さむらい小平次のしっくりこない話

世の中いつも、頭のいい人たちが正反対の事を言い合っている。
どっちが正しいか。自らの感性で感じてみよう!

インド放浪 本能の空腹32 サダルストリート再び

2021-06-28 | インド放浪 本能の空腹
画像引用元 そうだ、世界に行こう インド旅行は危険!?観光時の注意点とリアルな治安状況について

30年近く前、私のインド旅行、当時つけていた日記を元にお送りしています。
前回は、長く過ごしたプリーから、インドへ来て初めて訪れた街、カルカッタ。
喧騒と混沌の極みのような街、そのパワーに圧倒され、たった二日で逃げるように、カルカッタとは真逆のような街、プリーへ旅立ち、再び戻ってきた、というところまででした

では、続きをどうぞ

************************


 駅の外はもう滅茶苦茶だった。人、人、人、車、車、車、リクシャ、リクシャ、リクシャ、けたたましいクラクション、インド音階の音楽、喧騒と混沌の極みだ、プリーとここではまさに天国と地獄だ…。

 おれは腰を落ち着けよう、と思っているホテルは決めていた。最初にここに来たとき、K君と待ち合わせ場所にしながら会うことができなかったSホテルだ。Sホテルはあのサダルストリートにある。

 サダルストリートまではタクシーで行くつもりであった。あの、人がはみ出して傾きながら走るバスに乗る気はなかった。
 しかし、タクシー乗り場を見ると、もうすでに大荷物を持った人たちで長い列ができていた。長い時間列車に揺られ疲れていたし、まして不慣れなこの街でああいう列に並ぶのは避けたかった。
 

Hi President… Taxi?
 
 一人のタクシーポン引きが声をかけて来た。

『ああ、サダルストリートまでだ』
『OK、それならば80ルピーで行ってやるけどどうだ?』

 80ルピー、日本円で400円、どれくらいボッタクられた金額なのかはわからないが、東京でタクシーに乗ればワンメーター520円だ、慣れるまでは多少金を使うのも仕方ない、おれは『OK、行ってくれ』、その条件を飲んだ。

 ポン引きの男が助手席に乗り、タクシーは走り出した。
 大河、フーグリ川を渡る。

ハウラー橋 イメージ

 世界で最も往来の多い橋だそうだ。
 ほどなくして、タクシーはサダルストリート、インド博物館脇に停まる。

 助手席のポン引きが後ろを向いて言う。

『80ルピーだ』

 これは駅で乗る前に、口頭とは言え成立した契約だ、当然おれに払う義務がある、だが、実際のメーターはその10分の1、8ルピーだ、この先この街にしばらくいようと思ったら少しおれも強くならなくてはいけない、試しにおれは言ってみた。

『メーターは8ルピーじゃないか…』
ア゛!? 何を言ってるんだ! お前は駅で80ルピーでOKと言った!』
『そうだけど…、まさか10倍とは思わなかった…』
『10倍だろうが何だろうが、お前は80ルピーでOKと言った!』

 しばらく押し問答を続けたが、ポン引きの顏が怒りに満ち、今にもとびかかってきそうな様子になったので止めにした。これはおれが全面的に悪いのだ、そもそもおれは払う気でいるのだから。

 おれは財布からガンディーの肖像入りの100ルピー札を取り出し

『釣りはいらない』

 そう言って金を払い車を降りた。すぐにポン引きと物乞いが寄ってくる。だが、おれはあの日のおれではない、毅然として歩を進める。堂々と地図を出して。

 インド博物館の壁を右手にサダルストリートを歩く、少し行って右に折れ路地に入る、路地は相変わらずゴミだらけだ、地面も黒くおおわれている、泥なのか埃なのか、良くわからないが何かが積って湿ってぬかるんでいる。

 Sホテルはその路地から更に奥まった路地の奥にあった。一度、ラームに連れて来てもらっている。

 Sホテルへの路地の入口に、湿った泥だか埃だかにまみれ、一匹の猫が半目を開いたまま死んで横たわっている。日本であれば、保健所やら役所やら、電話一本で片付けに来てくれるであろう、だが、ここはインド、しかもカルカッタだ。

