人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

キェシロフスキ監督「二人のベロニカ」を観る~イレーヌ・ジャコブ抜きには考えられない作品:早稲田松竹

2018年01月22日 07時47分07秒 | 日記

22日(月)。わが家に来てから今日で1209日目を迎え、北朝鮮が当初 平昌冬季五輪の開催に合わせて韓国に派遣する三池淵(サムジョン)管弦楽団の現地事前調査団を20日から派遣するとしていたのに 直前になって突然理由を伝えず中止を申し入れていたが、20日になって、21日から訪韓させると韓国側に伝え 訪韓した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

          韓国で開く冬季オリンピックなのに 完全に挑戦的な北朝鮮に振り回されてね?

 

                     

 

早稲田松竹で「二人のベロニカ」を観ました これはクシシュトフ・キェシロフスキ監督による1991年フランス・ポーランド・ノルウェー合作映画(98分)です

同じ年の同じ日の同じ時刻に生まれた二人のベロニカ(イレーヌ・ジャコブ 二役)。一人はポーランドで歌の才能が認められ、初めて舞台に立つが 胸の痛みを感じ、突然の死を迎えてしまう もう一人は、パリで子供たちに音楽を教える先生。ある日、人形劇の人形使いのアレクサンドルに出会い、恋に落ちる 彼女はもう一人のベロニカが身近にいる感覚を覚え、これから自分の身に起こることを予感して行動するようになる

 

     

 

この映画は主人公のベロニカを演じたイレーヌ・ジャコブの魅力を抜きにしては成り立たない作品です

この映画ではトリコロール三部作と同様、音楽をズビグ二エフ・プレイスネルが担当していますが、ポーランドの舞台上で倒れたシーンで使われた音楽が、パリのベロニカが恋人に出会うシーンで使われるなど、音楽に大きな役割を与えています

この映画を観て、自分の分身のような人間がどこかに存在することがあるだろうか、と考えてしまいました というのは、私には一度そういう経験があるからです 今からン十年前の 社会に出てまだ3~4年くらいしか経っていない頃だったと思います。勤務先法人の入居するビルの地下1階に軽食喫茶Rがあり、その前を通った時、ガラス越しに私にそっくりの顔をしてそっくりの茶色のスーツを着ている人物が見えたのです 一瞬あれっ?!と思いましたが、急いでいたので振り返ることはしませんでした 先方はこちらに気が付いていませんでした。それ以来、二度と彼の姿を見ることはありませんでした こういうのをドッペルゲンガー現象と言うのでしょうか? あの時、もう一人の自分に声をかけていたらどうなっていただろうか? 皆さんにはそういう経験はありませんか

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