩摩川内市長も出席した。
規制庁の原子力規制企画課長らが50分程度説明し、住民らは静かに聞き入った。
質疑応答では「津波と台風の高潮などが重なった場合の対応はしているのか」などの質問が出たほか、「福島の事故が収束していないのに、再稼働は拙速ではないか」「市は避難計画を再稼働判断の基準に入れてほしい」など、不安や懸念を示す意見が続いた。(2014/10/09-22:36)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014100900491
川内原発、再稼働同意に向け大詰め 住民説明会始まる
中島健、田中啓介
2014年10月9日22時51分
説明会に出席した住民ら=9日夜、鹿児島県薩摩川内市、長沢幹城撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20141009005348.html
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20141009004747.html
九州電力川内原発に対する原子力規制委員会の審査結果についての住民説明会が9日、原発がある鹿児島県薩摩川内市を皮切りに始まった。
県と地元市町の共催で、15日まで原発30キロ圏の計5カ所で開く。
伊藤祐一郎知事は説明会での参加者の理解度を再稼働の同意の判断材料の一つと位置づけており、説明会を機に同意判断に向けた動きが本格化した。
住民1100人余が参加したこの日の説明会では、規制委の事務局を務める原子力規制庁の安全規制管理官が先月決定した審査書について、地震や津波、火山噴火などへの九電の安全対策が新規制基準を満たすと判断した理由などを述べた。
伊藤知事も出席した。
住民からは「重大事故対策が有効か、事業者と異なる角度からのチェックがされていないのではないか」といった質問が出た。
http://www.asahi.com/articles/ASGB83K66GB8TLTB00C.html
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http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/9a51cbdb865fd91b4d04e9bd92f1e955
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http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/390a5168bb3b68106787d7942cc0df26
その他、多数。
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http://mainichi.jp/graph/2014/10/10/20141010k0000m040087000c/001.html
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市内48地区のコミュニティーセンターでもテレビ中継された。
原子力規制庁の市村知也・安全規制管理官は、九電による川内原発の地震、津波、火山、重大事故などへの安全対策が、福島第1原発事故後に作られた新規制基準を満たしていると結論づけた審査結果について説明。
「事故は発生しうると考え、あらかじめ対策を考えようと発想を転換した。厳しい状態になってもできることを最大限行うための体制を(九電に)求めた」と述べた。
会場からは「使用済み核燃料は再稼働すればどんどんたまる。これをどうするか不安だ」などと安全性に関する質問が相次いだ。
今後、説明会は原発の防災対策の重点区域になっている30キロ圏の日置市、いちき串木野市、阿久根市、さつま町でも開かれる。
だが、伊藤知事は再稼働に同意が必要な「地元」を県と薩摩川内市に限定しており、同市以外の説明会が知事の判断にどう反映されるのか明確にされていない。【宝満志郎、津島史人】
http://mainichi.jp/select/news/20141010k0000m040087000c.html
川内原発、説明会が終了 審査や運営に住民不満も
2014/10/9 22:08
九州電力の川内原子力発電所(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に向け、初めての住民説明会が9日、同市内で開かれた。
原子力規制庁の市村知也・安全規制管理官は、「福島原発事故の教訓をとりいれて規制を徹底的に見直した」と理解を求めた。
予定を30分近く超過し、午後8時55分ごろ終了した。
説明会は15日までに県内計5カ所で予定され、県と市は原発の安全性について住民の理解を得たうえで再稼働同意の手続きに入りたい考えだ。
川内原発の再稼働をめぐる住民説明会で、規制庁の担当者の話を聞く参加者(9日夜、鹿児島県薩摩川内市)
http://www.nikkei.com/content/pic/20141009/96958A9E93819891E2EB9AE0E28DE2EBE3E2E0E2E3E6E2E2E2E2E2E2-DSXBZO7822218009102014I00001-PB1-2.jpg
原子力規制委員会が9月10日、川内原発1、2号機に安全審査合格を出し、同原発は再稼働第1号となる見通しだ。
10月9日夜は会場の川内文化ホール(同市)に住民約1000人が参加し、ほぼ満員となった。
説明会は午後7時ころにスタート。
質疑応答では住民の男性が「原子力規制委員会の安全審査は科学的、技術的に厳正とはいえない」とただした。