 Sホテルには、ひとまず一週間分の金を払い、フロント、と言っても机が出ているだけだが、そのフロントのすぐ左手にある部屋へ通され、カギを受け取った。
 プリーで滞在した、バブーの伯父の経営するホテルに比べれば、ホテルの外観も汚いし、部屋は、汚くはなかったが、まあ狭い。シャワー、トイレを除いたプライベートスペースは畳三帖ほどだろうか、まあそれでもこの辺りの安宿の中ではいい方だ。
 おれは夜行列車の疲れもあり、荷物を乱暴に床に投げると、そのままベッドに横になり、静かに眠りに落ちた。



つづく***************

いよいよ地獄のような街、カルカッタ到着です。このあとしばらくこの街にいます。
ここではだれか友達ができる、ようなことはありませんでしたが、色々な衝撃を受けます。
次回以降で少しずつご紹介して参ります。
※引用元を示し載せている画像は、撮影された方の了承を頂いた上で掲載しております。それ以外の「イメージ」としている画像はフリー画像で、あくまでも自分の記憶に近いイメージであり、場所も撮影時期も無関係です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

めずらしく橋下さんのご意見に賛同

2021-06-24 | 社会・経済



橋下徹「尾身さんたちの提言に決定的に欠けていること」


こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です

めずらしく橋下さんのご意見に賛同したのでご紹介いたします

と、その前に、先日、あるブロガーさんの記事に少々熱くなり、コメントで持論を長々と述べてしまいました
弊ブログは、サブタイトルにもある通り、頭のいいはずの人たちが常日頃正反対の言い合いをしていることについて、素人である私たち一般人がどう感じるか、をテーマにしており、持論を述べつつ、それぞれの方がどう感じるか、押し付けることのないようあくまでも私的なブログを書いていたはずなのに… まったくの趣味のブログ、その記事のテーマにも外れた主張を長々と… 猛省しています 本当に失礼いたしました 
持論はブログで述べさせていただきます


さて、本題

上記リンク記事によれば、橋下さんが東京オリパラの開催について、私見を述べられています

『正解が分からない課題については、見解が対立する者たちがオープンの場で激論を交わすことが、正解を導くプロセスになる』

と論じ、行政も専門家の分科会も、双方このプロセスが欠如している、と

これは本当にその通りだと思います
これまでの緊急事態宣言、マンボウ、等、どのような科学的根拠に基づいてその対策を講じてきたのかが全く見えていませんし、1年以上も同じことを繰り返すだけで、違った視点を持つ専門家や識者を含め『激論』の末、現在のコロナ対策が行われているとはとても思えません


さらにこの方の記事

「まだ気を緩めるな」マスコミや専門家はいつまで"コロナ禍"を煽り続けるのか

ライターの中川淳一郎さんの記事です

長い記事ですのでわかりやすいところだけ抜粋

『人には寿命があり、いくら医学が発達しても死は避けられない。そして、年齢が高くなるごとにその数は増えていく。70代では平成30年に1万人あたり180人が亡くなった。一方、コロナで直近1年間で亡くなった方は1人。80代では平成30年に1万人あたり791人が亡くなったが、コロナで亡くなったのは5人。そのほかの年代では、コロナで亡くなる方は1万人に1人に満たない』

コロナがたとえ未知のもので、これまでのデータ蓄積がないもの、だと言っても、その数字は厳然たる事実であり、少なくとも1年半以上経過しています

中川さんは、さらにご自身の経験から、テレビやその他メディアに出いている『専門家』が、いかに当てにならないかも述べられています

本来科学的な対策、というものは様々なデータ分析、総合的な視点、そういったものを『激論』の末により近い正解を導くことで成り立つのだろう、ということで間違いないと思いますが、お二方が言っているのはそれがなされていない、と言うことです

そして逆に、大多数の国民は、今のコロナ対策が、様々な分野の専門家、そして政治家たちの実証、反論、反証の『激論』の末に成り立っている、と信じ込んでいるのだ、と小平次は最近思い知らされました

先日の記事で述べましたが、コロナによる直接死、死因が他にあることが明らかな死者を除いた実態数を、厚労省自ら把握していない、と言っている、その被害の程度がわからなくてどうしてその対策ができるのか、どうして『激論』を交わせるのか

そんな素朴な疑問を持つ人はまだまだ少数のようです

小平次がこれまでご紹介してきた学者や識者、もごく一部です

ですが

『大多数がそう言っているから真実だとは限らない』
『大多数がそう言っているから正しいとは限らない』

そんなことは古い歴史からも含め、何度も見てきたはずです


30年くらい前でしたか、HIV(以下エイズ)で世の中が大騒ぎしました

厚労省はじめ、各自治体などが、こぞって

『軽はずみな性行為』や『コンドームの使用の徹底』

などを、チラシやら冊子をつくり、大掛かりな啓蒙活動を行ったわけです

恥ずかしい話ですが、小平次はそのころ、まあ、若かったですし、結婚前でもありまして、酔っぱらってその道のプロ女性と、『軽はずみな性行為』を『コンドームの使用の徹底』せずにしてしまったのです

翌朝目覚め冷静になり、大変な後悔をすると同時に、とても不安な気持ちになりました

『エイズが伝染ったかもしれない…』

不安になりましたので、徹底的にエイズについて、自分なりに調べうる限り調べました

すると、おかしいのです

エイズウイルスは、キャリアの人との性行為で感染するには、100回から1000回、セックスをして伝染るか伝染らないか、程度の感染力の弱いウイルスだ、というのです

『キスして唾液でも伝染る』

みたいなことも言われていましたが、これも、キャリアの人の唾液をバケツ一杯くらい飲んで初めて伝染るか伝染らないか、だと言うのです

だとしたら、今感染している人たちはみな、これくらいこのことをして感染したのだろうか
ちょっと考えられない

にもかかわらず、なぜこんなにもチラシやら冊子やらで『性行為』ばかりが危険、と宣伝されるのだろう…

その後は皆さまご存知の通りです

危険だとわかっていた非加熱製剤を血友病の方々他、に投与し、多くの感染者を出してしまった

これを隠すため、厚労省はいかにも感染は自己責任、といった宣伝をしまくっていた…

かどうかはわかりませんが、少なくとも後の厚労大臣(菅直人・敬称不要)が謝罪し、ミドリ十字社の関係者が実刑判決を受けたわけです

こんなことはつい最近起きたことです

この時、小平次は思っていましたよ

エイズの感染予防について、当然専門家、政治家、その他の人々により、『激論の末』科学的根拠に基づいて大々的な啓蒙活動が行われたのだと

だから信じ込んでいましたし、自身の『軽はずみな性行為』も反省しました、まあこれは道徳的、倫理的観点からの反省が必要だったかもしれませんが…

ちなみに検査結果は陰性でした

人々の自由を奪う、『移動の自由』、『営業の自由』、『酒飲む自由』、その他たくさんの自由が今、強権(事実上)を揮われ制限されています

『違憲』

の可能性もあると、グローバルダイニング社が、行政からの施設使用制限命令に対し、法的根拠、科学的根拠を示せ、と東京都を提訴しています(賠償金請求額104円

『誰かの自由を奪うことに、私たちは議論を尽くしているか』
コロナ禍、日本社会の理不尽を問う(コロナ特措法違憲訴訟)

『グローバルダイニング・訴状』


本来『護憲派』の人たちはもっと騒ぐべきだと思いますが、騒ぐどころか『もっと対策を強化しろ!』『制限を増やせ!』

と普段の主張とは正反対のことを叫んでいます

何年か前の記事でも申し上げましたが

『強権により自由を奪われること』

これがどれほど悔しく、残酷で、そして危険なことであるのか


そして今、小平次は、多くの人がそのことをわかっていない、そう思い知らされています

企業が倒産し、失業者が出て、自殺者も増え、子どもが鬱になる、かけがえのない学校生活、子どもたちにとって二度のない大切な1年を奪う、それほどのことをするのであれば、今の対策がそれに見合う適正なものであることを、専門家も政治家も根拠を以て示して欲しい、ぜひとも『激論の末』の結果であることをわかるように説明してほしい

ずっとそう言い続けてきましたし、関係機関にもさまざまな形で問い合わせていますが、科学が成り立つためのはずである根拠提示、それへの反論、反証などの『激論』の結果を教えて頂くには至っておりません

少なくとも散々煽ったマスコミはそれを示す義務があると同時に、今後どういった形になれば収束した、と言えるのかも示す義務があるはずです

先に述べたエイズ、とコロナの状況は違うかもしれませんが、大多数が信じ込んでいたことと実態が違ったことに間違いはありません

数年前、朝日新聞が30年以上前の捏造記事について謝罪したわけですが、捏造報道後、世界中がその記事を信じ、今に至っています

捏造を暴いた『少数派』が示した科学的根拠に対する大多数側の反証など何一つ示さていないまま、世界中の多くの人が、捏造報道を漠然と信じ込んでいます

コロナ、に関して小平次が言っていることは、エイズや朝日よりずっと単純です

これだけ人々の自由を奪う対策と、コロナ被害の実態は釣り合いが取れているのか?