また、ある女性は「説明会の参加者を締め出すかのように、抽選とするのはいかがなものか」などとし、説明会の運営に対する不満の声も出た。
規制庁は「(規制の)基準を大幅に引き上げて、リスクを大幅に引き下げた」などと応じた。
説明会終了後、薩摩川内市の岩切秀雄市長は「様々な質問があったことで川内原発の安全性についての理解が進んだ」とのコメントを発表。
「立地自治体として今後、市議会の議論を踏まえて判断したい」とした。
鹿児島県の伊藤祐一郎知事も「残る4会場でも同様の説明を御願いしたい」とのコメントを公表した。
規制庁の市村・安全規制管理官は終了後に記者会見し、「この1年2カ月、大変な苦労をして審査してきた。できるだけわかりやすく説明できた」と述べた。
再稼働への地元同意は原子力規制委員会の認可手続きと並び、再稼働の条件となっている。
立地自治体である鹿児島県と薩摩川内市は同意手続きに入るには、国が関与する形で安全性などを住民に説明し理解を得ることを前提としていた。
県内での住民説明会はこの後、日置、いちき串木野、阿久根の各市とさつま町の4カ所で開かれる。
その結果を踏まえ、薩摩川内市議会と岩切市長、鹿児島県議会と伊藤知事が再稼働への態度を表明する手続きに入る見通し。
同市長、県知事とも従来から早期再稼働を求めており、最終的に同意する可能性が高い。
川内原発の30キロ圏には薩摩川内を含めて9市町が立地している。
このうち日置、いちき串木野の両市議会は9月末、再稼働の同意が必要な「地元扱い」を求める意見書を可決した。
出水市も鹿児島市など周辺6市町の首長による地元の範囲についての協議を呼び掛ける。
周辺自治体からは、原発事故が発生した場合に避難が必要になるにもかかかわらず、意思表示の蚊帳の外に置かれていることへの不満が出始めている。
伊藤知事は同意の必要がある自治体を「県と薩摩川内市で十分」との主張を繰り返している。
県と周辺自治体の溝は今のところ埋まっていない。
九電は今月8日、原子力規制委員会に川内1号機の安全対策工事の詳細な設計内容を記した「工事計画」などの書類を提出したが、2号機分は提出できていない。
加えて規制委による計画内容の審査や「使用前検査」にも2~3カ月かかるとみられる。
地元同意に手間取れば再稼働はさらにずれ込む可能性がある。
川内原発再稼働 「地元」範囲巡り綱引き (2014/10/8 11:20) [有料会員限定]
首相「川内原発、再稼働へ安全性確保」 (2014/10/8 1:29)
規制委はもっと自らの言葉を持て(社説) (2014/10/7 3:30)
環境版ダボス会議、日本で毎年開催へ (2014/10/9 1:22)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASJC09H20_Z01C14A0000000/
川内原発:「残念で乱暴な説明」…賛成、反対双方から反発
毎日新聞 2014年10月09日 22時14分(最終更新 10月09日 23時41分)
説明の後、質問をする住民=鹿児島県薩摩川内市の川内文化ホールで2014年10月9日午後8時14分、和田大典撮影
http://mainichi.jp/graph/2014/10/10/20141010k0000m040095000c/001.html
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1000人を超す市民で埋まった会場に怒号が飛び交った。
九州電力川内原発が立地する鹿児島県薩摩川内市で9日開かれた住民説明会。
川内原発が国の新規制基準に適合した理由を説明する原子力規制庁の職員に対し、住民たちは「子供と孫に責任を持てるのか」と迫り、再稼働賛成派からも「説明が足りない」といった声が聞かれた。
賛成、反対双方を納得させるには至らず、再稼働に向けた地元手続きは最初からつまずく格好となった。
「説明に全く説得力がない」「まことに残念で乱暴な説明」。
説明後、参加者から厳しい指摘が相次ぐと、壇上の説明者は「法にのっとって真摯(しんし)に対応してきたつもり」「絶対安全には到達し得ない」と対応。
怒りの声が会場に何度も飛んだ。
また、主催する県と市が参加者を抽選で絞り、会場での録音も禁止したことを「何のための説明会か」と迫る場面もあった。
一方で、再稼働に賛成する参加者からは「安全が確保された」という声もあった。
同県の伊藤祐一郎知事は、説明会での雰囲気を再稼働の判断材料の一つにする意向。
しかし、参加者向けに配布されたアンケートは、「地震対策」や「津波対策」など12の項目に丸を付け、説明会に参加して「良かった」か「良くなかった」を聞くだけの簡単な質問のみで、結果がどう反映されるかは不透明だ。
原発から10キロ圏内に住む福山登さん(50)は再稼働に反対する。
「話を聞いても、説明不足で安全とは思えなかった」と憤慨した。
薩摩川内市の教員、瀬戸ちえみさん(49)は、専門家から過小評価されていると指摘されている地震への評価を「聞きたい」と参加したが、会場で示された根拠について「全く理解できなかった。リスクがあるなら押しつけるなといいたい」と漏らした。【津島史人、宝満志郎、杣谷健太、土田暁彦】
http://mainichi.jp/select/news/20141010k0000m040095000c.html
川内原発、再稼働反対多く 地元で初の住民説明会
鹿児島県薩摩川内市で開かれた、川内原発の再稼働に関する住民説明会=9日夜
http://img.47news.jp/PN/201410/PN2014100901001530.-.-.CI0003.jpg
九州電力川内原発が立地する鹿児島県と薩摩川内市は9日、原子力規制委員会が新規制基準に適合するとした川内原発の審査結果に関し、初の住民説明会を薩摩川内市で開いた。
再稼働に向けた手続きの一環。参加した住民からは「地震の揺れを過小評価している」など新規制基準の適合決定に批判が相次ぎ、再稼働に反対する声が多く、賛成は少なかった。
政府は、川内原発が新基準に適合したことで再稼働を進める方針。
全国で最も早く再稼働するとみられるが、重大事故時の避難計画の実効性を疑う声も根強く、説明会でも厳しい意見が多く出たことで今後、再稼働への反発が一段と強まる可能性もある。
2014/10/09 22:21 【共同通信】
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川内原発で住民説明会 新基準適合の結果めぐり【共同通信】
もっと知りたい ニュースの「言葉」
原子力規制委員会(2014年6月11日)原発の再稼働に向けた審査や事故対応、放射線モニタリング、核不拡散の保障措置など原子力の規制を一元的に担う組織。環境省の外局だが、独立した権限を持つ。福島の原発事故の反省を踏まえ、原発推進の経済産業省から規制部門の原子力安全・保安院を分離し、原子力安全委員会や文部科学省の関連部門を統合して2012年9月に発足。委員長は任期が5年。一度に全員が入れ替わらないよう現在の委員4人の任期は2~3年だが、後任の委員は5年になる。
川内原発(2014年10月9日)鹿児島県薩摩川内市にある九州電力の加圧水型軽水炉(PWR)。1、2号機があり、出力は各89万㌗。1984年、85年にそれぞれ営業運転を始めた。東京電力福島第1原発事故時は運転中で、2011年9月までに2基とも定期検査入りし停止した。原発の新規制基準が施行された13年7月、九電は2基の審査を原子力規制委員会に申請。今年9月、規制委は新基準に適合するとした「審査書」を決定した。
http://www.47news.jp/CN/201410/CN2014100901001452.html
再稼働に懸念相次ぐ=川内原発審査で説明会-鹿児島
九州電力川内原発の地元で開かれた住民説明会。原子力規制庁の担当者らが壇上で説明した=9日夜、鹿児島県薩摩川内市
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2014100900491&p=0141009at70&rel=pv
原子力規制委員会が九州電力川内原発(鹿児島県)の審査書を決定したことを受け、県などは9日夜、同原発がある薩摩川内市で住民説明会を開いた。
規制委事務局の原子力規制庁が九電の地震や火山、津波対策などの審査内容を説明。
住民からは再稼働に懸念を示す意見や質問が相次いだ。
説明会は原発から半径30キロ圏内にある5市町で、15日までに5回開催する。
初回は約1000人が参加し、会場はほぼ満席になった。
主催者側の伊藤祐一郎知事と岩切秀雄薩摩川内市長も出席した。
規制庁の原子力規制企画課長らが50分程度説明し、住民らは静かに聞き入った。
質疑応答では「津波と台風の高潮などが重なった場合の対応はしているのか」などの質問が出たほか、「福島の事故が収束していないのに、再稼働は拙速ではないか」「市は避難計画を再稼働判断の基準に入れてほしい」など、不安や懸念を示す意見が続いた。(2014/10/09-22:36)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014100900491
川内原発、再稼働同意に向け大詰め 住民説明会始まる
中島健、田中啓介
2014年10月9日22時51分
説明会に出席した住民ら=9日夜、鹿児島県薩摩川内市、長沢幹城撮影
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20141009005348.html
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20141009004747.html
九州電力川内原発に対する原子力規制委員会の審査結果についての住民説明会が9日、原発がある鹿児島県薩摩川内市を皮切りに始まった。
県と地元市町の共催で、15日まで原発30キロ圏の計5カ所で開く。
伊藤祐一郎知事は説明会での参加者の理解度を再稼働の同意の判断材料の一つと位置づけており、説明会を機に同意判断に向けた動きが本格化した。
住民1100人余が参加したこの日の説明会では、規制委の事務局を務める原子力規制庁の安全規制管理官が先月決定した審査書について、地震や津波、火山噴火などへの九電の安全対策が新規制基準を満たすと判断した理由などを述べた。
伊藤知事も出席した。
住民からは「重大事故対策が有効か、事業者と異なる角度からのチェックがされていないのではないか」といった質問が出た。
http://www.asahi.com/articles/ASGB83K66GB8TLTB00C.html
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放射性廃棄物最終処分場の選定~環境省、住民に説明無しで勝手に決定か?!(栃木県 塩谷町)(1)
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http://blog.goo.ne.jp/torl_001/e/390a5168bb3b68106787d7942cc0df26
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