ということだけです

取れていない、と考える理由を示すために『少数派』の学者さん、識者さんの科学的根拠や意見、事実でしかない数字をたまにご紹介しています

今のところ、大多数は釣り合いが取れている、もしくは対策がまだ足らない、と考え、それに合わせた政策、対策がとられているようなのでコロナ収束はまだ先のことかもしれません

釣り合いが取れていない、と考える人が逆転すれば、日々感染者(陽性者)が今と同じように出て、その脅威の度合いは変わらないにもかかわらず、マスコミはその発表を止め、コロナは収束に向かうのでしょう

最後にもう一度

『強権により自由を奪われること』

それはとても悔しく、残酷で、そして危険なことです





御免!


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陰謀なんて存在しません①

2021-06-21 | 社会・経済



こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です

巷でよく言われる

『陰謀論』

っていったいなんでしょ?

そんなの聞いたこともないと言う人も多いと思いますし、知っててもバカバカしい、と思っている人が大多数だと思います

で、小平次もそんなに詳しいわけではありません

至極簡単に言えば、この世界の一握りの金持ち、が実は世界を牛耳り、自分たちの利益のために都合の良い世界を作ろうとしている、アメリカ政府などはもはやその手に落ちている、で、アメリカが落ちれば当然世界中に多大な影響を与え、特に我が国日本なんかはもはや完全に牛耳られている、そんな感じで合っているでしょうか

彼らは自分たちの都合で法律を作らせ、廃止し、時に戦争だってやらせます

その一部の金持ちの理想的な社会は、世の中で起きていることに疑問を持たず、従順に働き、それを幸せだと思う人ばかりの世界、たとえそれが不平等で不自由であってもそんなことを考えもしない人たちでまん延した世界、できれば国境なども無くし、低賃金労働者が自由に行き来できるようなユートピア世界、これは共産主義者の考えとよく似ています

ごく一部の金持ち、もしくは指導者のような支配者、と、それに群がる少数のエリート、大多数の従順な国民又は人民

最近では、例えば

トランプ支持者=陰謀論者

などと言われていたりもします

トランプさんで言えば、さらに

トランプ支持者=カルト宗教信者

多くのメディアがそんな論調でニュースや識者のコメントなどを報道しておりました

トランプさんは選挙に負けた? とは言え前代未聞の票を獲得したわけですので、上記のトランプ=陰謀論者等、が正しい報道であれば、アメリカ国内に陰謀論者やカルト宗教信者があふれかえっていることになりますが、そんなことがあるはずもありません

もしこれらが『陰謀論』などとバカの戯言で片付けようとされるのであれば、ちょっと待て、ってなります

何故なら、それは『陰謀』でもなんでもなく、ただの『現実』にしか見えないからです

ジョージ・ソロスさん、という有名資産家がいます

この人は1992年9月、イギリスポンドを爆売りして、イングランド銀行を破産寸前まで追い込み、多大な利益を得た人です

その結果、イギリス経済はどうなったか、は別として、一人の資産家、つまりは個人がイギリスほどの国の経済に多大な影響を与えることができる、ことがわかりました

どれほどの国でも、こんなことができる人間、または組織を無視はできません

時にこの人たちの都合に合わせた政策を実行しなくてはならない、そんなことは容易に想像ができます

さて、小平次の知人にちょっとした資産家の方がいます

ジョージ・ソロスさんの足元にも及びませんが、それでも、小平次がこの先、1年に1億円以上のお金を使って暮らしたとしても使い切れないくらいの資産を持っています

この人は投資家です

今は自分の会社も持ち、その会社でも儲けています

割と情深いところもありますが、利益追求になると非情な人でもあります

元々は株で儲けたわけです

最初の頃こそ、博打的なこともあったかもしれませんし、損もしたようですが、ある程度の資産を持つようになりますと、もう投資で失敗するようなことはないのです

なぜなら、けっこうな政治家とも懇意で、今、どんな法律が作られたり無くされたりするか、そういう情報をいち早く知ることができるのです

そこで、新法の施行や旧法の廃止などの情報から、どんな業態、業種が儲かるかがわかるのです

そういう情報は、『陳情』のような形で政策提言をして得られるものですから、インサイダーなどとも無縁です

時に情報を得るだけではなく、自ら組織だって『陳情』をして、新法の施行や旧法の廃止などをお願いすることもあるわけです

選挙公約にもなかったこと、人知れず法律が作られたり、廃止されたり、そんなこと覚えはありませんか

どう考えても一部の人だけに利益が回るような仕組みのため
どう考えても国と国民のためにならないようなこと

そんな法律が出来たり消えたり、見聞きしたことはないでしょうか

小平次の知人クラスでも、ある程度の影響力を以て法律の一つ二つ、作らせたり無くさせたりできるんです

それがイングランド銀行に壊滅的打撃を与えることができるような人たちともなれば、どれほどの力があるのか、説明の必要もないでしょう

これは『陰謀』でもなんでもない、ただの『現実』です

民主主義の世界で、トランプさんを支持したら『陰謀論者』『カルト宗教信者』とそれなりの力を持ったマスコミの大多数がそんなニュアンスの記事を書きまくる

これが『ただの現実』である証拠です

何十年も前から、イングランド銀行を潰すことを実際にやってのける人がいる一方、相変わらず今日の食料も無く飢えて死ぬ子どもたちがいる

これが『ただの現実』である証拠です

『今を幸せだと思っている奴隷ほど使いやすいものはない』

誰が言ったんだっけな?

ちなみに、トランプさんと敵対していたように見えたジョージ・ソロス氏、先の選挙ではバイデン陣営の選挙資金集めに大口献金をしたとか…

https://jp.reuters.com/article/usa-election-fundraising-idJPKCN24H382

少なくとも世の中を良くしたい、と考えバイデン氏に肩入れすような人ではないことは、イギリスポンドの爆売りを見れば一目瞭然ではないでしょうか



御免!






コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どーでも良さげなことを調べてみた 都道府県別 トップ検索ワード

2021-06-11 | どーでもよさげなはなし



こんにちは

小野派一刀流免許皆伝小平次です

今日、厚労省にコロナのことで電話したんですが、記事の最後で簡単にご報告します

さて、本日は久しぶりにどーでもよさげなことを調べてみました

ちょっとPCいじって、ネットで検索してますとね、例えば『あお』と入力しただけで

『青森 コロナ』

というのがトップ検索ワードで表示されます

なるほど~

それぞれ各都道府県民、または所用で越境する方も多少はいるかな

地元のコロナの状況が一番知りたいことなんですね~

で、調べてみた 各都道府県ごとに入力して、トップ検索ワードに検索されるのはなんだろう?

とりあえず2文字まで入力して何がトップか見てみます

では北から行ってみよう!!

北海道 → 『ほっ』→『ほっともっとメニュー』 『ほっか』→『北海道 コロナ』
青森  → 『あお』→『青森 コロナ』
岩手  → 『いわ』→『岩手 コロナ』
秋田  → 『あき』→『秋田 コロナ』
山形  → 『やま』→『ヤマト運輸 追跡』   『やまが』→『山縣亮太』 おお!ここまでコロナなし!
      『やまがた』→『山縣亮太』 

おおお! すごい! 山縣亮太さん みんななんだかんだオリンピック期待してるんですね 

宮城  → 『みや』→『宮城 コロナ』
福島  → 『ふく』→『福岡県 コロナウイルス感染者』 ありゃ、こっちがでちゃいました
      『ふくし』→『福島県 コロナウイルス感染者』

なるほど、県名の最初が同じだと検索の仕方も変わるようです

新潟  → 『にい』→『新潟県 コロナウイルス感染者』

と、ここまでやって疲れちゃいましたので、2文字入力してコロナ以外のワードが出た都道府県のみご報告します

山梨 → ここは山形や山口があるので、『やまな』まで入力しないと表示されませんでした
福井 → ここも山梨と同様ですね

愛知 →  『あい』→『アイフォン』    
京都 →  『きょう』→『競艇』 ナイス!
島根 →  『しま』→『しまむら』
岡山 →  『おか』→『おかえりモネ』 さすが朝ドラ!
高知 →  『こう』→『高速道路料金』
佐賀 →  『さが』→『佐川急便 追跡』

大分は大阪があるため『おおい』まで入力しないと出ませんでした

長崎 →  『ながさ』→『長澤まさみ』
熊本 →  『くま』→『熊田曜子』
宮崎 →  『みや』→『宮沢りえ』

おー、九州すごいな

さて、相変わらずどーでも良さげなことを時間使って調べてみました

日本国民の今一番気になることはやっぱり『コロナ』だと、よくわかりました



さて、冒頭で申し上げた通り、本日、厚労省に『コロナの死者数の実態について』電話をしてみました

以前、厚労省が各自治体に対し、死因を問わずコロナ陽性であればコロナ死として報告するよう通知したわけですが、当然それではコロナの直接死者数など把握もできず、把握できないのであれば、適正な対策もとれないのではないか、と素朴な疑問をずっと持ち続けてきたわけです

で、もういい加減にして欲しいので、その辺のことを聞いてみたわけです

で、対応は…

『各自治体からの報告を発表しています!』
『その数字が実態と違っていて、例えば実際はもっと少なかった場合、その対策を根本から見直す必要もあるのではないですか?』
『各自治体からの報告を発表しています!』
『以前、各自治体に厚労省から通知を出したと報道にありましたが、その回答はつまり実態を把握できていないということでいいですか?』
『各自治体からの報告を発表しています! 貴重なご意見として承ります!』
『把握できていない、ってことですね?』
『そうなりますが、各自治体からの報告を発表しています! これ以上のことはメールでお問い合わせ下さい』
『そのメールの問い合わせでまともな返答をもらったことがないので電話しています』
『これ以上のことはメールでお問い合わせ下さい!』


御免!
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニュース 『今こそ再認識すべき「ワクチン望まぬ人」への配慮』

2021-06-08 | 社会・経済


こんにちは
小野派一刀流免許皆伝小平次です

ニュース 『今こそ再認識すべき「ワクチン望まぬ人」への配慮』


この記事を書いたのは弁護士先生なので、どちらかというと人権屋さん的な感覚の内容になってますが、まあその通りだろうと思いますのでご紹介しました

想像に難くないのですが、職場や学校、様々なところで

『強制ではない』

と言いながらも、周囲の状況、同調圧力、下手すれば差別、などで打ちたくなくてもワクチン打たざるを得ないようになる人がきっとたくさん出てくるでしょう

小平次は?

もちろん打ちませんよ

さて、先日のこと、小平次の妻方の伯父、が81歳で亡くなったので、お花と香典を持って家族で伯母の家へ行ってまいりました

色々故人の思い出話などを一通りした後、話題はコロナのことに

伯母は一回目のワクチン接種を先日行ったそうです

二回目もう決まっているそうで、幸いにして今のところ副反応のようなものはないようです

小平次の娘がずっと大学にも行けない、というような話を聞いて伯母が言います

『〇〇ちゃんも早くワクチン打てるといいね』

大変お世話になった親族ですので、小平次はこの言葉に特に何も言いませんでした

おそらく娘はワクチンを打つ気はないでしょう

打ったことで音楽活動が再開できる、となれば考えるかもしれませんが

伯母はとても優しい人で、小平次夫婦、娘、ほんとにお世話になりました

でも、この時、思いました

小平次はこのブログなどで、数字、データ、専門家の話、スウェーデンの成功例、などを話し、コロナはインフルエンザよりも脅威とは言えないのではないか、対策もインフルエンザ並みで良いのではないか、と訴えてきましたが、テレビの煽り報道、それに流される自治体、国の対策、それががどれだけ非科学的で根拠に基づかないものであっても、大多数の人は伯母と同じように『無知(侮蔑の意味ではない)』であり、ただ大多数の言っている事が真実だと思い込んでいるのだ、と

5月の記事で、20代の若者のコロナ死者は、記憶の範囲で基礎疾患のあった2人、と言いましたが、ちょっと古いデータで今年の2月頃のデータでしたので、記事を訂正しました

最新の厚労省の発表によれば

新型コロナウイルス感染症の国内発生動向(速報値)令和3年6月2日.


この6月2日の時点で20代の死者は7人です。これはもちろん発生からの累計です

ここ数ヶ月で増えているので、若者もある程度の警戒は必要かもしれませんが、小平次はこの数字で考えを改めるようなことはありません

不幸にも亡くなった若者、本当に残念なことと思います

ですが、日本の総人口の内、20代はここ数年1200万人くらいで推移しており、若者のその他の死因と比較し、その一つとして見た場合、経済を止め、行動を制限し続けるものではなく、また、本来踏むべき手順、必要な治験などを端折ったワクチン、死亡との因果関係は評価中、もしくは評価不能とのことで、あるともないとも言い切れないわけですが、接種後わずか数日の内に亡くなった方が、20代の健康な人を含め、5月下旬時点で85人もいた、娘の年齢でコロナで死ぬ確率はほぼゼロに等しく、そう考えれば小平次はとても娘に打てとは言えません

若者の死因

さて、コロナ対策、最初に緊急事態宣言を出してから約1年、やって来たことはほとんど同じです

小平次は、東京都の『新型コロナウイルス感染症対策本部会議』なるものの議事録にできるだけ目を通していますが、始めから『抑制政策』ありき、であり、違った視点からの対策を考える、などとはほど遠いと言えます

1年以上同じことを繰り返し、ただひたすら飲食店など一部をターゲットに制限をかけてきた

それでほとんど何も変わっていません
今までの対策で効果が見られないのであれば、例えば、こんな人 高橋泰・国際医療福祉大学教授とか、第2次安倍内閣の内閣官房参与を務めたこんな人 藤井聡・京都大学教授達のような違った視点から対策を見直す、そういったことが必要であり、それで初めて『議論を尽くした上で、今の対策を実施した』と言えるのではないでしょうか

その他これまでの対策の検証などまるで行わず、ただバカの一つ覚えのように制限をかけ続けている

こんな状況でよく

『飲食店は時短に従え!』
『飲食店は酒を出すな!』
『若者は外に出るな!』

などと言えるのだ、と思います

国の決めたこと、行政の決めたこと、だから自粛しろ! 遠出をするな! さらにその上、ワクチン接種をしない奴は非国民だ!

などとなれば、もはや全体主義の始まりです

どちらが正しいとかではなく、様々な視点、高齢者の感染対策、経済の崩壊、若者の自殺増、子どものコロナ鬱、など総合的に考え、本当の意味で議論を尽くして欲しいと願います


御免!

※ちなみに冒頭に貼った画像、年代別のコロナ死者のグラフですが、全ての総死者数をグラフにしても同じような形状になります

昨年の超過死者数が前年より減っている事実なども加味して、それが何を意味するかは分かる方はお分かりになると思います







コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インド放浪 本能の空腹31 カルカッタ!!

2021-06-03 | インド放浪 本能の空腹

画像引用元 そうだ、世界に行こう。バックパッカーの登竜門!インドの寝台列車あるある10選

30年近く前の私のインド一人旅
その時につけていた日記を元にお送りいたしております

長く滞在し、とてもゆっくりと過ごした美しい海のある街、プリー、をいよいよ後にし、『都市文明化の失敗作の街』と謳われるカルカッタへ向けて旅立った、というところまででした

では、続きをどうぞ


***********************

 インドのどこか海辺の小さな街、それはどことも決めず、行き当たりばったりで気に入った街があれば、そこに長く滞在し、住民のようになって過ごしたい、おれは3年間のサラリーマン生活をしていた間、漠然とそんなことを思い描いていた。
 その街で友達を作り、街を歩けば顔見知りとあいさつを交わす、できれば自転車も買いたい、それに乗って街を走りたい、そしてその街を去る時、自転車を貧しい子供に譲りたい、そんなことも考えていた。
 自転車のことを除けば、他のことは全てかなった、それはつまりおれのインド旅行の目的を達した、ということだ、さらに言えばもう日本に帰っても良いのだ。それくらいにプリーで過ごした日々は充実していた。

 だが、それはインドと言う国の片一方しか見ていない、あの喧騒と混沌の極みのような街、カルカッタ、凄まじい数のポン引き、手のない人、足のない人、目がつぶれたようになっている人、両足が無く、上半身だけで手製のスケートボードに乗ってやって来た老人、指が全て溶けて無くなっている人、そんな物乞いがひしめく街、カルカッタ、ゴミだらけの街、カルカッタ、プリーとは真逆の、もう一方のインドの象徴のような街、カルカッタ、おれはその街にただただ圧倒され、ビビりまくり、逃げるようにプリーへ旅立った。詐欺で15万円もボッタクられた上で…。

 カルカッタでどれだけの時間をすごそうか、それは決めていなかった。ただ、あの街で、普通に、日常を過ごせるようになるまで、もう十分だ、そう思えるまではいようと思っていた。


『コヘイジ、なんで一等車でカルカッタへ行くんだ?』

 プリーを旅立つ直前、ロメオがそう言った。金がもったいない、ということだ。ガイドブックにも、インドの列車の旅は二等が良い、ごく普通のインド人と触れ合える、などと出ていた。
 だが、プリーに向かう時乗った二等車、まるでラッシュアワー並みのぎゅうぎゅう詰めの座席、そこで押し合いへし合い窮屈な格好で何とか寝るスペースを確保し、そのままの姿勢で夜の闇を走る列車に随分と長い時間揺られた、もうこりごりだったのだ。『インド人と触れ合える』、いや、『肌まで触れ合える』、そんなのはまっぴらごめんだったのだ。もはやトラウマだ。金がもったいない、と言っても、同じ距離を日本で新幹線に乗れば10倍はするだろう、ケチる理由はなかった。

 一等車は快適だった。一度だけ大男が乗って来たが、すぐに降りた。その時以外はずっと広い空間を独り占めできた。インドの列車旅行は『一等に限る』、そう思った。

『さ、さ、寒い…』

 どこか、高地に入ったのだろうか、プリーでは半そで一枚で全く問題なかったが、車内は突然震えるほどに寒くなった。おれは、カルカッタで、詐欺師『ラーム』と友達になった証の物々交換で、お気に入りの春物ハーフコートと交換した『ナイロン』糸があちこちからむき出しになっている、ラーム曰く『カシミヤのセーター』、をバッグから取り出した。サイズも合わず、ピチピチキツキツのセーターを着る、気のせい、と言われれば否定はできない程度に少しばかり体が温まる。

 やがて列車は高地を抜けたのか、寒さが和らいでいく。それに合わせおれも眠りに就く。

 気づけば朝になっていた。インドの列車の車窓はとにかく緑だ。密林のようなところ、湿地のようなところ、赤茶けた荒涼とした地面が広がる時もあるが、基本的には瑞々しい緑だ。


画像引用元 そうだ、世界に行こう。バックパッカーの登竜門!インドの寝台列車あるある10選

 しばらく走ると、やがてその緑が消えて行く。煤けて朽ち果てそうな建物が徐々に増えていく。さらに走ると、煤けたビルの密集度も増し、線路が幅広く扇状に何本もにも広がり、明らかに大きなターミナル駅が近づいてきたことがわかる。



 遂に戻ってきてしまった。

 おれは気を引き締めて列車を降り、駅の外へ出る。けたたましく鳴り響く車やオートリクシャのクラクション。

 人、人、人、車、車、車、リクシャ、リクシャ、リクシャ!!

 人がはみ出すほどにつめ込まれ、傾きながら走るバス、たちまちおれはその喧騒と混沌に引き摺り込まれていく。

 だが、おれはもうあの時のおれではない!

 『カルカッタ!!!』

 さあ、いざ行かん!!


************************************つづく

カルカッタ、まあ、すごい街でした。日本人旅行者が、やって来たはいいけど、ホテルから一歩も外へ出られなかった、などということが良くある、とガイドブックには出ていました。インドを旅するならば、いきなりカルカッタではなく、まずは少しでもヨーロッパナイズされたデリーから入った方が衝撃が少ない、とも。どんな衝撃が待ち受けているか、次回から少しずつご紹介して参ります。
※引用元を示し載せている画像は、撮影された方の了承を頂いた上で掲載しております。それ以外の「イメージ」としている画像はフリー画像で、あくまでも自分の記憶に近いイメージであり、場所も撮影時期も無関係です。



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする